所用で中津に寄る機会ができたので、ランチを食べる場所をネットで探してみると、面白そうな店を見つけた。
福沢諭吉記念館の裏手にある「朱華」という店で、本来は、「和傘工房」ということである。
日常では、ほとんど和傘自体を見ることはなくなったが、以下、店のホームページをそのまま要約して引用すると、「日本の伝統文化の一つである和傘は、かつては庶民の暮らしになくてはならないものとして全国各地で数多く生産されていました。 中津でも、最盛期であった昭和の初めには、約70軒あった和傘屋は洋傘の普及とともに衰退し、江戸時代から続いていた九州で唯一の和傘屋も平成15年に高齢化等で製造を止めてしまいました。
城下町中津のシンボルとしての和傘工芸の伝統を復活しようと有志8人で朱夏の会を結成し、典型的な下級武士の家として残っている福沢旧邸の隣に、明治中期建築の家屋を改造して作業場として和傘製造を始めました。今では依頼や注文で忙しく製作に追われています。又、和傘をアレンジしたランプシェードや和傘あんどんなどオリジナル作品も多数あり、これからも新しいものに挑戦しつづけていきます。」とのこと。
落ち着いた民家の中に、和傘をアレンジした様々な作品が飾ってある空間で、一つ一つ丁寧に造られた品々を食することができ、普段とは異なった時間を楽しむことができた。
From Face Book: We enjoyed a lunch at the old Japanese-style house featuring various arts based on Japanese umbrellas.
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