美しい デリエール

2009-02-20 | バレエ

久しぶりの一面に広がる青空がすがすがしい、青空が続くのはいいことだけれどきっとロンドンへ帰る時に未練が残るに違いない。

今日のリハーサルは前日まで欠けていたオーケストラが付いた、そして今回最も期待していたユアン ユアン タンの出番の日だ。
彼女はローザンヌバレエコンクールで賞をもらったあとパリのコンクールでsfバレエのダイレクターの目にとまったそうだ、
その時あまりにやせた足のタイツにしわがよっていた事がとっても強い印象だとダイレクターが語ってくれた。
そんな彼女のオデットは彼女独特の足の甲から手の指先までがまるでインストルメント化したかのように音楽を奏でながら踊っている、
舞台裏の狂騒をしばし忘却の彼方へと引きずり込んでくれる程すさまじさが伝わってくる。

6組の主役がいるためだろう1日2回通し稽古となり白鳥のコールドバレエ達は毎日6時間は踊り続けなければならない過酷な労働者なのだ。
この際プロダクションの出来はどうでもよくなり早くプルミエルを迎えたいものだ。


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