ASEM参加国・機関
(緑色は2010年のASEM8から新たに参加する国)
世界の基軸通貨はドルだと信じている人はめでたい。すでに世界基軸通貨は消滅して、あるのは自由為替市場。先月の日本の為替介入により、ドルは84円から83円の間で管理されている。これを見れば円が基軸通貨とも 言えばいえる。
http://www.forexchannel.net/realtime_chart/usdjpy.htm
アジア欧州会議（ＡＳＥＭ）が開かれている。冒頭の地図を見ても、アメリカは見えない。つまりこの会議はアメリカを外して行われる国際会議なのだ。2010年つまり今年から、ロシアとオーストラリアが新たに加わっている。
我が郷の見解では、アメリカを除外した会議は 歴史の流れを見れば しごく当然。アメリカこそ 第二次大戦後の 世界の攪乱要因だった。チャーチルがと言おうか、あるいは影のユダヤ勢力がおのれの権益を守るために、アメリカを前の大戦に引きずり込んだ。そして米国は地政学的な辺境であったために、戦禍を免れ 著しくその国力を増大させた。そして増長したアメリカは世界最大の軍事大国となった。成熟した経済大国の日本を従えたアメリカは、ソ連の指導者たちを幻惑して、崩壊へと導いた。このころからアメリカの増長は、欧州とアジアにとって耐え難いモノとなった。
この会議のどこを見ても「反米」とは書いていない。しかし冒頭の地図をどのようにひっくりかえしてみても、アメリカの姿は見えない。
APEC アジア太平洋経済協力会議
← ようこそ わがさと へ、クリックをお願いします。=>ランキングを見る
ASEM と、APEC の両方に属している メンバーの中で、大国は日本と、支那。支那は最近、GDPにおいて、我邦を超えたと いいきになって吹聴している。日本国の 10倍以上の人口を有した国が、やっと日本国内の総生産を超えたと息巻いている。人口ひとりあたりでは、日本の 10％にも満たない経済力で、なにを言うのか、笑止である。
その人口ばかり多いが、自国民をろくに食わせも出来ない無能な支那政府が、尖閣諸島は自国領だと空騒ぎをしている。それに乗ぜられた漁民だか、工作員だかが領海侵入のあげく我が国の海保の巡視船に体当たりをしてくれた。この無法者を支那政府は、領土拡張のための、『英雄』として囃したてた。気弱な菅政権は拘束した船長を帰すことで、事態の収拾を図った。勢いに調子づいた支那は、アメリカのヤクザ資本傘下のドロボウ会社と策謀して、そのフジタの社員の拉致・逮捕劇をしくんだ。
ネットでは、このフジタの胡乱さはよく知られているが、テレビしか見ない多くの一般国民は、「可哀相なんとかしてあげて」となるのだろうか。しかし事態が明らかになると、未だかえされていない、高橋氏は良い待遇を受けているということが判ってきた。それでもヘタレだか、支那に弱みを握られているのだかの、仙谷官房は、ビデオは見せられないという。
ビデオを見せないのも、支那政府に対するカードと強弁したいのが、仙谷民主党なのだろう。しかし日本国は国民主権の国柄。主権者に問題のビデオを見せないのはスジが通らない。ハナクソよりは、目くそをと選んだ民主党政権である。その目くそが、偉そうに見せられないという。嗤わせる。どんだけテメエらは偉いんだ。国を守る覚悟はどの程度か。
自衛隊を尖閣諸島に配備も決められない、ヘタレが何を偉そうにいうか。
支那の温家宝首相と菅首相が廊下の椅子で手打ちだそうな。これでは ますます舐められると思う方、ポチっとお願いします。
日本国が、アジア欧州会合とアジア太平洋会議の双方の要である。実物経済を知らない、文化系の能なしには金融はたんなる指標であるのが判らない。日本円が強いのは、日本の製品が高品質だから、良く売れる。売れれば、ドルなどの外貨が稼げる。しかしそれを円に換金する場合、円は比較的に少ないから円高になる。つまり輸出しすぎているから円高。これで 『円高になれば、輸出に不都合』 とは、ヘタな詐欺師の口舌にすぎない。これも経済のこと、会計ましてや経済学のことなど判らない、経済文盲が一般の日本人。だから世襲や官僚上がりの無能な経済人に舐められる。企業の遊休余剰資金は、日本国全体で200兆円とも言われている。この上に企業減税せよと言っているのが日本の経済界。日本国の中間層の年間所得は、100万円減ったままである。過度な支那への傾斜がこの様な不公正を生んでしまった。年収 8億円ともいわれるゴーン氏は、日産の最高グレード車プレジデントを生産中止に追い込んでしまった。この穀潰しは日本国内生産を激減させて、支那で 120万台の生産を行うという。日産の経営は売国・侮国の極み。
アジアでの攪乱要因は、アメリカだけだった。しかし支那の経済が拡大するにつれて、共産党の横暴が目に余るようになった。とくに最近は、南シナ海でのなりふり構わぬ、拡張主義が目に余る。フィリピンの島を乗っ取ったり、ベトナムとの軋轢を深めたり。そしてインドネシアの巡視艇を武力で恫喝したりもしている。
いまこそ、欧州とアジアの要の日本国が、その政治的な力を発揮しなければならない。
なのに、廊下で手打ちとは情けない。
廊下では、憎っくき相手に斬りつけてこそ、男前。
へらへら手打ちでは、支那に脅かされているアジア諸国の期待を裏切る。ギリシャ辺りの前庭を荒らされている、欧州だって面白くはあるまいに。
参考記事
円反落、対ドルは83円台後半－日銀の追加緩和観測や介入警戒で 【ブルームバーグ】
日銀、４年ぶりゼロ金利＝事実上のインフレ目標導入－経済・物価見通し引き下げへ 【時事】
日中首相、「廊下のいす」で会談 【J-cast】
菅直人首相は2010年10月5日未明（日本時間）、中国の温家宝首相とブリュッセルの王宮内で約25分間にわたって会談した。日中首脳会談が行われるのは、尖閣諸島の漁船衝突事件以降では初めて。両首脳は、アジア欧州会議（ASEM）のワーキングディナー後、会場外の廊下のいすに座って会談。日中関係について「現在の状況は好ましくない」との認識で一致した。
http://www.j-cast.com/2010/10/05077501.html
ヘタレな菅直人が言えないこと、温家宝首相が聴いたら卒倒する滅びの言葉。
『日本国は、支那から 技術と資本を 引き上げ させる。』
離島の安全保障 ← 【わが郷 日本の安全保障】 お時間がおありでしたならば、一緒に考えてみませんか。
本日は 102位です。m(_ _)m => ランキングを見る
アクセスの記録 2010.10.05(火) 2238 PV 442 IP 1453 位 / 1475482ブログ
アクセス
トータル