当時は、今の常識では考えられないような長距離の普通列車が運行されていた。 その中でも特に面白く感じるのは、門司と京都間を山陰本線経由で結んでいた列車である。 上りを見ると、門司発8時41分で、京都着は翌日の5時30分となっている。 あの頃は、門司鉄道管理局が九州の中心だったので、門司発着の列車が多く見られた。
EF10
D51
DF50
C51
さて何が面白いかというと、牽引する機関車である。 門司から下関はEF10(ちょっと意外であった)、その後下関から浜田まではD51(最も有名な蒸気機関車)、浜田から米子はC51(蒸気機関車)、米子から福知山はDF50(ディーゼル機関車)、そして福知山から京都は、またC51となっている。 同じ客車を、電気機関車、ディーゼル機関車、そして蒸気機関車が牽引するという夢のような列車であった。
From Face Book: Electric locomotive, Diesel locomotive and Steam locomotive.
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