e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

インテリジェンス 武器なき戦争

2007年08月14日 23時47分16秒 | 
手嶋龍一・佐藤優『インテリジェンス 武器なき戦争』(幻冬舎新書)読む。かなりリアルな感じで世界の裏を語る二人に感激。面白すぎる1冊。

元NHKワシントン特派員であり、現在は外交ジャーナリスト・作家として活躍している手嶋龍一氏。ベストセラー「ウルトラ・ダラー」でも有名だ。対談相手の佐藤優氏は元外務省職員で情報分析のプロフェッショナル、特にロシアに関してはズバ抜けた実力を発揮し、あの鈴木宗男議員とともに対ロシア外交を引っ張ってきた中心人物らしい。

インテリジェンス、諜報活動というと日本では悪いイメージだが、国家を裏で支える重要な分野である。今後国際社会の中で日本のインテリジェンスはどうあるべきかを語った対談集。とにかく一読下さい。素晴らしく面白い本です。

日本って国際社会の中で情報を扱う事に関しては疎い国のようなイメージであったが、そうとも限らないようだ・・・。あと鈴木宗男氏の事件だが、この本を読むと逆の立場でずいぶんと視点が違い、外務省と宗男双方の違いが浮き彫りになって面白かった。

映画の007じゃないけれど、スパイはいます。世界って大きくて深い!