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観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

民主党の事業仕分けについて

2009-11-20 10:49:11 | 政策関連メモ
①自民党もやっていたこと。

②しがらみがあるというなら、あるかもしれないが、十分審査していないで断行しているようなので、功罪が明らかになるのはこれから。

③(良く知らないが)外部に丸投げしていたとしたら、自らビジョンがないことを認めたようなもの。自民党は自党の考えはあった。二元がどうしたと、寧ろ批判されていた部分である。ビジョンなき改革は有り得ない。国家の全体像についても誤解があって、自民党は中福祉中負担ということにしたはずである。要するに、今の(アメリカほど酷くない)中福祉を維持するため、中負担を求めるということである(それで持つかは分からないが)。民主党は更に高福祉を約束したにも関わらず、負担の議論はしないと何度も宣言したから、没論理だと指摘されていて、全くもって真っ当な批判である。

スキャンダルについても議論したい

2009-11-20 10:22:02 | 政局・政治情勢
朝のネットニュースを見ると、あくまで民主党は「審議拒否」を批難し、「議論しよう」との立場を貫くようなので、一言。

鳩山首相・小沢幹事長の疑惑についても議論したいと。聖域なく、是非にお願いします。よもや政治家、それも権力者の中の権力者の疑惑について議論してはいけないとする理由は何一つないはずです。もっと言うと、ご自身でキチンと批判の矢面に立ってください。

北方領土問題、釣られる私

2009-11-20 09:33:56 | 政策関連メモ
MSN産経ニュース(【正論】北大名誉教授・木村汎 鳩山首相の日露会談での「誤り」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091120/plc0911200313002-n1.htm

>ソ連軍は、日ソ中立条約を一方的に破って日本の領土に侵攻し、今日にいたるも武力占拠を続行中である。このような国家主権の侵犯行為は直ちに撤回すべきであり、それ以外の解決法があろうはずがない。麻生前首相やそのブレーンが示唆した「面積等分論」や「3・5島論」にうかがえるようなプラグマティックな観点からの解決法にそもそも馴(な)じむ類の問題ではない。

プラグマティックですみませんが、この問題に関しては、従来からの自説を述べておきましょう。日本はサンフランシスコ平和条約(ロシアとは結んでいない)で千島列島を放棄しており、南千島=北方領土は日本が断固主張するほど自明な日本の領土ではないと。だからこそ、日本も外交交渉で取り戻すことに拘っているのです。裁判になる(どちらもやりたくないのだから、ならないですが)と勝ち(四島返還)とは限らない程度の正義に見えます。四島返還以外ないという人は、そこには触れたくないんでしょう。東京宣言に基づくのは結構ですが、東京宣言に四島返還が書かれているわけではないことはもとより、それと同様のことが書かれているわけでもないように見えるということです。

また、4島返還に拘りすぎれば、何も返ってこないのではないでしょうか。島民の感情(ソ連の無法)を言えば、南樺太(満州も?)も同じであり、法的なことを言えば、仮に裁判ならどうなるか程度は考える必要があるでしょう。

>同首相(※鳩山首相)は直截(ちょくせつ)に日本国民も自分も4島返還を求めていると明言しなかったのか。4島返還は、日本の全政党が同意している国会決議事項であり、民主党の主張でもある。

国家議員でもない自由な立場(日本では言論の自由は保障されている)の私に言わせれば、麻生も鳩山も理解できる。二人の真意は知らないですが、観測気球程度かもしれませんよ。

米軍普天間飛行場移設問題

2009-11-20 07:50:07 | 政策関連メモ
自民党ニュース(11月17日)

>中谷議員は、オバマ米国大統領が13日の記者会見で「2国間合意の実施に焦点をあてるハイレベルのワーキンググループを設置した」と述べたのに対し、翌14日に鳩山由紀夫総理が「日米合意が前提なら作業部会を作る意味がない」と発言し、両首脳の見解に相違が生じていることについて、「食い違いが表面化するのは大変な大失態だ」と指摘した。

あのですね、沖縄の皆さんの感情とアメリカの意向・軍事問題が綺麗に両立するなら、自民党がとっくにやっていると思うんですよ。お手並み拝見したいと思ってましたが・・・それどころじゃないらしい。オバマ大統領、約束は守ってもらえるものと当然の認識でした。オバマ政権下でも約束は守れと繰り返し言う責任者の方々、居ましたからね。そもそも民主党が無理筋が明らかな約束を国民の皆様にしてしまったことが問題であると。選挙前に指摘もあったので当に自業自得。契約社会のアメリカとの約束を反故にしたくて堪らない民主党の思惑が通るかどうか。この外交オンチぶりは酷い。自民党は選挙前から、外交・安保と財政が民主党の主張の弱点だと指摘していましたが、言い訳ととられてしまったのが残念です。

外務大臣氏の訳の分からぬ屁理屈(どう見てもオバマ大統領は約束が反故になると思っていない/民主党は出来れば反故にしたいことが浮き彫りになっただけ)は兎も角、長島氏の「正直びっくりした」は民主党防衛族の良心でしょうか。前原・長島とか左派の扱い酷いですから。酷いのは自分達の見解なのに。

天下り問題に関する民主党の寝言

2009-11-20 05:52:53 | 政局・政治情勢
世間の関心事の天下り問題に関して書こうかと思ったのですが、産経の【主張】がいいことを書いているのを見つけたのでリンク。

MSN産経(【主張】天下り問題 二重基準を押し通すのか)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091120/stt0911200313001-n1.htm

日銀同意人事の政局は今思い出しても腹立たしい。このブログは麻生政権以後ですが、私は福田政権の時も某所で民主党の屁理屈を指摘したことがあります。当時小沢氏を擁護していた連中は出てきて説明しろや。

>天下りをめぐる規制は、中央省庁の早期勧奨退職の廃止などを含めた全体の公務員制度改革の中で総合的に見直す必要がある。

この指摘も重要。実際問題、天下り問題をどう処理するかは、物凄く難問だと思うのですが、全面的廃止を唱え旗をガンガン振ったのが民主党。麻生政権は真面目にやって自爆した。民主党お得意の後は野となれ山となれ方式の結果、今苦しくなっているという。官僚(江利川毅当人の反論)に守ってもらっているあたりが情けない。

鳩山・小沢隠し問題も含め、核心を突かれると、話をすりかえるのが民主党クオリティであります。事業仕分けも国会議員が一人もいない状況でやったりするらしい(自民党HP幹事長記者会見17日)。長い野党時代にその種の勉強の必要性を感じなかったんでしょうね。自民党の無駄遣い撲滅PTは国会議員がやってました(正式に決まったばかりのものを引っくり返そうとするなど味方を撃ったりしてました)けど、政局の役には立たなかったので、きっと学ぶ気にはなれなかったんでしょう。予算の責任は我々には無いとか間違っても言うなよ。

強行採決問題で揉めているようですが

2009-11-20 03:13:59 | 政局・政治情勢
強行採決問題で揉めているようですが、真相は見え透いているというか、鳩山隠し・小沢隠しだと思います。その辺の事情は自民党HP11月17日の幹事長記者会見、川崎二郎国対委員長・鈴木政二参議院国対委員長発言あたりを見ると分かりやすいので引用します。

>先週の水曜日から、与党民主党の国会運営の大転換がなされた。つまり、水曜日までは会期延長を早々とおっしゃっていたが、急にどこからか指示があったのか、神の声なのかわからないが、『この国会延長せずにやれ』という指示があったようだ。それを踏まえて、我々が与党の時代でもいまだかつてしたことのない採決、それも委員長職権で本会議の趣旨説明を2本立ててやるということはなかったが、そういうことを昨日やった。議長のところにも、私ども国対委員長が行き、その後、与野党国対委員長会談を行い、今後はしっかりとした審議時間を取るということで、今日の本会議になった次第である。
今後、与党側がこの会期の中で今提出している法案を処理しようと思えば、すべからく強行、あるいは審議打ち切りとかをしないと、とてもそこにはまる日程があるわけではない。第1点なぜそうするんだろうか、一言で言えば、鳩山総理隠しと思わざるを得ない。数の暴力、あるいは数の力によって、鳩山総理が所信表明演説でお話しされた『政治主導でしっかり議論していきましょう』と言ったこととすでに違う国会運営がなされていると言わざるを得ない。いずれにしても、そういう諸々のこと、党首討論についても、いまだはっきりした返事がないことをみれば、鳩山総理を隠すために、国会に出さないようにするために、やっているとしか思わざるを得ない。誠に残念である。我々野党としては、しっかりと国対委員長間で話した十分な審議をするという約束をしたので、そのことを求め断固強い姿勢で臨んでまいりたい

民主党は経済状況がどうしたこうしたと言っていますが、その場しのぎの大嘘だと思います。私は最近見ていなかったですけど、そんなこと民主党は言ってなかったことは直ぐに分かりました。民主党HPなんかを見ると、その辺の経緯をバッサリ無視して、にやけた若手がお得意の屁理屈を披露しており、見てはいられないです。国会開会が遅かったとか、国会閉会が強引だとか、党首討論は受けないとか、全てスキャンダルを隠すためではないでしょうか。寧ろ計画通り嘘を吐いて国会運営を短くしているのではないかと考える方が自然なぐらいだと思います。以前も指摘しましたけど、何しろ小沢幹事長に助言している学者氏は騙すことに関して開き直っていますから。私が誤算だったのは、あれほど政権交代は議会制民主主義定着のためとか国民に宣言しておきながら、その議会制民主主義とやらが、自民党時代より酷い国会運営になってもOKだと考えられるほど、連中が馬鹿野郎だったのではないかということになるのかもしれません。大島幹事長が19日の記者会見で事細かく如何に無法か説明しているので、反論できるものならしてみるがいいと思います。政権交代の意義も嘘なら、何が残る。

後、これもこのブログで選挙前に既に指摘しましたが、あからさまにスキャンダルを抱えている人が党首のまま選挙に突入した結果、「計画通りに」某ミスタークリーン氏が首相になってしまうのでは。不思議と小沢幹事長のスキャンダルも発覚してますしねぇ。