今月25日で閉館となった「北九州平和資料館」に、閉館前に立ち寄った。
若松区にある小さなビルの3階にあり、入場は無料であった。
某市民団体が中心となって、寄贈された遺品などの戦争資料を整理し、2013年に若松区内に移設し、現在の資料館となったようである。
戦争中の貴重な資料だけでなく、武器や爆弾等も手に取って見ることができるなど、小さな資料館だが非常に充実した内容であった。
しかし、入口に掲示してあったポスター類を見て、入館前から薄々感じてはいたのだが、やはり、左翼系市民団体の典型的な主義主張が散りばめられていた。 「日本の侵略行為」に関する事柄も多く、随所に偏った批判的な説明も多かった。
そして、何か残虐な行為をする日本兵という印象を与えようとする展示も少なくはなかった。 物で満ち溢れた平和な時代の価値観で、当時の日本の行為を批判するのは簡単である。 また、戦争という極限状態で、その場に置かれた兵士が、残虐と言われる行為をしたことも事実であろう。
しかしながら、私の伯父(21歳で戦死)も含め、ほとんどの若者は、国、親、妻、子供、そして故郷を思い、その命を犠牲にして戦ったのである。
後で聞いたのだが、北九州市が4月に小倉造兵廠跡地の公園内に開設した「平和のまちミュージアム」には、引き継いでもらえなかったようである。
From Face Book: Disappointing Kitakyushu peace museum.
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