12月25日の東京先物市場で、
原油価格が4年9ヵ月ぶりに
1バレル2万円を割り、
19,770円の値を付けました。
これは、2004年4月上旬以来の出来事で、
世界的不況による原油の需要の減退が原因です。
また、
アメリカのサムプライム問題や自動車産業の破綻危機などで
円高が進み、現在1ドル=90.45円となっています。
この円高や不況による需要の減退で、
日本へ輸入される原油価格も下がり、
ちまたのガソリンスタンドでも
軒並み110円前後を付けています。
円高が進むということは、
旅行者にとっては海外での買物や宿泊、食事など、
あらゆるものが以前より安く提供してもらえるということで、
非常にありがたい事ですが、
日本の産業、特に輸入や輸出に関連している企業は
経営不安に陥るのは当然の理で、
それに伴って年末だというのに
リストラされる人々には
お悔やみを申し上げるしかありません。
ですが、世の中が不況だと言っても、
現実に公約したことは守ってもらわなければなりません。
経営が苦しいからと言って、
守るべき事をうやむやにする理由には
ならないと思うのです。
そうです、2005年のJALの公式サイトで、
公示したことをみなさんは覚えていますか?
原文のまま掲載すると
JALグループでは、昨今の世界的な航空燃油価格の高騰を受け、
2005年2月1日発券分より「燃油特別付加運賃」を設定し、
ご利用者の皆様にもその一部のご負担をお願いしております。
なお、燃油価格の変動により、
「燃油特別付加運賃」を改定、あるいは廃止します、
という告示が行われました。
この発表が本当であれば、
燃油特別付加運賃は
ここまで原油価格が下がれば
当然廃止されるべきではないのでしょうか?
ところが今だに公然と徴収し、
廃止するという発表もありません。
そこで、2005年当時の原油価格を調べてみました。
1キロリットル当りの価格は、
2005年1月25,052円
2005年2月26,848円
2005年3月28,071円
2005年4月32,686円
2005年5月34,134円
2005年6月33,557円
2005年7月37,067円
2005年8月38,947円
2005年9月41,165円
2005年10月42,696円
2005年11月42,253円
2005年12月41,171円
と推移しています。
では現在はというと、
2008年1月63,338円
2008年2月62,433円
2008年3月62,483円
2008年4月63,746円
2008年5月70,323円
2008年6月80,565円
2008年7月88,456円
2008年8月91,908円
2008年9月82,224円
2008年10月67,075円
2008年11月45,384円
2008年12月32,500円(予想)
となっています。
この推移で見る限り、
2008年12月は予想ですが、
32,500円となり、
公示した2005年2月が24,868円でしたから
ほぼ当時に戻っていると見受けられます。
しかも25日には、
2004年4月の価格を下回ったわけですから、
2009年1月にはもっと下がると予想されます。
という事は、燃油特別付加料金は
当然廃止されるべきではないでしょうか?
JALだけをあげていますが、
ANAもそして他の航空機会社も
同様に素早く対処すべきです。
特に日本の航空機会社は、
円高で安く原油が輸入できるのですから、
先駆けてやるべきです。
でないと利用者はますます減りますよ。
ある旅行社で聞いたところによると、
高い時に買った燃料が残っているから
なかなか下げられないんだと言っていましたが、
それを言うなら、
安い時に買った燃料があったはずなのに
直ぐに付加料金は付けたのはどういうことか、
ってなりますよね。
社会の情勢によって、
対処するという公式発表をした以上、
その時の相場に即して
迅速な対応が望まれます。
でないと、
やっぱり不当利益をむさぼっているだけだと
思われてもしかたないんじゃありませんか?
==今週の英会話教室==
日本から海外に行く場合、
最近は直行便が増え便利になりました。
しかし、ちょっと遠い国に行こうと思うと、
必ずトランジットがあります。
Ladies and gentlemen. Soon we shall be landing at soul
international Airport. We will be stopping over for
45 minutes. Your local time now is ten forty-five a.m.…
(皆様、まもなく当機はソウル国際空港に到着致します。
滞在時間は45分でございます。現地時間は午前10時45分…)
こんなアナウンスが機内で流れたら、
keywordはstopoverとlocal timeを聞き逃さなければ、
だいたいの内容は把握できます。
トランジットの場合は、
ほとんどトランジットルームに移動するだけで
便名が変わることもありませんので
まだ安心できます。
よく戸惑うのが乗り換えです。
航空機会社は同じなのですが、
便名が変わるのです。
この場合、
乗り換えに最低2時間は空港で足止めをされます。
この場合、
飛行機は現地時間の何時に何番ゲートから出発するのか。
自分の乗る飛行機はどの会社の何便で、
最終目的地はどこかを把握し、
インフォメーションボードで確認します。
もし分からない場合は、
会話式:What time we're leaving?
(チケットを見せて)いつ出発しますか。
How long we're staying?
(どのくらいとまっていますか)
文法式:At what time shall we be leaving?
For how long are we going to stay here?
と聞けばだいたいの事は教えてくれます。
トランジットや乗り換えの空港で
戸惑う事程不安なことはありません。
迷わず空港の職員に聞きましょう。
原油価格が4年9ヵ月ぶりに
1バレル2万円を割り、
19,770円の値を付けました。
これは、2004年4月上旬以来の出来事で、
世界的不況による原油の需要の減退が原因です。
また、
アメリカのサムプライム問題や自動車産業の破綻危機などで
円高が進み、現在1ドル=90.45円となっています。
この円高や不況による需要の減退で、
日本へ輸入される原油価格も下がり、
ちまたのガソリンスタンドでも
軒並み110円前後を付けています。
円高が進むということは、
旅行者にとっては海外での買物や宿泊、食事など、
あらゆるものが以前より安く提供してもらえるということで、
非常にありがたい事ですが、
日本の産業、特に輸入や輸出に関連している企業は
経営不安に陥るのは当然の理で、
それに伴って年末だというのに
リストラされる人々には
お悔やみを申し上げるしかありません。
ですが、世の中が不況だと言っても、
現実に公約したことは守ってもらわなければなりません。
経営が苦しいからと言って、
守るべき事をうやむやにする理由には
ならないと思うのです。
そうです、2005年のJALの公式サイトで、
公示したことをみなさんは覚えていますか?
原文のまま掲載すると
JALグループでは、昨今の世界的な航空燃油価格の高騰を受け、
2005年2月1日発券分より「燃油特別付加運賃」を設定し、
ご利用者の皆様にもその一部のご負担をお願いしております。
なお、燃油価格の変動により、
「燃油特別付加運賃」を改定、あるいは廃止します、
という告示が行われました。
この発表が本当であれば、
燃油特別付加運賃は
ここまで原油価格が下がれば
当然廃止されるべきではないのでしょうか?
ところが今だに公然と徴収し、
廃止するという発表もありません。
そこで、2005年当時の原油価格を調べてみました。
1キロリットル当りの価格は、
2005年1月25,052円
2005年2月26,848円
2005年3月28,071円
2005年4月32,686円
2005年5月34,134円
2005年6月33,557円
2005年7月37,067円
2005年8月38,947円
2005年9月41,165円
2005年10月42,696円
2005年11月42,253円
2005年12月41,171円
と推移しています。
では現在はというと、
2008年1月63,338円
2008年2月62,433円
2008年3月62,483円
2008年4月63,746円
2008年5月70,323円
2008年6月80,565円
2008年7月88,456円
2008年8月91,908円
2008年9月82,224円
2008年10月67,075円
2008年11月45,384円
2008年12月32,500円(予想)
となっています。
この推移で見る限り、
2008年12月は予想ですが、
32,500円となり、
公示した2005年2月が24,868円でしたから
ほぼ当時に戻っていると見受けられます。
しかも25日には、
2004年4月の価格を下回ったわけですから、
2009年1月にはもっと下がると予想されます。
という事は、燃油特別付加料金は
当然廃止されるべきではないでしょうか?
JALだけをあげていますが、
ANAもそして他の航空機会社も
同様に素早く対処すべきです。
特に日本の航空機会社は、
円高で安く原油が輸入できるのですから、
先駆けてやるべきです。
でないと利用者はますます減りますよ。
ある旅行社で聞いたところによると、
高い時に買った燃料が残っているから
なかなか下げられないんだと言っていましたが、
それを言うなら、
安い時に買った燃料があったはずなのに
直ぐに付加料金は付けたのはどういうことか、
ってなりますよね。
社会の情勢によって、
対処するという公式発表をした以上、
その時の相場に即して
迅速な対応が望まれます。
でないと、
やっぱり不当利益をむさぼっているだけだと
思われてもしかたないんじゃありませんか?
==今週の英会話教室==
日本から海外に行く場合、
最近は直行便が増え便利になりました。
しかし、ちょっと遠い国に行こうと思うと、
必ずトランジットがあります。
Ladies and gentlemen. Soon we shall be landing at soul
international Airport. We will be stopping over for
45 minutes. Your local time now is ten forty-five a.m.…
(皆様、まもなく当機はソウル国際空港に到着致します。
滞在時間は45分でございます。現地時間は午前10時45分…)
こんなアナウンスが機内で流れたら、
keywordはstopoverとlocal timeを聞き逃さなければ、
だいたいの内容は把握できます。
トランジットの場合は、
ほとんどトランジットルームに移動するだけで
便名が変わることもありませんので
まだ安心できます。
よく戸惑うのが乗り換えです。
航空機会社は同じなのですが、
便名が変わるのです。
この場合、
乗り換えに最低2時間は空港で足止めをされます。
この場合、
飛行機は現地時間の何時に何番ゲートから出発するのか。
自分の乗る飛行機はどの会社の何便で、
最終目的地はどこかを把握し、
インフォメーションボードで確認します。
もし分からない場合は、
会話式:What time we're leaving?
(チケットを見せて)いつ出発しますか。
How long we're staying?
(どのくらいとまっていますか)
文法式:At what time shall we be leaving?
For how long are we going to stay here?
と聞けばだいたいの事は教えてくれます。
トランジットや乗り換えの空港で
戸惑う事程不安なことはありません。
迷わず空港の職員に聞きましょう。