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海外へのフライト中のエトセトラ?

2009年07月13日 | 一般知識
ご存知ですか?
長時間飛行中の機内の湿度は20%以下にまで下がることを。
このため、女性にとっては大敵の肌荒れの原因になります。

その原因は、
機内の空調が除湿・乾燥した空気が供給されることにあります。
これによって体内の水分が不足するのが原因です。
これを解消するためには、
こまめな水分補給を行うことが不可欠が、
スキンクリーム・リップステック・スプレーローション・
鼻用スプレー・洗顔などにより保湿に努め、
肌の乾燥を抑えましょう。

また、エコノミーで旅行をなさる方には、
エコノミー症候群の予防も重要です。
エコノミー症候群とは、
長時間、下肢を動かさないでいると、
大腿の静脈に血栓ができる「静脈血栓症」のことです。
機内での足のムクミや痛みはよく経験することです。
ファーストクラスやビジネスクラスに変更できる方は別として
エコノミーの座席に狭さが原因と見られますので、
機内歩行や座席でのリラクゼーションストレッチや
足のマッサージなどをして血行をよくするようにしましょう。
また、水分補給は血栓ができるのを
防ぐ効果もありますので水分を十分にとってください。

また、長時間のフライトでは、
足を組むのを避け、2~3時間おきに適度に足を動かしましょう。
座席に座ったままできるリラクゼーションストレッチ、
(1)足先を充分に伸ばしたり、曲げたりする。
(2)足全体をゆっくり大きく円を描くように回す。
(3)ふくらはぎ全体をこぶしでトントンと軽く叩く。
などを実行してみましょう。

ここまでの肌の乾燥にしても
エコノミー症候群にしても水分補給が必要なことは明らかです。
ただ、いくら水分補給が重要だと言っても、
アルコール類での補給は考えものです。
機内気圧の関係から、
アルコールによる酔いは地上より強く、
いつもなら大丈夫という量でも、
酩酊状態に陥ることがあります。
機内での水分補給にはなるべく水を飲むようにしましょう。

また、
乾燥は目にも及びますので、
コンタクトレンズをしている方はなるべくはずすようにしましょう。

次に時差ぼけ対策です。
よく時差ぼけで頭がまだぼーっとしているとか、
身体がだるくってとかよく聞きますよね。
多少の時差ぼけは誰にでもありますが、
機内での過ごし方によって大幅な改善ができます。

方法は簡単です。
まず、搭乗したら時計を目的地時間に合わせ、
体内時計を目的地時間に意識的に合わせるようにします。
すなわち、飛行機に乗った瞬間から
時間的意識を日本時間ではなく、
機内の食事や睡眠を目的地時間でとるようにします。
つまり飛行機に乗ったら、
「今、日本は何時だろう」という意識を捨てることです。
航空会社も時差ぼけなどを考慮して、
目的地時間を意識して機内食や睡眠時間を準備しています。
ここでも、
アルコール類の飲み過ぎやカフェイン類は、
眠りを浅くするので注意しましょう。

その他には、
航空性中耳炎というのがあります。
機内の気圧変化により耳が詰まったような、
耳がツーンとなる症状です。
その対処法は、鼻から大きく息を吸い込み、
鼻をつまんで吸い込んだ息を息を軽く鼻腔から出すように
耳に息を送ると正常に戻すことができます。

旅行社でも教えてくれることの少ない
特別機内食サービスというのがあります。
これは、健康や幼児・宗教上のために
通常の機内食が食べられない人の為に
用意された機内食のことです。
アレルギー食、低コレストロール食、低脂肪食、
糖尿病食、ベギタリアン食などを選択することができます。
このサービスを受ける為には、
出発便の96時間前までに
航空会社に連絡しなければなりません。
搭乗後、この旨を機内乗務員に申し出ることを忘れないように!

あっ、そうそう
座席指定をする時、非常口にある座席は避けたほうがいいですよ。
飛行機には普通2~3カ所の搭乗口があります。
これは通常みなさんが乗り降りする所ですね。
実は飛行機には非常寺を想定して
左右数カ所に非常用扉というのが設置されています。
この扉はよほどのことがない限り開けることはないのですが、
緊急時には使用しなければなりません。
ということもあって、
この前にある座席はリクライニングしないんですよ。
つまり、寝るときも角度を変えられない、
長時間乗るには非常につらい座席です。
私の経験上、今まではこんなことはなかったような気がしますが、
先日乗ったアメリカン航空は動きませんでした。
みなさんも注意したほうがいいですよ。


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