旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

学生事前研修(オンタリオ工科大学)

2017-09-15 12:51:52 | 行事(大学関係)

     

カナダのオンタリオ工科大学(University of Ontario Institute of Technology)への派遣学生の研究発表練習を行った。

     

これまで、韓国や台湾のような非英語圏への派遣が主だったので、まあ、英語での発表も、それほど気にする必要はなかったが、今回は英語圏なので、ちょっと大変ではある。  良い経験になるので、大いに頑張って欲しい。

     

From Face Book: The rehearsal of the oral presentation for students who are going to University of Ontario Institute of Technology.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最初の学会発表 1980年

2017-09-14 17:00:32 | 日々の出来事

    

日本化学会九州支部(九州大学理学部)のオフィスで、ほんとうに懐かしいものを見つけた。 1980年の第17回化学関連支部合同九州大会の予稿集である。 

     

     

私が修士1年生で、卒論で行った研究内容を発表した学会で、人生初めての学会発表であった。 もう37年も前のことである。 当時は、件数も少なく、すべて口頭発表であった。 

     

主鎖中に親水基と疎水基を交互に有する構造を持つポリマーを合成し、水中での会合構造を調べるというもので、ほんとうに実験が楽しかった。

       

文章も、もちろん手書き、構造式も手書き、そんな時代であった。 この内容は、翌年に、論文として発表して戴いた。

Vesicles of Polymeric Bilayer and Monolayer Membranes
J. Am. Chem. Soc. 1981, 101, 5945-5947.

From Face Book: My very first oral presentation 37 years ago.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無秩序な電線に覆われた街

2017-09-13 12:39:46 | 日々思うこと

    

ニューヨークに限らず欧米の都市と比較して、日本の都市の景観は、残念だが全く勝負にならない。 ニューヨークのマンハッタン、パリ、ロンドンには1本の電柱も、もちろん電線もない。 スイスには国全体でも、1本もないそうである。

    

日本でも、街の景観がどうだとか専門家が話しているが、めちゃくちゃに張られた真っ黒な無数の電線に覆われていては、そんな議論さえ滑稽である。 

     

     


私も含め日本人は、生まれた時から無秩序な電線の下で育っているので、当たり前の光景になってしまっているようだが、電線のない街がどれだけすっきりとして美しいかは論を待たない。 

     

最近は、大都市の大通りは一部地中化が進んではいるが、ほんの一部である。 まあ、利権と非効率な縦割り行政では、どうにもならない。 ちょっと自宅の周りの空を見上げて欲しい。 電線で切り取られた小さな空が見えるだけである。

     
ルクセンブルクの街並み

     
LA郊外(レドンドビーチ)

     
LA郊外(パロスバーデス)

     
福岡市中央区

From Face Book: The shy is covered by a random network electric wires here in Japan.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エリスアイランド移民博物館(NYの思い出 2017)

2017-09-12 12:23:39 | アメリカのこと

    

自由の女神を見る機会があったら、必ず訪問したい場所があった。 エリスアイランド移民博物館である。 

     

     

リバティ島からの帰路に必ず「エリス島」という島を経由するが、ここにその博物館がある。

     

     

     

このエリス島は、アメリカ人にとって非常に重要な地であり、現在のアメリカの40%にあたる人の祖先がここから入国したと言われており、アメリカ国内外から大勢の人々が訪れている。 

     

     

     
アメリカに着いた人が、最初に集められた場所

     

1892年に設けられたエリス島の移民局では、1934年にかけてその数がピークに達し、1954年までの約60年間に1700万人もの移民が上陸したそうである。 

     

     

     

この移民、特に日本人のアメリカへの移民やその後の日系人の生い立ちに、個人的に興味を持っており、そんなことからも、どうしても、ヨーロッパからの移民受け入れの玄関であったエリス島には来てみたかった。 

     

     

     

     

1954年にその役割を終えた移民局は、1990年にエリスアイランド移民博物館としてリニューアルした。 博物館内には移民審査の詳しい歴史が再現されていた。 当時の多くの移民たちの苦難の入国に触れると、思わず、足が止まった。 そして彼らはこの「エリス島」を経て、アメリカンドリームを求めて全米各地に散って行ったことであろう。 

     

     

島国でほぼ単一の民族から成る日本に住んでいる日本人にとって、ある意味、最も関係のない「移民」ではある。 ただ、急速な高齢化、人口減を考えれば、近い将来、日本も移民を真面目に考えないと立ち行かなくなるような気がする。 

     

     

最近、アメリカでは自分のルーツを探ることがブームになっているようで、DNA鑑定をする人が急増している。 ある白人至上主義者が、同鑑定を行ったところ、アフリカ系の祖先も混ざっていることが明らかになったそうである。 皆、自分の民族や人種のルーツを知ると、多くの人種差別の問題はなくなるかもしれない。

     

From Face Book: I had a chance to visit Ellis Island National Museum of Immigration that tells the history of immigration into the U.S.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博多の賑わい-中洲ジャズ

2017-09-11 07:32:26 | 日々の出来事

    

天神スカイホールでの懇親会終了後、仲の良い先生方と二次会のために中洲に向かった。 ちょうど、中洲では、この時期恒例の「中洲ジャズ」の初日にあたり、多くの人で混雑していた。 

     

     

     

     

あまりの賑やかさに、ある先生から、「博多の週末はいつもこんなに凄いんですか?」と尋ねられた。 もちろん、今週末は特別のイベントがあっているからと答えたものの、お連れした先生方は、何か他のアジアの国のような雰囲気を感じられたそうである。 

     

     

     

     

こんな福岡の街の雰囲気も、もしかしたら、成長度No1の街と関係しているのかもしれない。 

     

この中洲ジャズ、2009年から始まったもので、多くのジャズ音楽を無料で楽しめるもので、約10万人の人出である。

     

From Face Book: Nakasu Jazz: Vital and lively city, Fukuoka.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天神で懇親会

2017-09-10 06:29:59 | 行事(大学関係)

    

学会の懇親会が天神の天神スカイホールで行われた。 

     

     
実行委員長の九大古田先生

     
新名主先生の乾杯のご挨拶

     

このホールは西日本新聞会館ビルの16階にあるのだが、実は大丸も同じビルにあり、よく買い物に利用している。

     

     

     

     

普段、全国いろいろな場所での懇親会では、その土地ならではの食べ物などを食することができるのだが、地元だとそんな楽しみはちょっとは減る。 

     

     

年に数回しかお会いしない先生方も多く、大学や研究の話で充実した時間であった。

     
次回の実行委員長の東工大高田先生

From Face Book: The symposium banquet was held at Tenjin Sky Hall in Fukuoka.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポスターセッションと特別講義

2017-09-09 15:50:00 | 行事(大学関係)

    

基礎有機化学討論会では、3会場に分かれての口頭発表の他、ポスター発表も行われる。 

     

     

     

また、椎木講堂では、特別講演、基礎有機化学会総会、野副記念奨励賞の受賞講演も行われた。 

     

     

     

     

この講堂は、入学式や卒業式も行える規模のものであるが、その1階に面白いものを見つけた。 

     

     

旧六本松キャンパスと箱崎キャンパスの模型である。 よく見ると、日々、バドミントンに明け暮れた教養部の体育館や所属していた合成化学科の建物も確認することができた。 

     

     

両者とも、もう既に取り壊されてしまっているが、こうやって残されているのは嬉しい。 

     

     

     

     

     

     

     

     

学会2日目は、初日の雨も上がり、爽やかな日となった、キャンパスからは、海越しに福岡の市街地を望むことができる。

     

From Face Book: Poster presentations and plenary lectures. You can see the down town Fukuoka from Ito campus over the bay.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第28回基礎有機化学討論会

2017-09-08 07:01:06 | 行事(大学関係)

    

第28回基礎有機化学討論会に出席するために九州大学伊都キャンパスを訪れた。 この討論会には、毎年出席しているが、実は、10年ほど前までは、構造有機化学討論会として行われていたものが、他の二つの有機系の討論会と合同で開催されるようになり、今日に至っている。 

     

     

     

口頭発表も20分なのでまとまった話を聞くことができ、また講演者も教員や博士課程の学生が多く、かなり深い議論もできる。 個人的には、非常に楽しい時間である。 

     

     

ここ伊都キャンパスも、30年度の農学部移転や文系の移転で、すべての移転が終了するようである。 

     

     
     新図書館

     

これで、我々の世代が青春を謳歌した箱崎キャンパスは消えてしまうことになる。 近代的なビルが立ち並ぶキャンパスを眺めていると、時の流れを感じるとともに、今の学生がちょっと羨ましくもなる。

     

From Face Book: I visited Ito campus of Kyushu University to attend 28th symposium on physical organic chemistry.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発表練習

2017-09-07 07:34:29 | 行事(大学関係)

     

九州大学伊都キャンパスで行われる基礎有機化学討論会で発表する博士課程のY君の発表練習を行った。 これまでも多くの発表経験がり、まあ安心して聞くことができる。

From Face Book: We had the rehearsal of the oral presentation for 28th symposium on physical organic chemistry.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

D&DEPARTMENT

2017-09-06 12:15:53 | グルメ

    

大晦日の日には必ず参拝する若八幡宮の近くに面白そうな店を見つけたので立ち寄った。 

     

確かこの場所は、以前、幼児用の商品を扱う店だったと記憶しているが、現在は、「D&DEPARTMENT」という店になっている。 

     

     

     
ユニークなデザイン(男女兼用?)

ちょっとネットで調べてみると、このディアンドデパートメントプロジェクトは、2000年にデザイナーのナガオカケンメイによって創設され、「ロングライフデザイン」をテーマとするストアスタイルの活動体で、47都道府県に1か所ずつ拠点をつくりながら、物販・飲食・出版・観光などを通して、47の「個性」と「息の長い、その土地らしいデザイン」を見直し、全国に向けて紹介する活動を行っている、ということである。 ここ福岡店は、直営店としては3番目にオープンしている。 

     

     

     

     

     

     
実は、この人形がチェック代わり

ショップの中にダイニングがあるのだが、予想に反してちょっと本格的な料理を提供している。 

     

     

また、特に面白かったのは、このプロジェクトが発刊している各県別の雑誌で、他のものとは、ちょっと異なった視点で、各地域を観察している。 ちょっと分かりにくいビルなのだが、結構、賑わっていた。

     

From Face Book: What is D&Department Project?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由の女神(NYの思い出 2017)

2017-09-05 12:30:09 | アメリカのこと

   

これまで写真やビデオでしか見ることができなかった憧れの「自由の女神」を訪れる機会を得た。アメリカ独立100周年を記念して、フランス人の募金によって1886年に完成した像で、高さ46.05m(台座を含めると93.4m)、重さ225トンの銅像で、とても130年も経っているとは思えない威容である。 知らなかったが、正式名称は世界を照らす自由 (Liberty Enlightening the World)ということである。 

     

     

     


スタチュー・クルーズという、最も一般的な観光船だが、やはり事前にネットでチケットを購入しておかないと、なかなか乗れないほどの人気である。 

     

     

     

発着場近くには、ちょっとした展示館のようなものもあり、早く着いても十分に楽しめる。 

     

     

       

     

     

     

     

幸い、雲一つない快晴に恵まれ、海上から眺めるマンハッタンのビル街の眺めも素晴らしかった。 自由の女神のあるリバティアイランドは、実は、地理的には隣りのニュージャージー州にあるのだが、ここだけ特別区になっている。 ここまで20分程度で到着した。 

     

     

     

     

     

     

     

近づく女神像とそれをバックにしたマンハッタンとのコントラストも見ものである。 残念ながら、像の王冠に登るチケットは購入できなかった。 

     

     

     

     

     

いろいろな事情で、祖国を捨て、新天地アメリカを目指してやって来た人達にとって、この像はどんなにか希望と夢を与えたことだろうか。 

      

From Face Book: I visited the “Statue of Liberty (Liberty Enlightening the World)” on Liberty Island.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出のモール

2017-09-04 06:19:20 | アメリカのこと

     

LAで、約30年前に家族と滞在していた頃、頻繁に買い物や食事に出かけたのが、Redondo BeachにあるSouth Bay Galleriaである。 

     

当時は、日本にはこのような大きなモールはなく、すべてのものが非常に新鮮に映った。 また、中央には噴水がありその周りはフードコートになっていて、当時2歳の娘を連れて、よくランチを食べていた。 

     

あの頃は日本からの駐在員も非常に多く、このモールに来ると、必ずと言ってよいくらい、同じような日本人家族を多数見かけたものである。 

     

     

今回、昔を思い出しながら、フードコートで食事をした。 もちろん建物自体は当時のままだが、フードコートの店を初め、他のショップもほとんど変わっていたようで、また明らかに人の数も減っていた。 

     

     

当時の週末は、もっと混み合っていた。 時代は変わった。 モールの天井から越しに南カルフォルニアの青空を眺めていると、30代前半のあの頃のことが蘇って来た。 もう一度、戻りたいものである。

     

From Face Book: I had a lunch at the food court in South Bay Galleria, which reminded me of those days 30 years ago.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入場無料

2017-09-03 11:45:07 | 政治・経済・時事

    

エンパイア・ステート・ビルディングに登るには、もちろん入場料を支払う必要があるのだが、その値段表記が興味深かった。 軍関係者は、4ドルのディスカウント、そして軍服着用だと無料である。 一般の入場料(102階まで)が60ドルということを考慮すると、破格のサービスである。 ふと考えてみた。 もし、日本で軍服着用の自衛隊員の場合、スカイツリーの入場料が無料なんてことにしたら、左系の新聞、私の“大好きな”文化人、知識人を中心に大変な騒ぎになることは想像にかたくない。 これだけではなく、アメリカの空港での、軍関係者の優先搭乗、または軍関係者専用のラウンジなども珍しくない。 さらに、軍服で搭乗する軍人に対して、係りの人が一人一人に、「Thank you for your service」と言っているのを何度か見かけたことがある。 もちろん、ここでのサービスは、ミリタリーサービスである。この点に関しては、世界の中で、日本はやはり「普通の国」ではないような気がする。 このことを示唆している好例がある。 2017年世界幸福度国別ランキングである。 1位がノルウェーで、2位デンマーク、4位スイス、5位フィンランド、9位オーストリア、そして10位がスウェーデンである。 まあ、永世中立国や北欧の国々が上位を占めており、マスコミも政治体制や社会福祉制度について高く評価していた。 ところが、彼らが絶対に書きたくない事実があるようである。 そう、上記6ヶ国、すべて徴兵制がある国である。 1位のノルウェーでは、2015年1月からは女性の徴兵制も始まった。 さらに、スウェーデンでは、7年ぶりに、2018年1月から徴兵制が復活する。 私の“大好きな”文化人、知識人の中には、「徴兵制のある国が幸せな国であるわけがない」との確固たる尺度があることは間違いない。 しかしながら、世界の常識は、全く逆のようである。 そんな国の若者が、「平和、平和」、「基地反対、基地反対」、「戦争反対、戦争反対」、「War is over」等、太鼓と笛を鳴らして、ただ叫んでいれば、国の平和が維持できるなんて思っている日本の若者を見てどう感じるだろうか? 答えは明白である。

From Face Book: The admission of the Empire State Building is free of charge for Military in uniform.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親友とMatsuhisa レストラン

2017-09-02 17:17:26 | グルメ

     

30年前の初めての渡米の際、空港まで迎えに来てくれた一人のロバートに夕食を招待された。 

     

当時を思い起すと、ハンガリーからアメリカに来て、夜の博物館でのアルバイトをしながらも、ほとんど大学に寝泊まりしていたような学生であった。 

     

     

     

車も持ってはいたが、とても走りそうにもないボロボロの車で、何度か乗せてもらったが、途中で煙が出ることもあった。 

     

     

     

     

そんな彼だが、今では、研究内の立派なポジションを得て、車もドイツの高級車である。 また、いろいろなことで意気投合し、30年来の友人である。 数年前、来日した際には、彼のたっての希望ということで、湯布院の露天風呂にもお連れした。 

     

     

     

     

今回は、ビバリーヒルズ地区にある彼のお気に入りの日本食レストランに連れて行って戴いた。 [Matsuhisa」という名前で、あの有名なNobuの店舗ということで、奇遇だが、ここにオープンしたのが1987年、私が渡米した年である。 まあ、日本中がバブル経済に沸いていた時期である。 

     

     

     

ここは、30ドル支払えば、自分のアルコールを持ち込めるので、もちろん、ロバートは、好みの白ワイン持参であった。 

     

     

     

     

     
店の対面も日本食レストラン

平日にも関わらず、店内は満席、シェフは全員、日本人なので、いろいろと面白い話も聞くことができた。 ウニだけサンタバーバラ産で、他はすべて日本からの空輸ということである。 ほんとうに楽しい時間であった。

     

From Face Book: I had a wonderful dinner with one of my best friends at Japanese restaurant in Beverly Hills, CA.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれから30年

2017-09-01 00:04:07 | アメリカのこと

     

今日で、ポストドクでアメリカに渡った日からちょうど30年の月日が流れた。 1987年9月1日に、今はもう無くなったノースウエスト航空でLAに向かった。 29歳の時で、飛行機に乗るのは2回目、もちろん初めての海外であった。 今のようにインターネットなど何もない時代で、現地の情報など、何もわからなかった。 とにかく、事前に手紙を出して到着便だけは知らせてあったので、誰か空港まで迎えに来てくれているだろう、程度の適当なものだった。 

     
頻繁に遊びに行った自宅近くのレドンドビーチ(このブログの最初の写真もレドンドビーチ)、今でもよく訪問している。

     
2年間、お世話になったホンダシビック

     
まだ、当時は大型のアメ車ばかりが走っていた。

あの頃は、LAのようなアメリカの大都市の治安の悪さは、日本でもいろいろ耳には入っていたので、1歳半の娘もいることから、その点の気がかりはあった。 初めてのアメリカに入国した時のことは、今でも鮮明に憶えている。 空港には、ロバート(ハンガリー)とブッシャン(インド)の二人が迎えに来てくれていた。 そして、2年間のアメリカ生活が始まった。 実際に生活してみると、普通のアメリカ人は非常に親切で、2年間で嫌な思いをしたこともなかったし、また普通の生活の範囲では、それほど治安のことも心配することもなかった。 人生で最も楽しく充実していた2年間であった。

      
確か、ツーソン(アリゾナ州)のステーキで有名なレストラン

From Face Book: I went to LA for the first time to stay there 30 years ago today.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする