e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

白い紙

2009年07月19日 23時12分00秒 | 
シリン・ネザマフィ著『 白い紙 』(文藝春秋)読む。イラン出身の女性作家。日本に留学し、現在はシステムエンジニアとのこと。第108回文学界新人賞受賞作品。最初にこの作品のことを知ったのは、新聞で文学界新人賞を受賞した記事を読んだ時のことだ。

なによりもイラン出身の女性作家と云うだけで、かなり気になった。特別イランについて詳しい訳ではないが、個人的にはイランはすごく良い印象がある。10年以上前にイランを1ヶ月ほど旅したとき、なんて美しい国なんだというのが第一印象。そして同時にいろいろな意味で特殊な背景、もちろんどの国もそれぞれの歴史を持っておりイランだけが特殊というわけではないのだろうけれど、それでも独特な美しさを備えたペルシア帝国の末裔という印象だ。

雑誌「文学界」2009年の6月号に掲載された作品を読んだのだが、吉田修一や角田光代、花村萬月、松浦理英子などの選評も非常に面白く、でもオレとしては非常に面白い作品であった。じんわりと良い余韻がからだ全体に広がってくような印象だ。

詳細はいっさい省略するが、こういう素直に美しい作品に触れることができて本当に大満足。

レーシック手術後初の危機

2009年07月19日 17時39分29秒 | レーシック手術
昨日は取引先の人との会合があって、その後に付き合いで飲みに行き、二次会まで行くハメになって、タクシーを拾って家に戻ったのは夜の1時半。

今朝は5時起きで東京の西方面にある取引先のいくつかに出向く。そのうちの1つは、社内の事情もあって今年は仕事をすべてお断りするというもの・・・さらに、もう1つは仕事を減らしてもらうという・・・もう胃がキリキリと痛むような重たい時間を共有するハメになり、辛いったらありゃしない。

16時ごろ家に戻る。なんだか厭なストレスが体のなかに留まっており、ビールでも飲みながらノンビリ洗濯でもしようと、音楽を大音量で流しながらたまっていた洗濯ものを洗ったり干したりしていた。

そんなときに起きた悲劇。なんとなく曇ってきたので家の中に物干し竿を持ってきて、そこにハンガーをかけた。そしてベランダにある洗濯機に洗濯ものを入れて・・・ふと部屋の方を振り返ったら、その目の前にあったハンガーにぶつかってしまい、ハンガーが目にあたった!!目を閉じる間もなく見事にハンガーが目にあたった!!

あぁ!やばい、レーシック手術のことが即座に頭に浮かんだ。右眼をうっすら開けると、思いっきり視界がぼやけている。物がかすんで二重に見える。あぁ・・・再手術か?・・・痛みがある種の基準になるのではと思い、右眼の痛みに気を向ける・・・とりあえず痛くはないな。大丈夫か?でも見え方は尋常じゃないぞ。ドライ・アイ用の一般的な目薬を大量にさす。相変わらず視界のボンヤリ感は治らない、ただ痛みがないのは救いだ。

だんだん痛みが起きてこないか、気にしながら右眼だけでモノを見る。見事に視界がぼやけている・・・右眼じゃほとんどモノが見えないような状態。もしかして角膜の表面にシワが寄ったり、なんか異変でも起きたか。目薬をさしながら時間経過を待って、元に戻るのを期待し続ける。

30分以上しても何の変化もない、ダメだこりゃ。8月上旬まで忙しいけれど、どうにか時間をつくって、手術をした眼科に行って検査してもらうしかないな、できるだけ早いうちに。

とりあえず痛くはないので諦めて、ビールを飲みながらメシを喰う。それから何時間、何分経ったのか・・・なんとなくだが戻ってきた、そして今は平気になった。でもアセッた、本気でアセッた・・・油断しちゃいけないな。でも逆にいえば、オレの目も安定してきたってことだな、きっと。

東大合格生のノートはかならず美しい

2009年07月19日 17時03分52秒 | 
太田あや著『 東大合格生のノートはかならず美しい 』(文藝春秋)読む。

とくに興味関心がある訳でもないが、けっこう売れている本らしいので読んでみた。

これをやったからって東大に行けるわけじゃないし、東大だからって全員がすごいって訳じゃなく、身近にも東大出で自慢ばかりして使いものにならない奴がいるし・・・

つまりは自分の方法論をしっかり確立すること、それがノートに顕著に表れている、そう感じたしそう理解した。

まあまあ、そんな本です。