朝礼の話題

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寝る子は育つ

2013-10-25 04:44:58 | 21世紀
寝る子は育つ
2013/10/25
 メラトニンは眠りを誘う、『睡眠ホルモン』の一種です。
メラトニンが「脈拍」「体温」「血圧」などを低下させることで睡眠の準備が出来たと体が認識し、自然と眠りに入っていくのです。
メラトニンは、昼間はほとんど分泌されず、夕方から夜間にかけて多く分泌されるようになっています。 分泌の量をコントロールすることで、適切な時間に眠りにつけるようになっているわけです。
メラトニンが不足すると、不眠症などの睡眠障害を引き起こします。
また、メラトニンの材料は脳内の神経伝達物質である『セロトニン』であるため、セロトニンが不足することから、メラトニンが不足することもあります。
セロトニンの不足はうつ病の原因として知られており、『うつ病=セロトニン不足=メラトニン不足=不眠症』と言う関係から、うつ病の方の多くは不眠症になるとされています。
 メラトニンは睡眠や生活リズム、さらには若さを保ったり、細胞の酸化を防ぐことにまで関わる重要なホルモンです。
メラトニンは一生のうち、幼児期に一番多く分泌され、歳を重ねる毎に分泌量が減っていきます。子供がよく眠り、歳を取ると眠る時間が短くなる理由です。
 人間の身体は光を感じると、メラトニンを分泌しません。皮膚で感知するのでアイマスクでは、効果ないそうです。小さなスイッチの光も分泌を止めるそうです。1cm先が見えない暗闇が睡眠には最適です。
 メラトニンには抗酸化作用があり、活性酸素や一酸化炭素などを分解・除去する効果があるそうです。風邪や体調の悪い時、眠くなるのはメラトニンを分泌し、ウイルスを殺し、体調を整えるシステムです。寝たい時は寝ましょう。
 年齢を重ねるごとにメラトニンの分泌は減っていきます。70歳を超えると、夜間になってもメラトニンの量は昼間と同じくらい少なくなります。このメラトニンの不足により、老人は朝が早く、夜中に何度も目が覚めてしまいます。夕方以降に人工的にメラトニンを投与すると、老人も夜ぐっすりと眠れるようになるそうです。メラトニンはサプリメントとして販売されています。変な睡眠薬より効果的のようです。自殺などには使えませんものね。
 メラトニンの材料は脳内の神経伝達物質である『セロトニン』であるため、セロトニンが不足することによってメラトニンが不足することもあります。
セロトニンは幸福感のホルモンで、幸福を感じていれば、鬱も不眠も寄ってきません。鬱や不眠を問題にするより、幸福感を持つ生活、セロトニン豊富な生活を探求することをこころざしましょう。そして沢山寝ましょう。