うたのすけの日常

日々の単なる日記等

田圃の中のギャラリー

2014-04-15 09:48:42 | 日記
 ある日突然に、わが田舎町の移築された土蔵の2階で小川荒野氏の個展が、2週間の期間で開催されている。カフェが1階に併設され、ワンコインで食事も出来る。もちろんイベントの時だけだろうとは思うが、それでもひなびた水戸市の中心から離れた街になんとなく文化の匂いがしてきたような気がする。
 2日目の昼前、かみさんと2人で赴く。蔵のオーナーは同地で歯科医院を開業されている先生のお父上である。個展はプロフィールによると[画家になる夢を抱き17歳で家を飛び出した。スケッチブックを片手に放浪した国はロシアからヨーロッパを中心にアメリカ、中国、インドなど40数カ国に及ぶ。その傍らで、すでに200回を超す個展を全国各地で開き「夢とロマンに燃える詩人画家」としての地位を不動のものとする」」とある。

 絵に素人の小生である。批評は差し引かえよう。言うことは、気に入った、気に入らない、それだけである。そして言うことは気に入った。である。その結果2点の絵を購入する。1枚は桜をバックに不忍の池に鎮座する弁天様の絵と、ピエロの絵である。前者はかみさんの気に入った絵。ピエロは小生の気に入った絵。
 ピエロの表情に、小生の有り余る反省と挫折が凝縮されているようで、己の分身を魅入るそんな状態であったわけである。
 


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