学校で誰でも習った「フォッサマグナ」、そしてその西側の境界である「糸魚川-静岡構造線」、それに関する博物館が糸魚川にあるので立ち寄った。
入り口からヒスイの展示で始まるが、ここ糸魚川のヒスイは約5億2000万年前にできたもので、「世界最古のヒスイ」といわれている。
そんなわけで、この周辺では、今から5,500年ほど前の縄文時代から、ヒスイを装飾品に加工して交易しており、世界最古のヒスイ文化発祥地である。
ドイツ人地質学者、ナウマン博士が発見したフォッサマグナであるが、日本列島が誕生した時の大地の裂け目と言われている。
巨大スクリーンがあり、アジア大陸から引き裂かれ、少しずつ今の形に変化していく日本列島の誕生が良く理解できる展示となっていた。
ついつい足が止まってしまう。
実は、ナウマン博士がフォッサマグナを命名してから、120年以上経過しているが、ナウマン博士が予想したフォッサマグナの東縁を示す明瞭な境界(直江津-平塚線)は見つかっていない。
また、隣接して「長者ヶ原遺跡」もあり、縄文時代中期の大きな集落跡が残っている。
From Face Book: Fossa Magna museum
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