研究室の学生から思いもかけず還暦のお祝いを開いてもらった。 また、同じ実験室を使っている超分子化学研究室の学生にも参加してもらった。
本学で、自分の研究室を立ち上げて25年になるが、その中でも、最も嬉しい会となった。
私が子供の頃には、還暦というと、腰の曲がった杖をついたおじいさん、おばあさんのイメージがあったが、実際、自分が60歳になると、そんな感覚は全くない、まあ社会全体が変わったのだろう。
学生から、ほんとうに心温まる祝いの品々を戴き、感謝している。
もちろん、大学の研究室は研究を行う場所だが、いつも心に留めているのは、「居心地の良い研究室」である。 嫌々では、研究も進まないし、来たくもない場所で1日過ごすのは苦痛だろうし、得るものもない。
学生が卒業する時に、この研究室で過ごして楽しかったし、来て良かったと思ってくれるのが、私にとっても大きな喜びである。
最後は、博多の手一本で締めた。
だんだんと、残された時間は無くなって来たが、最後まで、頑張っていきたい。 改めて、学生諸君に感謝である。
From Face Book: I have just become 60. The 60years-old has a special meaning in Japan. Thank you so much for the party held by all my students.
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