秋の農産物

2010-09-21 | Weblog




フランスのマルシェに並んでいる農産物のほとんどは不揃いの物が多い。
イギリスのスーパーマーケットではそれらは売れないというのですべてが整然とした形でスーパーの棚に並んでいる。
僕としては不揃いだろうが醜い容貌だろうが味を重視するものだがスーパーの経営トップらはそうはみてないようだ。
最初はこの不揃いの野菜や果物を半信半疑で買っていた物だったが今では不揃いだからこそ旨いのだと確信して買っている。
この不揃いなリンゴはおそらく2ユーロくらいはするだろうなと信じて疑わなかったが半分以下の値段に驚き旨さも数倍上だ。






西洋のホウレンソウは日本の物に比べると葉が数倍は大きく摘んだそのままの状態で束で綺麗に洗われて売られていることは先ず無い。
大葉のホウレンソウは味もそれなりの大ざっぱな味だが先週見つけたホウレンソウは珍しく赤いカブ付きで大地の香りのするものだった。
ホウレンソウにナツメッグは相性が良い。







九月の今 庭に咲いている花はワイルドガーリックの花。
一度も摘んで食べたことはないがいったいどんな味がするのだろう。







そしてこの薄いグレイがかったブルーの花は夏の間中咲き続け今が終わりにさしかかっている。
夕方になると花びらが茎の中に吸い込まれ次の朝再び現れる可憐な花だが強健でもある。



             



夏の間先を越されて伸びそこねていたひまわりが今咲き出した。
刈り取られたあとのひまわり畑 ファーマーにはナイショ。