学力テストを課さないアドミッション・オフィス(AO)入試は、なんとなく耳障りが良いが、ほんとうの意味でのアドミッション・オフィス(AO)入試を実践しようとすれば、とても、現状のように、多忙な教員が片手間に行えるようなものではない。 私が滞在したアメリカの大学では、確かアドミッション・オフィス(AO)入試専門のスタッフが多数おり、1年中、関連の仕事をしているようである。 まあ、入学希望者が定員の6-8倍もいるので、その数も半端なものじゃないだろうが。 つまり、それくらいの予算と人員を割かないと、有効なAO入試など難しいだろう。 しかしながら、昨今の予算削減の中では、そんなことは到底望めそうもない。 そして、ずっと言われていることだが、何よりも大学の出口の基準をきちんと決め、入学より卒業に重きを置くようにすることが大事である。
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