老いらくになりし暮らす村

2016-01-20 | フランス田舎三昧

 

突然現れた丘の上の村があまりにも綺麗だったので二度訪れてみた。
どちらの日も曇り空で風の強い日だった、少し離れた丘の尾根から見る村は
背後のローラゲアの平原にポツンと浮かび上がり晴れていればその向こうにモンターニュ ノアーの山並みが見えるはずだ。
後ろ側にはピレネーが連なってはいるが山の位置関係でダイナミックな屏風山が見れないのが残念だ。
この小さな村はその昔中世の時代にはこの辺りローラゲアのキャピトルだったそうだ。
「老いらくになりし暮らす村」と 付けた題は僕が勝手に漢字に当てはめてみたものだ。
「老楽」ロウラク、正式な村の名前は Laurac le Grand
小さな村にしては豪奢な名前が付いているものだ。