観測にまつわる問題

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Jリベラルの汚染水呼びが悪意のある造語である理由

2023-09-01 02:47:25 | メディア
処理水か汚染水かですが、左派活動家は汚染水呼びの根拠として、海外主要メディアの報道を根拠に上げることがあります。そこで本当にそうなのか簡単に調べてみました。

The New York Times:Fukushima Water、Treated Radioactive Water、treated radioactive wastewater、treated wastewater、Radioactive Fukushima Water

The Washington Post:treated wastewater、water from Fukushima's nuclear plant、Fukushima Water、radioactive wastewater、treated wastewater、treated radioactive water

CNN:treated radioactive water、treated Fukushima wastewater、Fukushima Water、Fukushima seawater

BBC:nuclear wastewater、Fukushima waste water、treated nuclear water、waste water

contaminated water、polluted water、dirty waterとの表現は簡単に調べた範囲では一件もありません。放射能を帯びた水という表現も誤解を招きかねないとは思いますが(水道水も極めて微量の放射性物質を帯びているので)、汚染された等と悪意のある表現はJリベラルの造語な訳です。ましてやtreatedと明記してある表現も少なくありません。いずれにせよ、科学が理解できないJリベラルは科学的に安全な処理水を危険を想起させる汚染水と呼び、まさに危険を訴えている訳で、風評加害者以外の何物でもありません。過ちに気づいたら訂正すべきであって、それが誠実な態度です。なお、radioactive waterを汚染水と翻訳するケースもあるようですが、これはまさにマスメディアに強い影響力があるJリベラルの造語が産み出した誤訳と言え、本来radioactiveに「放射能を持った」以上の意味はありません(トリチウムが残っている意味では正解です)。汚染は汚れたの意味に他ならず、処理されて汚染物質がごく微量になったら、浄化されたと言って良く、汚染物質ゼロが浄水ではないんですね。つまり言葉の呼び変えであえて危険なイメージを付与しているのがJリベラルであり、処理水呼びは誤魔化しではありません。

付記)処理水が科学的に安全であることに関して・・・
僕はどうしてALPS処理水海洋放出を「完全に安全」と言うのだろう(物理学者菊池誠氏のnote)を参照しています。

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3 コメント

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一般にある誤解 (管理人)
2023-09-01 04:25:04
農産物も含め、放射線を含まない食品はありません。徒に不安を煽っても仕方がないんですね。福島の農林水産物のモニタリングも何時までやるのか疑問なしではないですね。事故に関係なく、放射性物質は検出されますので、誤解を招かないかということです。原発周辺のモニタリングは廃炉が完了するまで、やるべきだろうとは思いますが、事故に起因するモニタリングは事故の影響が除染が平成30年3月に完了して以降は特に必要ではないような気がします。不安を感じている人の言う通りにしたら不安が解消する訳ではなく、安全なものは安全と説明して、納得しないものは仕方がないと割り切るべきでは?
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Jリベラルの軸 (管理人)
2023-09-01 13:39:06
某東京新聞記者がIAEAの中立性に疑義を呈したようです。言うに事欠いて(自分達の専門性不足・理解力を棚に上げて)、国際機関の信頼性・中立性に疑義を呈する東京新聞記者という訳ですが、中立とは無ではないので、専門性という軸が無いと仕事が出来ませんけどね。Jリベラルの軸は反体制・反権力だから、政権交代の母体に向いていません。
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生物濃縮と全数検査 (管理人)
2023-09-09 00:55:41
>汚れや毒を流しても海には希釈力があるかもしれないけれど、生き物は食物連鎖を通して体に毒を濃縮していく・・・などとふじしまともこ日本共産党川口市議会議員がデマを垂れ流しているようです。

魚食文化の敵ですね(#^ω^)。
確かにメチル水銀は生物濃縮され、水俣病の原因となりましたが、トリチウムが生物濃縮されることは無いと分かっています。そもそもエントロピーの法則で拡散するのが通常なんですね。

メチル水銀も過剰に警戒する必要は無いと私は思います。日本は魚食文化でピンピンしていますから。心配な人は厚労省のガイドに従って、適切に警戒すればいいでしょう。今、日本の水産物を食べて応援しようとしているのに、このタイミングで邪魔してくるのはさすがです。

淡水魚での検出で話題になったセシウム(ALPSで除去)も生物濃縮しません(超過率は下がっており、間違いありません)。何にせよ、ALPSで処理されていますから、総量は減っている訳で、危険があると考えられません。

骨への濃縮が指摘されるストロンチウム(ALPSで除去)もセシウムより濃縮係数が低く、実際問題、セシウムより検出されていません。ごく微量の放射性物質が健康に影響すると考えられず、モニタリングはされている訳ですね(科学的には全数検査ではなくサンプリングでいいと思います)。

全数検査するから、ごく微量でも毒ではないかと誤解されている可能性もあります(擦り抜けの警戒)。そもそもごく微量の放射線は健康に影響がないんですね。生物濃縮を警戒するのであれば、傾向を把握できれば十分で、科学的には抜き取り検査で問題ないはずです。
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