実りの秋はあちこちで見られるがこれは変わった形の初めて見るものだ。
木の根元を見ると Medlar と表示されている。
帰ってから調べてみるとバラ科の植物、なるほどローズヒップに似ている実からはジェリーが作れるらしい。
Japanese Medlar とは違ったものでこちらは ビワ なのだそうだ。
この Crab Apple、姫リンゴはみごとな黄色、これまたジェリーがつくれるらしい。
採ってから準備するのがたいへんだろう。
Yew Tree, アララギ、イチイ は日本ではよく垣根に使われていたがロンドンの郊外では大木に育っている。
子供の頃この赤い実を食べたことを思い出す。
調べてみると食用にはなるが中の種は毒があるという、
あの頃食べた後その種をピュッと飛ばすのも遊びのうちだったので食べてはいけないことは本能的にわかっていたのだろうか。
落葉樹ではないが奇妙な形の木, Monkey Puzzle Tree, これも大木に育つ 常緑樹だ。
日本で育っているのを見たことはないチリ原産だという。
葉というよりトゲが幹から枝にはびこり猿も登れないということだろうか、
それとも枝がサルの尻尾に似ているからだろうか。
違った意味でサルスベリの木を思い出す。