前回、旅先での危険についてお話ししましたが、
身に覚えのある方もいらっしゃったんじゃありませんか。
私なんか海外に行くたんびに
いろんな体験をしています。
一度なんか、
あわやという目に会ったんですよ。
それは、
ブラジルのレシーフェという町でのこと。
一緒に行った仲間とレストランで
食事をしていた時、
地元の?女の子たちがいたのですが、
一緒に飲もうということになって
我々のテーブルにやってきました。
ところが、
我々の中の一人が酔っぱらって、
女の子と喧嘩になってしまいました。
女の子たちは帰るといって、
タクシーに乗り込んだのですが、
どういうわけか一人の女の子が私の手を引いて
タクシーに引っ張り込みました。
強引に振り払えば振り払えないことはなかったのですが、
好奇心に負けてタクシーに乗り込んでしまいました。
これは無謀というほかない行為で、
言葉も良く分からない娘と
何処へ連れて行かれるか分からないのに、
一緒についていったんですね。
タクシーは全然知らないセントロ、
つまりダウンタウンに向っていました。
まあ、私に心の中では
タクシーでホテルに帰ればいいやっていう
軽い気持ちがあった事は否めません。
ところが、
タクシーに乗ってから
ドル紙幣しか持っていない事に気づき、
まずは両替をしなきゃって思いました。
特に当時はデフレが深刻化している時で、
最初にまとめて両替するよりも、
必要な時に必要なだけ両替するほうが得だったのです。
でもダウンタウンでは
現地のお金しか使えないんですよね。
ブラジルは日系人が多く、
サンパウロあたりでは
現地通貨のレアルだけでなく
外貨であるドルや円も使える所があります。
両替もホテルや銀行だけでなく、
あちこちに両替をする所があります。
そんな訳で、
ドル紙幣しか持っていなかった私は、
レシーフェのダウンタウンで両替する事にしました。
女の子に言うと、
分かったと言って連れていってくれたのが、
なんと地元の人しか行かないような食堂。
しかも満杯状態の店で、
日本人にとっては100ドル、
当時は円高で1ドル100円くらいでしたが、
1万円相当はそんなに大金だと思っていないので、
100ドルの両替を申し入れました。
両替は出来たのですが、
なんせまだクルゼーロの時代で、
100ドルで12000クルゼーロくらいあり、
ようは札束ですね。
受け取った瞬間に店の客の目が一斉に向いて、
立ち上がってきたんですね。
それこそワーという感じで…。
本来ならこんな場合、
身ぐるみはがされるか、
後をつけられて強盗に遭うのが関の山です。
あっと思った私はパニック状態になったのですが、
一緒にいた女の子が心得ていて
私のお金を少し取ると
パッとばらまいたんですね。
すると、そこにいた人たちはお金に群がって奪い合い状態に…。
その間に私たちは急いで逃走したから、
今何事も無く無事いられるのですね。
今考えてもぞっとする経験でした。
みなさんはそんなことがないように気をつけましょう。
ちなみに、
その女の子は非常に親切で、
日本からの移民の人の所へ連れて行ってくれたり、
わざわざ英語でやってる映画を探してくれたり、
最後はホテルまで送ってくれました。
今どうしてるかなあ。
ちょっと懐かしくて危なっかしい思い出です。
身に覚えのある方もいらっしゃったんじゃありませんか。
私なんか海外に行くたんびに
いろんな体験をしています。
一度なんか、
あわやという目に会ったんですよ。
それは、
ブラジルのレシーフェという町でのこと。
一緒に行った仲間とレストランで
食事をしていた時、
地元の?女の子たちがいたのですが、
一緒に飲もうということになって
我々のテーブルにやってきました。
ところが、
我々の中の一人が酔っぱらって、
女の子と喧嘩になってしまいました。
女の子たちは帰るといって、
タクシーに乗り込んだのですが、
どういうわけか一人の女の子が私の手を引いて
タクシーに引っ張り込みました。
強引に振り払えば振り払えないことはなかったのですが、
好奇心に負けてタクシーに乗り込んでしまいました。
これは無謀というほかない行為で、
言葉も良く分からない娘と
何処へ連れて行かれるか分からないのに、
一緒についていったんですね。
タクシーは全然知らないセントロ、
つまりダウンタウンに向っていました。
まあ、私に心の中では
タクシーでホテルに帰ればいいやっていう
軽い気持ちがあった事は否めません。
ところが、
タクシーに乗ってから
ドル紙幣しか持っていない事に気づき、
まずは両替をしなきゃって思いました。
特に当時はデフレが深刻化している時で、
最初にまとめて両替するよりも、
必要な時に必要なだけ両替するほうが得だったのです。
でもダウンタウンでは
現地のお金しか使えないんですよね。
ブラジルは日系人が多く、
サンパウロあたりでは
現地通貨のレアルだけでなく
外貨であるドルや円も使える所があります。
両替もホテルや銀行だけでなく、
あちこちに両替をする所があります。
そんな訳で、
ドル紙幣しか持っていなかった私は、
レシーフェのダウンタウンで両替する事にしました。
女の子に言うと、
分かったと言って連れていってくれたのが、
なんと地元の人しか行かないような食堂。
しかも満杯状態の店で、
日本人にとっては100ドル、
当時は円高で1ドル100円くらいでしたが、
1万円相当はそんなに大金だと思っていないので、
100ドルの両替を申し入れました。
両替は出来たのですが、
なんせまだクルゼーロの時代で、
100ドルで12000クルゼーロくらいあり、
ようは札束ですね。
受け取った瞬間に店の客の目が一斉に向いて、
立ち上がってきたんですね。
それこそワーという感じで…。
本来ならこんな場合、
身ぐるみはがされるか、
後をつけられて強盗に遭うのが関の山です。
あっと思った私はパニック状態になったのですが、
一緒にいた女の子が心得ていて
私のお金を少し取ると
パッとばらまいたんですね。
すると、そこにいた人たちはお金に群がって奪い合い状態に…。
その間に私たちは急いで逃走したから、
今何事も無く無事いられるのですね。
今考えてもぞっとする経験でした。
みなさんはそんなことがないように気をつけましょう。
ちなみに、
その女の子は非常に親切で、
日本からの移民の人の所へ連れて行ってくれたり、
わざわざ英語でやってる映画を探してくれたり、
最後はホテルまで送ってくれました。
今どうしてるかなあ。
ちょっと懐かしくて危なっかしい思い出です。