旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

珍しい現象(北陸新幹線)

2024-04-12 12:46:23 | 鉄道と航空機

     

3月16日に金沢-敦賀間延伸開業した北陸新幹線だが、時刻表を眺めていると面白いことに気づいた。 通常は、新幹線が延伸されると、当たり前だが所用時間が大幅に短縮される。 東京6:16分発の「かがやき501号」に乗ると敦賀に着9:34分に到着する。 ところがである。 それより、17分後の6:33分東京発の「のぞみ5号」に乗ると名古屋に8:10分に着く。 そこで、名古屋8:13分発の「ひかり631号」に乗り換えると米原に8:42分に着く。 そこから、8:57分発の在来線特急「しらさぎ1号」に乗り換えると、敦賀には9:27分に到着する。 すなわち、東京-敦賀間に限ると、北陸新幹線を使うより、東海道新幹線と在来線特急を使った方が、乗車時間が20分も短いことになる。 まさに珍現象である。 こんなことが起こるのも、北陸新幹線はJR東日本とJR西日本が運行、そして東海道新幹線はJR東海が運行、というように別会社になっているためのライバル意識の現れだろうか。

From Face Book: A rare event seen in Hokuriku Shinkansen.

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