桜の季節も足早に過ぎ去った週末、福岡地方は青空が広がり、ちょっと冷たい風により何となく大気の透明感が増した感じの天気になった。 まさに、南カルフォルニアを思い出させるような気候である。 ようやく、ベランダで快適に過ごせる季節になり、離着陸する航空機を眺めながらのんびりできる。
さて大学を退職して早いもので1年が過ぎた。 ふと思い出した言葉がある。 「悠々自適」である。 我々より一世代上の先生方は、遅くても63歳で退職されていた。 そんな先生方の近況報告を聞くと、前述の「悠々自適」という言葉をよく目にしていた。 ところが最近はあまり聞かなくなった。
まあ、退職金も大幅に減り、年金も頭打ち、それに加えて、税金、各種社会保険料の増額と来れば、多くの人にとって余裕がなくなっているのは当たり前である。 社会全体を見渡しても、なかなか好転の兆しは感じられない。 人口減、高齢化も確実に進む。 このカルフォルニアスカイを見ながら、「どこで間違ってしまったのだろうか?」 と答えのない問いをしてみた。
From Face Book: “Living leisurely and comfortably” is not being used anymore.
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