今回、参加したのは「International Symposium on Construction and Application of Functional Molecules/Systems」というシンポジウムで、これまで十数年間、九大の新名主先生のご尽力で、台湾と日本の二国間で毎年、場所を変えて行われてきたもので、ずっと参加させて戴いている。
そんなわけで、今回で5回目の訪問である。 また、今回のシンポジウムは、台湾側の中心的な役割を担ってこられた、Academic SinicaのChow先生の退官を記念して、日本、台湾に加え、韓国、中国からも関連の先生方をお呼びして行われた。
初日は、台北市内のホテルでWelcome Receptionが行われ、約50名の参加者全員が出席し、懇親を深めた。 明日から、場所を移動してシンポジウムが始まるが、今回全員が30分程度の発表を行うので2日間、朝から夕方まで講演でびっしりである。 もちろん。4ヶ国からの化学者の間には垣根もなく、和気あいあいの雰囲気であった。
一方、ホテルの前の通りに限らず、大きな道路には、無数の国旗がはためいている。 やはり、国威を鼓舞し、どこかに中国に対する警戒感があることは間違いない。 これも現実である。
From Face Book: Welcome Reception of International Symposium on Construction and Application of Functional Molecules/Systems was held in Taipei.