観測にまつわる問題

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金利差小考

2024-05-24 16:46:57 | 経済財政
個人はやはり「円キャリー」 対ドルで円売り継続(日経2024年5月20日)

円キャリーは相場が安定していると起こり易いようです。だから円キャリーの発生は、円安の一方的進行を意味しないと思いますが、逆説的に一方的な円高進行(大幅な金利上げ)を誘発するために、ネタとして使われることがあるのかもしれません。

>外国為替証拠金(FX)取引を手掛ける個人投資家の円売り・ドル買い圧力が根強い。

これを潰すために、金利差を埋めるシミュレートをするのはいいのかもしれません。勿論、アメリカが金利を上げたり下げたりしたら、またこちらも金利を上げ下げする必要がありますが。ただ金利差が埋まると、現状ではマネー比から、一方的な円高が誘発される恐れがあります。つまり円キャリーは寧ろ、一方的な円高を食い止めているのかもしれませんよね。

マネー比から、今の為替相場が円安に振れているのだとしたら、景気にテコ入れしたい日本としては望むところです。円高になればこそ、海外投資は有効で、ドルはアメリカに向かいますから(物価高は加速する)(アメリカ的にも円安はOKな現状ではないかと思います)。今が円安の天井だとしたら、今は円/日本に投資する時期であって、ドル/アメリカを買う時期ではないと思いますけどね。

今、円キャリーをしている日本の投資家さん達は天井でドルを買っている認識あるんですかね?どう考えても手持ちのドルを円に換える/日本で投資する局面だと思うのですが。日銀が金利差埋めて、一方的な円高進行が誘発されたら、そのドルどうするんですかとだけは言っておきたいです。

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