雨が降らぬので、湖はどんどん湖面を下げてゆく。
海面よりも低いという。
奇怪な塩の景観。
むかし人は、そのなかで
<ソドムとゴモラ>
塩の柱となった、ロトの妻を物語りした。
過去を振り返っては、前には進めぬ。
何でもありなのが、旧約聖書。
この世の破滅の、その後ならば
近親相姦なんてェのも、大いにけっこう。
画面の手前には、子犬がちょこん。
これ、多産のシンボル。
ロト(ヘブライ語Lot )は『旧約聖書』の登場人物である。『創世記』11章後半から14章、および19章に登場する。父はテラの息子ハランであり、ロトはアブラハムの甥にあたる。また、『新約聖書』では義人として紹介されている( 『ペトロの手紙二』 )。
アブラハムに伴って古代エジプトへ、そしてカナンへと旅をするが、アブラハムの牧夫とロトの牧夫との間に争いが起きたため、ロトは肥沃な土地である東方のヨルダン地域へと移動し後にソドムへと移住する。エラムの王ケドルラオメルによってソドムが略奪されると、ロトの家族は家財もろとも捕虜として連れて行かれるが、そのことを伝え聞いたアブラハムによって救出される。
後に、天使がソドムに派遣され、ヤハヴェがソドムとゴモラを滅ぼすことを決定したことをロトに伝える。そこでロトは夜が明ける前にロトの妻(ヘブライ語 エシェット・ロット)と2人の娘を伴ってソドムを脱出し、近隣の都市ツォアル(ベラ)へと向かう。逃げる際に「後ろを振り返ってはいけない」と指示されていたが、ロトの妻は後ろを振り返ってしまい、「塩の柱」(ヘブライ語 ネツィヴ・メラー)となる。
その後、彼らは山中の洞窟に移住したが、ここで娘たちは父を酔わせ、父によって男子を1人ずつ生んだ。長女の息子は「モアブ(父親より)」と名付けられモアブ人の祖となり、また、次女の息子は「ベン・アミ(私の肉親の子)」と名付けられ後にアンモンの人々の祖となった。
ロトがいた洞窟とされる場所はビザンチン時代はキリスト教徒の巡礼地となり、教会が建造された。この教会の遺跡(アラビア語 UNGEGN式: Deir 'Ain 'Abata デイル・アイン・アバタ)が死海東南岸に残されている。教会横には「ロトの洞窟」が存在する。教会は現代のヨルダン王国カラク県に位置するが、カラク地域は歴史的には「モアブ」と呼ばれていた。洞窟で生まれたというモアブ人は鉄器時代には同地域に王国を築いていた。(Wikipedia)
水っぽい文化の日本では、どうなのか。
荒涼たる砂漠を彷徨う、流砂のような、……。
今の日本では、
とくに、構造改革で派遣や契約の
砂粒にされた、日本人が悲しい。
我が郷の付録
アクセスの記録 2009.11.19(木) 748 PV 292 IP 2907位 / 1327075ブログ