朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

医療パラサイト

2014-01-18 20:35:50 | 21世紀
医療・介護に巣食うパラサイト
2014/01/19
「小倉医師会会誌」に郡家正彦先生の書かれた記事を拝見しました。
 医療・介護の世界でも、医師を商売の仲間として、金儲けしようとする人が居るそうです。
 ●PET検診専門のクリニックは全て自費です。保険の検査は行いません。
 民間病院に「ぜひ患者様を紹介して頂きたい。また、万が一ガンが発見された場合は、一旦先生にお返しするので、先生から適切な病院へ紹介いただければと思います。そうすれば、先生に紹介料も入るわけで・・・」と宣伝に来るそうです。それは事務長で、医師は使い捨てのように変わるけれど事務長は何年も続いておるそうです。
 ●プラセンタを民間医院の窓口で宣伝します。
 プラセンタ注射を受けると献血はできなくなります。平成18年10月10日から、厚生労働省の指示により、ヒト由来プラセンタを注射された方からは、安全性が確認されるまで、糖分の間は献血をご遠慮いただきます。
 ヒト胎盤を原料としていることによる感染症伝播の危険性を完全に除去することはできないのです。
 そういう事もあり、安いプラセンタは豚から作られるようになえり、医師側にとって1本1000円~2000円のお小遣い稼ぎになっているそうです。
 ●門前薬局・オコボレ頂戴と開業医院の側に設置します。開業医院からすれば、give and giveの存在です。日本の健康保険制度そのものに寄生している典型例です。
 ●エステサロンからこんな申し入れもあるそうです。医療機関でなければ処方出来ない美容整形の薬を処方して貰いたい。脱毛処理前に局所麻酔を打って欲しい。その対価として、エステの施術料の6%をバックする。その代りに紹介した患者さんがエステ関連以外の疾患で受診することがあったら5~10%
の代金を支払って欲しい。勿論断りましたが、暴力団風の男性同席の話でした。
以上医師会誌から引用
 何処の世界でも、儲け話で動く人は多いようです。
 厚生労働省も医療費制限のため、在宅医療を増やそうと在宅医療一人一か月20万円の制度を作っているそうです。医師一人事務員一人雇用し、患者30人固定患者にすれば600万円になり、素人事務長でも月収100万円いけるとの記事を見たことがあります。病院で一人患者が死ぬと、その終末医療には300万円平均掛るそうで、これを減らすための施策だそうです。
 年金基金事務長が使い込んだり、証券会社が損失を出させたりするよりは?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿