そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

谷崎潤一郎全集完結

2017年06月09日 | 日めくり帖

2017/06/09

「谷崎の全集完結したるらし二十六巻最後は日記(生没年:1886〜1965)」
「この日記焼かれたるとの噂あり最近になり実在わかる
 (8冊1958.11〜1963.02.04)」

「晩年は口述筆記で作品を発表をする文豪なりし
 (1959.07.16には、『今日から〔夢のうきはし〕の口述筆記を開始、二枚半すすむ』)」

「この時期に『夢の浮橋』『瘋癲老人日記』等晩年の代表作の発表をせり
 (1958.11本人筆記、その後は秘書らによる口述筆記)」

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杉本苑子氏逝く

2017年06月09日 | 挽歌もどき

2017/06/09

「杉本さん老衰のため逝きたまう歴史小説多くものにす(5/31逝去、享年91才)」
「デビュー作『燐の譜』という作品は吉川英治に認められたり(吉川英治に師事)」
「いくつかの作品読むもこれと言う印象はなし不満もなけれ(二条院讃岐、穢土荘厳等)」
「独身で熱海住人その地へと全財産の寄贈をしたり()」

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クッキーが癌の告知を

2017年06月09日 | 日めくり帖

2017/06/09

「開腹の手術のセカンドオビニオン受けに行きたり別の病院
 (6/8に、スシローのとなり坂谷動物病院)」

「脾臓かと思いし患部肝臓が腫れるは多分癌と言われり()」
「告知受け手術をするかはCTで検査のあとで判断すると
 (手術の判断は、麻酔してCTを撮るが、麻酔も負担)」

「老体で腫れも大きく手遅れか手術は止めてなるにまかせり
 (13.8才になっており、負担と判断)」

「夏越えることは難しこの夏は特に酷暑と伝え聞きたり()」
「彼のため世話怠らず寄り添いて悔いの残らぬ見送りをせん()」

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子規の一句と時候(2017/06/09)

2017年06月09日 | 日めくり帖

2016/06/09

「蛍狩袋の中の闇夜かな(M25)」
「今ならば透けるポリエチレンの袋あり闇と袋は一体化する()」

「とらわれし蛍を袋に放りこんで闇二つある構造なりし()」
「旧暦の五月五日は薬日で午の時刻に降る雨をいう(『薬降る』)」

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