興味ある記事を見つけた。 高等教育世界ランキングが発表されたが、昨年、世界200位までに日本の大学は11校含まれていたが、今年はわずか5校に激減している。 これに対して、東アジア諸国の大学ランキングは著しく上昇し、日本の存在感の低下は明らかである。 我々のように現場にいる者にとっては、その原因はほぼ明らかである。 それは政府の高等教育機関に対する予算削減である。 これに対して、前述のアジア諸国は財政支援を増やしており、非常に単純な相関関係である。 特に、現政権は、来年度10%削減を原則としている。 この金額は、小規模大学20校に相当するらしい、また、高校無償化に必要な金額にも相当している。 こんな状況なのに、大学側から表立った反論が出ないのも不思議なことである。 皆、内向きになって、反論する気力もないのが現実だろう。 日本の大学において末期症状が始まるのも時間の問題である。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます