睡眠の質の改善
2016/06/19
尊敬する白澤卓二先生の毎日新聞への投稿文です。
肥満症の人は睡眠時無呼吸症候群を高い確率で合併するために、良い睡眠の質が保てないことが知られている。 肥満症は2型糖尿病やがんの発症リスクも上昇させ、中年期以降の生活の質を著しく損ねるので、減量が必要である。 しかし、減量のためのダイエット食で十分にたんぱく質を摂取しないと、良い睡眠の質が保てないことが報告され話題を呼んでいる。
米国パデュー大学栄養科学のウェイン・キャンベル教授らの研究グループは、過体重か肥満の被験者44人を2群に分け、対象群には通常のたんぱく質量(体重1キロ当たり0.8g)のダイエット食、高たんぱく質摂取群には通常の約2倍のたんぱく質量(体重1キロ当たりこうたんぱく1.5g)のダイエット食を16週にわたり摂取してもらい、毎月、睡眠の質をピッツバーグ睡眠問診票(PSQ1)で評価した。
この問診票は、睡眠時間、睡眠の連続性、日中の眠気の有無、主観的評価や睡眠薬の使用などをスコア化したもので、睡眠の質を数値化して評価できる。
解析の結果、高たんぱく質群の被験者は、3か月目と4か月目に睡眠の質が向上していることが明らかになった。 被験者は主に牛肉、豚肉、大豆、豆類、乳たんぱくからたんぱく質を摂取したが、これらのたんぱく質は睡眠の質を左右するセロトニン、メラトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の原料となるトリプトファンやチロシンなどのアミノ酸の供給源となるとキャンベル教授は考察する。 しかし、高たんぱく質が増えた分、炭水化物の摂取量を抑えているので、低糖質が睡眠の質を良くした可能性も否定できない。
以前のコラムでも夕食と睡眠の関係を紹介したが、質の良い睡眠のためには高たんぱく質で低糖質の夕食が良さそうだ。(白澤卓二・元順天堂大大学院教授)
睡眠の質は、結局セロトニン・メラトニンの量によると言っているようです。
それなら、高たんぱく質・低糖質などと言わず、メラトニンを睡眠薬として使用せよと言うべきです。
私[渡邉]は、透析で月・水・金の午後5時間ベッドに横たわります。テレビも面白くなくうんざりしていましたが、メラトニン服用で、よぴ睡眠が取れます。1時間ごとに血圧測定で起こされますが、すぐ起きれます。そして又すぐ、眠れます。眠ると血圧が下がると、以前は看護師さんに起されベッドの足側を高く上げられていましたが、1年もすると、血圧の低下はなくなりました。
厚生省は、メラトニンの使用を許可すべきです。副作用もなく、免疫も向上させるホルモンですから、既存の睡眠薬保護など止め、規制改革すべきです。
アマゾンでも、今は、メラトニンは買えなくなりました。トリプトファンはホルモンではないので販売されています。手持ちのメラトニンが無くなれば、トリプトファンを代理に使わねばなりませんね?
私は肥満気味ですが、無呼吸などにならずイビキもかきません。透析室では、イビキをかくと迷惑だと起こされる患者さんもいます。
睡眠は 低糖高蛋 メラトニン 眠るのも 意志を定めて 無意識に
2016/06/19
尊敬する白澤卓二先生の毎日新聞への投稿文です。
肥満症の人は睡眠時無呼吸症候群を高い確率で合併するために、良い睡眠の質が保てないことが知られている。 肥満症は2型糖尿病やがんの発症リスクも上昇させ、中年期以降の生活の質を著しく損ねるので、減量が必要である。 しかし、減量のためのダイエット食で十分にたんぱく質を摂取しないと、良い睡眠の質が保てないことが報告され話題を呼んでいる。
米国パデュー大学栄養科学のウェイン・キャンベル教授らの研究グループは、過体重か肥満の被験者44人を2群に分け、対象群には通常のたんぱく質量(体重1キロ当たり0.8g)のダイエット食、高たんぱく質摂取群には通常の約2倍のたんぱく質量(体重1キロ当たりこうたんぱく1.5g)のダイエット食を16週にわたり摂取してもらい、毎月、睡眠の質をピッツバーグ睡眠問診票(PSQ1)で評価した。
この問診票は、睡眠時間、睡眠の連続性、日中の眠気の有無、主観的評価や睡眠薬の使用などをスコア化したもので、睡眠の質を数値化して評価できる。
解析の結果、高たんぱく質群の被験者は、3か月目と4か月目に睡眠の質が向上していることが明らかになった。 被験者は主に牛肉、豚肉、大豆、豆類、乳たんぱくからたんぱく質を摂取したが、これらのたんぱく質は睡眠の質を左右するセロトニン、メラトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の原料となるトリプトファンやチロシンなどのアミノ酸の供給源となるとキャンベル教授は考察する。 しかし、高たんぱく質が増えた分、炭水化物の摂取量を抑えているので、低糖質が睡眠の質を良くした可能性も否定できない。
以前のコラムでも夕食と睡眠の関係を紹介したが、質の良い睡眠のためには高たんぱく質で低糖質の夕食が良さそうだ。(白澤卓二・元順天堂大大学院教授)
睡眠の質は、結局セロトニン・メラトニンの量によると言っているようです。
それなら、高たんぱく質・低糖質などと言わず、メラトニンを睡眠薬として使用せよと言うべきです。
私[渡邉]は、透析で月・水・金の午後5時間ベッドに横たわります。テレビも面白くなくうんざりしていましたが、メラトニン服用で、よぴ睡眠が取れます。1時間ごとに血圧測定で起こされますが、すぐ起きれます。そして又すぐ、眠れます。眠ると血圧が下がると、以前は看護師さんに起されベッドの足側を高く上げられていましたが、1年もすると、血圧の低下はなくなりました。
厚生省は、メラトニンの使用を許可すべきです。副作用もなく、免疫も向上させるホルモンですから、既存の睡眠薬保護など止め、規制改革すべきです。
アマゾンでも、今は、メラトニンは買えなくなりました。トリプトファンはホルモンではないので販売されています。手持ちのメラトニンが無くなれば、トリプトファンを代理に使わねばなりませんね?
私は肥満気味ですが、無呼吸などにならずイビキもかきません。透析室では、イビキをかくと迷惑だと起こされる患者さんもいます。
睡眠は 低糖高蛋 メラトニン 眠るのも 意志を定めて 無意識に
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