10倍楽しむ為の旅no心得

海外・国内問わず、旅は楽しいもの。
人の知らないちょっとしたアイデアや豆知識で
より快適な旅を。

燃油特別付加運賃はいつ無くなるの?

2008年12月29日 | 海外旅行
12月25日の東京先物市場で、
原油価格が4年9ヵ月ぶりに
1バレル2万円を割り、
19,770円の値を付けました。
これは、2004年4月上旬以来の出来事で、
世界的不況による原油の需要の減退が原因です。

また、
アメリカのサムプライム問題や自動車産業の破綻危機などで
円高が進み、現在1ドル=90.45円となっています。

この円高や不況による需要の減退で、
日本へ輸入される原油価格も下がり、
ちまたのガソリンスタンドでも
軒並み110円前後を付けています。

円高が進むということは、
旅行者にとっては海外での買物や宿泊、食事など、
あらゆるものが以前より安く提供してもらえるということで、
非常にありがたい事ですが、
日本の産業、特に輸入や輸出に関連している企業は
経営不安に陥るのは当然の理で、
それに伴って年末だというのに
リストラされる人々には
お悔やみを申し上げるしかありません。

ですが、世の中が不況だと言っても、
現実に公約したことは守ってもらわなければなりません。
経営が苦しいからと言って、
守るべき事をうやむやにする理由には
ならないと思うのです。

そうです、2005年のJALの公式サイトで、
公示したことをみなさんは覚えていますか?
原文のまま掲載すると
JALグループでは、昨今の世界的な航空燃油価格の高騰を受け、
2005年2月1日発券分より「燃油特別付加運賃」を設定し、
ご利用者の皆様にもその一部のご負担をお願いしております。
なお、燃油価格の変動により、
「燃油特別付加運賃」を改定、あるいは廃止します、
という告示が行われました。

この発表が本当であれば、
燃油特別付加運賃は
ここまで原油価格が下がれば
当然廃止されるべきではないのでしょうか?

ところが今だに公然と徴収し、
廃止するという発表もありません。

そこで、2005年当時の原油価格を調べてみました。
1キロリットル当りの価格は、
2005年1月25,052円
2005年2月26,848円
2005年3月28,071円
2005年4月32,686円
2005年5月34,134円
2005年6月33,557円
2005年7月37,067円
2005年8月38,947円
2005年9月41,165円
2005年10月42,696円
2005年11月42,253円
2005年12月41,171円
と推移しています。

では現在はというと、
2008年1月63,338円
2008年2月62,433円
2008年3月62,483円
2008年4月63,746円
2008年5月70,323円
2008年6月80,565円
2008年7月88,456円
2008年8月91,908円
2008年9月82,224円
2008年10月67,075円
2008年11月45,384円
2008年12月32,500円(予想)
となっています。

この推移で見る限り、
2008年12月は予想ですが、
32,500円となり、
公示した2005年2月が24,868円でしたから
ほぼ当時に戻っていると見受けられます。

しかも25日には、
2004年4月の価格を下回ったわけですから、
2009年1月にはもっと下がると予想されます。

という事は、燃油特別付加料金は
当然廃止されるべきではないでしょうか?
JALだけをあげていますが、
ANAもそして他の航空機会社も
同様に素早く対処すべきです。

特に日本の航空機会社は、
円高で安く原油が輸入できるのですから、
先駆けてやるべきです。
でないと利用者はますます減りますよ。

ある旅行社で聞いたところによると、
高い時に買った燃料が残っているから
なかなか下げられないんだと言っていましたが、
それを言うなら、
安い時に買った燃料があったはずなのに
直ぐに付加料金は付けたのはどういうことか、
ってなりますよね。

社会の情勢によって、
対処するという公式発表をした以上、
その時の相場に即して
迅速な対応が望まれます。

でないと、
やっぱり不当利益をむさぼっているだけだと
思われてもしかたないんじゃありませんか?

==今週の英会話教室==

日本から海外に行く場合、
最近は直行便が増え便利になりました。

しかし、ちょっと遠い国に行こうと思うと、
必ずトランジットがあります。

Ladies and gentlemen. Soon we shall be landing at soul
international Airport. We will be stopping over for
45 minutes. Your local time now is ten forty-five a.m.…
(皆様、まもなく当機はソウル国際空港に到着致します。
滞在時間は45分でございます。現地時間は午前10時45分…)

こんなアナウンスが機内で流れたら、
keywordはstopoverとlocal timeを聞き逃さなければ、
だいたいの内容は把握できます。

トランジットの場合は、
ほとんどトランジットルームに移動するだけで
便名が変わることもありませんので
まだ安心できます。

よく戸惑うのが乗り換えです。
航空機会社は同じなのですが、
便名が変わるのです。
この場合、
乗り換えに最低2時間は空港で足止めをされます。

この場合、
飛行機は現地時間の何時に何番ゲートから出発するのか。
自分の乗る飛行機はどの会社の何便で、
最終目的地はどこかを把握し、
インフォメーションボードで確認します。

もし分からない場合は、
会話式:What time we're leaving?
   (チケットを見せて)いつ出発しますか。
    How long we're staying?
   (どのくらいとまっていますか)
文法式:At what time shall we be leaving?
    For how long are we going to stay here?
と聞けばだいたいの事は教えてくれます。

トランジットや乗り換えの空港で
戸惑う事程不安なことはありません。
迷わず空港の職員に聞きましょう。

温泉三昧?城崎にて…。

2008年12月16日 | 国内旅行
先週、城崎温泉に行ってきました。
柳並木のある大谿川沿いは、
両側に木造三階建ての旅館が建ち並び、
かの志賀直哉が愛した温泉だけあって
情緒豊かなところでした。

ただ温泉宿を決めるのには苦労しました。

何故って、
伝統のある温泉街には良くある事ですが、
中心街には古くからある旅館が
軒を連ねています。

温泉宿なら何処でも良いというなら
なるべく便利な立地条件に建つ宿を
選択すれば良いのでしょうが、
城崎に関しては
あまりにもこじんまりしていて
決めてというものが見当たりませんでした。

宿が小さいからと言って、
悪いという訳ではありません。
アットホーム的な良さがあるにちがいありません。

しかし、
最近の宿の探し方として
インターネットを利用する方が多いと思います。
その場合、
選択肢として客室数、風呂、料理、施設、料金などを
見ると思うのですが、
極端に部屋数が少なかったり、
外観が貧相だったり、
料理に特徴がない場合、敬遠しがちになります。

この城崎温泉は、
特に中心街になりますが、
木造三階建ての旅館が多く、
巨大温泉ホテルを望まない私でさえ、
大丈夫なのという旅館があまりにも多かった、
ただし、インターネット上で見た限りにおいてです。

旅行の楽しみの一つに
旅館とかホテルは切り離せないものです。
宿に着いた時に
良い所だなあと思うのと、
えっ!ここなのと思うのでは、
印象も全然違うものになります。
それがその土地自体の評価にもなってきます。

城崎温泉も中心街を少し離れると、
大きめのホテルや旅館があります。

しかし、この温泉地の特徴は
外湯にあると思うのです。

地蔵湯、さとの湯、柳湯、一の湯、御所の湯、鴻の湯と
6つの共同浴場があります。
どれもそれぞれ特徴を持たして作られています。

何処かの宿に宿泊すると
無料で利用できますが、
単独での利用だと600円かかります。

他の温泉地と違う点は、
この外湯が充実しているためか、
旅館やホテルにあるお風呂は、
まあ一般的というようなものです。

だから、外湯に近い温泉宿を選択する事が
望ましいのですが、
先ほどから言っているように難しいのです。

離れた宿でも外湯行きのバスを
1時間に2本位の割合で独自で出していたりしますが、
やはり手軽に行くというわけにはいきません。
温泉好きには歯がゆいところです。

実際に見てくれば次に行く時には、
あそこが良さそうだったとか言えるのではと
少し調べてきました。

御所の湯の近くにある
泉都とか古まん、西村屋なんかは
堂々たる木造三階建て旅館です。

三木屋は代表作「城崎にて」で知られる
志賀直哉のゆかりの宿です。

誰と行くかとか
予算とかでも違ってきますが、
紹介した旅館はちょっとお高いです。

特に今はシーズンですのでオフシーズンよりは
割高です。

どうしてシーズンかって、
言わずと知れた城崎は、
温泉も有名ですが、
マツバガニが味わえる事でも有名なんです。

つまり、
11月から3月までのカニ漁の行われている時期が、
ここではシーズンなんです。

でも、欲張ってかにずくしコースなんて頼むと、
最後の雑炊を食べる頃には気持ち悪くなるのは
私だけでしょうか?

だから私は旬の会席のある宿を探しました。
それでもカニが1杯まるまる付いていました。
せっかくの冬の日本海に行くからには、
おいしい魚も食べたいじゃないですか。

==今週の英会話教室==

日本から海外に行く場合、
最近は直行便が増え便利になりました。

しかし、ちょっと遠い国に行こうと思うと、
必ずトランジットがあります。

Ladies and gentlemen. Soon we shall be landing at soul
international Airport. We will be stopping over for
45 minutes. Your local time now is ten forty-five a.m.…
(皆様、まもなく当機はソウル国際空港に到着致します。
滞在時間は45分でございます。現地時間は午前10時45分…)

こんなアナウンスが機内で流れたら、
keywordはstopoverとlocal timeを聞き逃さなければ、
だいたいの内容は把握できます。

トランジットの場合は、
ほとんどトランジットルームに移動するだけで
便名が変わることもありませんので
まだ安心できます。

よく戸惑うのが乗り換えです。
航空機会社は同じなのですが、
便名が変わるのです。
この場合、
乗り換えに最低2時間は空港で足止めをされます。

この場合、
飛行機は現地時間の何時に何番ゲートから出発するのか。
自分の乗る飛行機はどの会社の何便で、
最終目的地はどこかを把握し、
インフォメーションボードで確認します。

もし分からない場合は、
会話式:What time we're leaving?
   (チケットを見せて)いつ出発しますか。
    How long we're staying?
   (どのくらいとまっていますか)
文法式:At what time shall we be leaving?
    For how long are we going to stay here?
と聞けばだいたいの事は教えてくれます。

トランジットや乗り換えの空港で
戸惑う事程不安なことはありません。
迷わず空港の職員に聞きましょう。

時差って何?

2008年12月01日 | 一般知識
外国に行くと時差というものがありますが、
ややこしいと思った事はありませんか?
時差とは現地時間を基準とした際の
「ローカルタイム」および「グリニッジ標準時」に
対しての差分です。

といっても何の事か判りにくいですよね。
世界標準時間とは
グリニッジ時計台で表示される時間です。

グリニッジとは
イギリスにある有名な時計台です。
つまりこの時計台の時間を
世界標準時間として採用しているのです。

これを基準に現地時間、
例えば、
ロンドンは午前0時なんだけど、
ニューヨークは午後7時だとします。
そうすると世界標準時との時差は-5時間となります。

これはロンドンを中心に考えた場合ですから、
便宜上、地図上で見ると、
イギリスより右側に行けば行く程
時差はプラスになり、
左側に行く程マイナスになります。
ただし、太平洋上にある日付変更線を堺に
日が変わるので
地球を右回りに見て行くと、
日付変更線の手前までがプラス時間となり、
越えた時点でマイナス時間の時差となります。

これは解釈の問題ですが、
右回りに日付変更線を越えると
前日に戻った事になるからです。

通常、海外旅行などに行く場合、
旅行社などで時差は何時間とか教えてくれるのは、
日本を中心に考えた場合の時差です。
日付変更線が近い日本では、
時差がプラスになる所は数時間までしかなく、
反対にマイナスになると数十時間まであり、
偏った時差が表示されます。

これは日付変更線がグリニッジと
真反対の位置に設定されているためのようです。

ちなみに    日本との時差  世界標準時との時差

イギリス      -9時間       0時間
ニューヨーク   -14時間      -5時間
ロサンジェルス  -17時間      -8時間
リオ       -12時間      -3時間
フランス      -8時間      +1時間
モスクワ      -6時間      +3時間
カイロ       -7時間      +2時間
ジャカルタ     -2時間      +7時間
中国        -1時間      +8時間
シドニー      +1時間     +10時間
日本        0時間      +9時間

それにしてもややこしいですよね。
最近は携帯電話の発達によって
3Gの海外で使える機種を持っていれば、
何もしなくても現地時間と
日本時間を表示してくれます。

結構、感動ものです。
だって、海外の空港に着いて携帯を見ると、
既に現地時間になっていて、
日本時間は下に小さめに表示してるんですよ。

今までだったら
外国の都市に着く度に
時計を合わさなければなりませんでした。
空港やホテルなど割と時計があるところは
いいのですが、
発展途上国に行くと
英語は通じない、時間は分からないっていう
事態に陥った事があります。

一度、ワシントンに言ったとき
まあ、先進国だし時計はあるのですが、
サマータイムなるものがあり、
それもちょうどその日からだったもので、
待ち合わせをしていたのですが、
時間になっても来ないのです。
後で聞いたら
今日からサマータイムになったから
1時間ずれるということでした。

日本にはサマータイムはありませんが、
沖縄と北海道じゃ日の出・日の入りの時間が
相当ずれます。

たかだか2000kmの日本でそうなのだから、
アメリカの西海岸と東海岸とでは
時差もあれば、
サマータイムの導入も仕方ないことかもしれません。

日本人のようにせこせこと
時間に追われるように生活している民族には
時間が正確に分からないのは致命的ですが、
日が出たら起き、食事をして働く
日が沈んだら寝る、
こんな素朴だけど
考えようによっては贅沢な生活がおくれないものでしょうか。

==今週の英会話教室==

非常に便利な言葉を紹介すると、
それは、freeという単語。
意味は「自由である」「あいている」「タダである」など。
発音は「フゥルイー」とでもすべきでしょうか、
日本語の「フリー」だとflea(ノミ)と聞こえるそうですよ。

このfreeを使うと、
この席空いてますかと聞く時は、
単語式なら:Free?…席を指差して。
会話式なら:Is it free?
文法式なら:Is this seat vacant?

vacantはoccupiedと共にトイレのドアに書いてある言葉。

つまりfreeは色々応用がききます。

例えば、
トイレを指差して 
Is it free?(トイレ空いていますか)
雑誌を指差すなら、
Is it free?(この雑誌あいていますか)となります。
さらに、
Is this coffee free?とすると、
(このコーヒー無料ですか)になります。

ちょっとふざけて
もし隣に好みの美女が座っていたら、
Are you free tonight?と使うと
(今晩お暇ですか)となり、
ガールハンティングにまで使えてしまいます。

彼女がウンというかはあなた次第ですが…?