ありあまるごちそう

ドキュメンタリー映画『ありあまるごちそう』を観た。



世界の食がいかに偏って存在し、また人工的に作られているか、などを明らかにしたもの。内容的にも面白いのだが、もう少し明るい感じで話が進んだ方が良かった気がする。たしかネットで予告編を観たときは、もっと軽やかで分かりやすかった感じがしたのだが・・・決して難解な内容じゃないんだけど。

たしかに世界の食は‘おかしい’のだろうけれど、でも喰うことってもっとも基本的なことであり、結局はどんな形であれ喰わなきゃならないんだろうし・・・ここまで人工的で工業化が進むと、もう大きなところでは止めることはできない気がする。さもなければ、田舎にこもって自給自足するしかないか？

作品の最後の方に出てくる、鶏肉ができる過程はざすがにドキッとする。

もう、オレのバカな頭じゃどうしようもないレベルの問題なんだが、食べることに感謝する、命を頂く、もったいないのでむだにはしない、そんなことだけはしっかりと気にしていきたい。