談合汚職も飽いたなぁ 2006/10/25
福島県知事が逮捕されました。
20年も知事を続けた人だから、良い政治をした政治家でしたでしょうに、一つばれると袋叩きで、可哀想にも感じます。
高校時代、日本史の授業で、鬼の福島県令 三島通庸 を習いました。
自由民権運動を弾圧し、教科書には、悪代官のように書かれていました。
福島県というと、それを思い出し。必要以上に叩いていないかぃ?
100の仕事があって、51の良いことをし、49の悪いことをしたとすれば、現在の多数決の原理で動く政治の世界では、良い知事とならないかなぁ?
民間の仕事では60点で合格だが、公務員の仕事は50点で合格と認識されているから、知事も同じ基準で採点してもいいのではないか?
99良い仕事をしても、1悪い仕事があれば、袋叩きでは知事も大変だ。
どんなものにも、副作用があることを頭に置いて考えたい。
毒のない薬などないと、権威ある医者は言います。
カタログで覚えた薬をあれもこれも処方するのは、頼りない医者です。
スモン病その他薬害訴訟も沢山起こっています。
副作用を無視した結果です。
政治家だって毒のある薬で、副作用があるのです。
良い仕事をする知事ほど悪いところもあり、清廉潔白な知事は何もしないペーパードライバーのようなものである場合が多いように感じます。
談合汚職など、知事が主体的に起こすことは出来ず、業者がその仕事を受注したいがため、誘惑しているのです。
ヤクザに誘惑され、夜の女になったお嬢さんのようなものです。
日本国民の道徳が50点以下のところに、政治家に100点の道徳を要求するのは無理ではないかぃ?
日本では工事にせよ物品購入にせよ、大量で利幅のあるものは全て談合によって秩序づけられていますのに、悪だと決め付け排除すれば、パンドラの箱を開けたように別の不具合が色々出そうに思えます。
談合で受注が決まれば、仕事の内容に集中できるのに、競争入札で総てを決めるとすれば、見積もりの経費も掛るし、受注出来ない時のために、人員削減もしなくてはならない。
大体ジョイント・ベンチャーなど、談合そのものではないか?
業者の意志に関係なくお役所がメンバーを決めて組み合わせるのですから、談合を前提としたシステムとなっています。
業者が独自にメンバーを決めようとすれば、談合のための組織である土工協はじめ建設業者の組合を前面に出さざるを得ず、メンバー組み合わせそのものが談合に発展します。
アメリカでは、談合なしですが、土木技師はほとんど土建会社の正社員ではなく、工事受注毎に、その工事用人員を募集し採用するのです。
日本でも総て競争入札にするとなれば、土木技師も建築士も首切りし、
臨時雇いとしなければ会社が持たない気がします。
国内業者が談合で割高な工事費だったとしても、その利益は国内で費消され、
飲屋街その他がうるおい、景気が良くなるだろう。
工事費を安くするためには、予算を削って発注単価を低くすればいい。
手続き上の公平さの美名に隠れて、競争入札で談合排除すれば、暴力団や圧力団体が指名・入札を仕切るようになりそうにも思える。
明治時代の鉄道工事の入札では、土地のやくざが談合屋として受注業者を決め、談合金を取っていました。
その談合屋を排除し業者が主体的に落札業者を決めるやり方が、現代の談合であり民主的に運営されていました。
天の声というものは、無視して業者が話し合いで決めていましたが、業者団体の長の力が弱まったところに、天の声を重視するようになったと聞いたことがあります。
水清ければ、魚棲まず
そんな談合汚職より、公務員人数を減らすことも出来ず、定年させても外郭団体で雇用し、無駄に給料を払っている方が、何倍も害悪がある。
日本がつぶれるとしたら、談合等のせいではなく、公務員の無駄からでしょう。
福島県知事が逮捕されました。
20年も知事を続けた人だから、良い政治をした政治家でしたでしょうに、一つばれると袋叩きで、可哀想にも感じます。
高校時代、日本史の授業で、鬼の福島県令 三島通庸 を習いました。
自由民権運動を弾圧し、教科書には、悪代官のように書かれていました。
福島県というと、それを思い出し。必要以上に叩いていないかぃ?
100の仕事があって、51の良いことをし、49の悪いことをしたとすれば、現在の多数決の原理で動く政治の世界では、良い知事とならないかなぁ?
民間の仕事では60点で合格だが、公務員の仕事は50点で合格と認識されているから、知事も同じ基準で採点してもいいのではないか?
99良い仕事をしても、1悪い仕事があれば、袋叩きでは知事も大変だ。
どんなものにも、副作用があることを頭に置いて考えたい。
毒のない薬などないと、権威ある医者は言います。
カタログで覚えた薬をあれもこれも処方するのは、頼りない医者です。
スモン病その他薬害訴訟も沢山起こっています。
副作用を無視した結果です。
政治家だって毒のある薬で、副作用があるのです。
良い仕事をする知事ほど悪いところもあり、清廉潔白な知事は何もしないペーパードライバーのようなものである場合が多いように感じます。
談合汚職など、知事が主体的に起こすことは出来ず、業者がその仕事を受注したいがため、誘惑しているのです。
ヤクザに誘惑され、夜の女になったお嬢さんのようなものです。
日本国民の道徳が50点以下のところに、政治家に100点の道徳を要求するのは無理ではないかぃ?
日本では工事にせよ物品購入にせよ、大量で利幅のあるものは全て談合によって秩序づけられていますのに、悪だと決め付け排除すれば、パンドラの箱を開けたように別の不具合が色々出そうに思えます。
談合で受注が決まれば、仕事の内容に集中できるのに、競争入札で総てを決めるとすれば、見積もりの経費も掛るし、受注出来ない時のために、人員削減もしなくてはならない。
大体ジョイント・ベンチャーなど、談合そのものではないか?
業者の意志に関係なくお役所がメンバーを決めて組み合わせるのですから、談合を前提としたシステムとなっています。
業者が独自にメンバーを決めようとすれば、談合のための組織である土工協はじめ建設業者の組合を前面に出さざるを得ず、メンバー組み合わせそのものが談合に発展します。
アメリカでは、談合なしですが、土木技師はほとんど土建会社の正社員ではなく、工事受注毎に、その工事用人員を募集し採用するのです。
日本でも総て競争入札にするとなれば、土木技師も建築士も首切りし、
臨時雇いとしなければ会社が持たない気がします。
国内業者が談合で割高な工事費だったとしても、その利益は国内で費消され、
飲屋街その他がうるおい、景気が良くなるだろう。
工事費を安くするためには、予算を削って発注単価を低くすればいい。
手続き上の公平さの美名に隠れて、競争入札で談合排除すれば、暴力団や圧力団体が指名・入札を仕切るようになりそうにも思える。
明治時代の鉄道工事の入札では、土地のやくざが談合屋として受注業者を決め、談合金を取っていました。
その談合屋を排除し業者が主体的に落札業者を決めるやり方が、現代の談合であり民主的に運営されていました。
天の声というものは、無視して業者が話し合いで決めていましたが、業者団体の長の力が弱まったところに、天の声を重視するようになったと聞いたことがあります。
水清ければ、魚棲まず
そんな談合汚職より、公務員人数を減らすことも出来ず、定年させても外郭団体で雇用し、無駄に給料を払っている方が、何倍も害悪がある。
日本がつぶれるとしたら、談合等のせいではなく、公務員の無駄からでしょう。