日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

入りやすくなった雇用保険

2010-05-13 | 家計
おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

小1長女は学校が終わった後、学童クラブでお世話になっています。
昨日、迎えに行くと、毎度のごとくドッヂボールをしていました。

「(帰るのは)終わったらでいいよ」といつものように声を掛けたのですが、
昨日は状況が大分違います。

いつもは高学年の子どもたちがいるので、ゲーム展開が早いのです。
低学年の子どもたちは逃げ回って最後は当たってしまいます。

しかし、昨日はほとんどが1、2年生。ゲームが全然動きません。
誰も当たらない、誰も取らない、ボールが行ったり来たり(笑)。

夜の部の仕事があったので、申し訳ないのですが、
途中で「おいとま」させていただきました。


●入りやすくなった雇用保険

今朝の読売新聞に雇用保険の記事がありました。
雇用保険とは、失業したときに、失業手当てを受けられる制度です。

まず、雇用保険に加入するには、
①31日以上の雇用の見込みがあること
②1週間の所定労働時間が20時間以上あること(例:1日4時間×5日=20時間)

①はこれまで半年でした。それがこの4月から変更になりました。
これなら非正規でも加入しやすくなります。

そして、失業してしまったときに手当てを受けられるのですが、
ここでいう失業とは、再就職の意思と能力があり、
積極的に仕事を探している状態をいいます。

定年退職して、しばらくのんびりしようかという場合は該当しませんし、
私のように退職して、自営業を始める場合も該当しません。

仕事を探していることを確認するために、
定期的にハローワークに出向いて、求職活動の状況を報告するなどの必要があります。

手当ての額は離職する前の賃金の50~80%。
辞める前の賃金が低いほど、手当ての割合は高くなります。

受け取れる期間は、会社都合か、自己都合かといった離職の理由によって異なります。
もちろん、自己都合には厳しい制度です。

手当てを受け取るには、離職後、ハローワークに登録する必要があります。
自分で手続きしないと受け取れないので、注意が必要です。

こんな時代ですから、制度の概要は知っておきたいですね。
これとは別に、家計にもしものときの貯蓄として、
半年分の生活費をいつもプールしておくといいでしょう。

半年分というのは目安です。自分が安心できる期間を設定します。
半年あれば何とかできるかなという方もいれば、1年という方もいるでしょう。


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