カネおくれよう。
カネが なければ、働けない よう。
なんて農家の主人は、絶対に言わない。
農家というか、百姓は誇り高い。
ならば、物乞いみたいなマネは、絶対にしない。
【迫る食料危機 悲鳴をあげる生産者】
「真綿で首絞められるよう」「年金で赤字補填」 岩手・となん地区を歩く
2022年6月28日
米作りを中心に手がける農家を訪ねた。「となん」を支える集落営農組織の1つ、湯沢農業生産組合の組合長を務める藤澤勝人さん。妻と2人で先祖から受け継いだ水田や畑など約10haで米作りを中心に農業を営んでいる。
受託も含めて広域で米を作る藤澤さんは、必要な農機具をすべて一式そろえている。このため年間管理費だけで約50万円かかるうえ、ローン返済で年間約200万円を負担している。これに資材の高騰が重なってきた。燃料の軽油は年間約1200リットル使うが、1リットル100円前後だった価格が今は約140円にまで上昇。肥料代は通常、年間80~100万円と見込んでいるが、これが1.5倍以上に高騰している。米価が下落する中、収入はほぼ経費で消えてしまう恐れがあるという。
「米価がおととしから25%も下落しているのに資材は約30%上がっている。本音を言えば米価は1俵1万5000円位はないと厳しく、この状況では成り立たない」
70代後半になった今も農繁期は朝4時に起きて夜8時近くまで夫婦で働きづめの日々を送る藤澤さん。収支がマイナスの年は年金で補填してきた。「これほど厳しい経営状況を経験したことはない。正直なところ、年金なしで農業を続けるのは難しい」。農業をやめて年金暮らしに切り替えたほうが楽だと考えてしまうこともあると話す。
「息子に後を継げと言えない」
実際、「農業をやめたい」と高齢の農家から農地管理を頼まれるケースが増えているという。しかし、夫婦2人では今の経営面積で手一杯だ。50歳を迎えた長男と次男がいるので本音は後を継いでほしいが、話を切り出せないでいる。「サラリーマンで一定以上の年齢なら年収が500万円位になると思うが、農業でそれだけの純利益を得るのは大変なこと。未来が描きにくい中で、収入が伴わない農業を継げとはまだ言えない」。
https://www.jacom.or.jp/nousei/tokusyu/2022/06/220628-59915.php
此の記事で、謂いたいことは 『農家は、赤字で 遣っている。』
普通に人件費を計上したならば、赤字になってしまう。それでも自分の家族が、働けば トントン になって、米作りは続けられる。だが、自分等の人件費は、年収で 400万円とか 500万円 という事なのだ。夫婦と爺ちゃんで働いて。繁忙期には、子どもも手伝わせて。米の他にも、例えばイチゴを作って、年収が 1千万円で、遣っているのが 左近尉の知人なのだが。
支那人が普通に、日本に観光に遣ってくる。
これに対して、日本の食料安全保障を、預かる米農家は支那人よりも。安い労働を強いられている。マスコミは米価が上がると、報道しているのだが。わが郷・左近尉にしてみれば、米価が上がって農家が、レジャーにも行けるようになる。是って結構な事だと思う。
この人達は、年収が 2.000万円 以上もある。
例えば、横須賀あたりの ボン が農家の窮状を、知っているのか。
レジ袋の『手柄』は知って居るのだろうが、食料安保の現場は、知らないのだろう。
総裁選に立候補して、テレビに 写りたい。
そして、こうした茶番を報道する。湯田屋マスコミも 農家の現状なんて、知らないのだろう。そして、今は 年寄りが我慢している が。跡継ぎは、居ないのだ。
ならばこそ、
この人達の治政で、為されることは。
『9月も過ぎ。10月にもなれば。米価は、落ち着く。』
此の程度の事を、シラー っ と言うだけなのだ。
同じ事だが、全国的な俯瞰で言えば、構造改革が進んで、一般社員が多くリストにされた。其れで、日本が不況になった。一般論では、『緊縮財政論は、良くない、国債で賄え。』 だが、跡継ぎの居ない農家の、問題を どのように 解決するのだ。
米価を、60㎏あたり 24,000円にする。
まあ、亦 儂の昔話なのだが。
儂が高校生の頃、儂の父が言った。米が 俵 60㎏が、24,000円で 100俵とれるので、我が家の年収は、240万円ある。是って後で調べたら、親父の嘘だった。米価は、此程も 高くなかった。しかし大学進学を控えた 悴に心配されたくなかったので、父は子に嘘を付いていた。
実際は、数千円どころか、もっと ふかした 嘘をいっていた。
今の日本国の経済力から言ったならば。
俵 60㎏が、24,000円でも余裕で 賄える。
最低賃金だって、自給 1,400 円でも出せる。しかし、中小企業のコストは どうして 社会が負担する のだ。
パーティ券とかの、売り上げを 適当に弄くって ゼニを懐に入れた。こうした事は、出来るのだが。
農家の、懐 ポッポ のカネは、作れない。
其れが、この人達の『政治力』なのだろう。そして、この人達を 支持 して居る人達の、政治認識もこの程度なのだ。
米作農家が居なければ、日本国の
食料安全保障は、崩壊してしまう。
さて、ナンボ 農家に渡したならば。悴だとか、娘の婿が 農家を継ぐのか。チョット行って聞いたって、答えは返ってこない。20~30回ぐらい行って、聞いたならば。少しは、話してくれるかも。でも、テレビに出たい人は、農家を廻る 時間の余裕なんて。無いのだと思われる。儂、左近尉が、『政治に期待はしていない。』 というのは、こうした 情けない 政治の現実 を知って居るからなのだ。理想は理想であり、理想は あるべきだが。
現実の世界で作られた、米を
喰って 我らは生きている。
カルロス・ゴーンは、日本国の現実を失念 した。そして、今では 逃亡者 に為ってしまった。
☆ ポチっ とお願いします。
(当ブログでは記事内容の重複を避けて、投稿記事をシンプルにするために、紺色 の文字で書かれた部分は、その関連記事にリンクするようになっています。クリックすれば、その記事が開きます。画像もクリックすれば、関連記事が開きます。開かない映像もあります。それはまだ、準備中ということで、なるべく早く整備したいと思っています。本日の記事に帰る場合には、一番下にある、HOME の部分をクリックすれば、戻ってこられます。)
東京都尖閣諸島寄附金 受付状況 は、
こちら にサイトが設けてあります。