世界にはいくつの国があるかご存知ですか?
正解は195カ国です。
ただし、日本が国家として承認している国の数です。
北朝鮮など日本が国家として承認していない国は含まれていません。
ですので、実際にはもっと多くの国が存在しているのだと思います。
また、国連加盟国は193カ国で日本が承認している国と合致しているわけではありません。
日本が国家承認しているバチカンや南スーダン、クック諸島は国連未加盟ですが、
北朝鮮はれっきとした国連加盟国なんです。
そう考えてみるとまだまだ知らない国が存在しているのかもしれません。
今回からあいうえお順に世界の国々を紹介していきます。
ほんのさわりですので詳しく知りたい人はご自分でどうぞ。
インド共和国
<India, 91>
インドは、南アジアに位置し、インド亜大陸を占める連邦共和制国家です。
インドの歴史は古く、紀元前2500年頃のインダス文明に遡り、
仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教などの発祥地です。
1858年から始まる大英帝国の植民地支配から、
長い独立運動の末、1947年に独立を果たしました。
インドは有権者数約8億人を持つ世界最大の民主主義国家です。
国花は蓮、国樹はインド菩提樹、国獣はベンガルトラ、
国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウです。
インドは南アジア随一の面積と世界第2位の人口を持つ大国です。
12億人を超える国民は、多様な民族、言語、宗教によって構成されています。
連邦公用語はヒンディー語、
ほかにインド憲法で公認されている州の言語が21あります。
また、識字率は74.04%です。
中央政府とは別に各州に政府があり大臣がいます。
主な言語だけで15を超えるためインド政府が発行する紙幣には
17の言葉が印刷されています。
ヒンドゥー教徒が最も多く、カースト制度による差別は憲法で禁止されており、
都市部での影響は薄まっていますが、農村部では今でも影響は残っています。
インドの経済は、農業、工業、鉱業、IT産業と多種多様のサービスに富んでいます。
労働力人口の3分の2が直接あるいは間接的に農業で生計を立てている一方、
サービス業は急速に成長している部門で、
インドの経済に重要な役割を担うようになってきています。
IT時代の到来と英語を流暢に話す教育をされた多くの若者たちによりインドは、
アフターサービスや技術サポートの世界的な
アウトソーイングの重要なバックオフィスとなりつつあります。
インドはソフトウエアや金融サービスにおいて、
高度な熟練労働者の主要な輩出国となっています。
ほかの部門では製造業、製薬、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、
通信、造船、航空、観光、小売が高成長の兆しを見せています。
アジア開発銀行が2011年に発表した予想によれば、
インドの中間層が向こう15年間で人口の7割に達するとの見方もあります。
インド・ルピー通貨の発行はインド準備銀行が実施しています。
補助単位として「バイサ」があり、1ルピー=100バイサです。
面積:3,287,469㎢
人口:1,210,570,000人
首都:ニューデリー
言語:ヒンディー語、英語
民族:インド・アーリヤ族、ドラビダ族、モンゴロイド族等
通貨:インド・ルピー(INR)
時間帯:UTC+5:30
独立:1947年8月15日イギリスより独立
政体:共和制
大統領:プラナーブ・ムカジー
世界遺産:アジャンター石窟群(1983)
エローラ石窟群(1983)
アーグラ城塞(1983)
タージ・マハル(1983)
コナーラクのスーリヤ寺院(1984)
マハーバリプラムの建造物群(1984)
カジランガ国立公園(1985)
マナス野生動物保護区(1985)
ケオラデオ国立公園(1985)
ゴアの教会群と修道院群(1986)
カジュラーホーの建造物群(1986)
ハンピの建造物群(1986)
ファテープル・シークリー(1986)
パッタダカルの建造物群(1987)
エレファンタ石窟群(1987)
大チョーラ朝寺院群(1987・2004拡大)
知っているようで知らない国がいっぱいあります。
どんなところか想像するだけで楽しくなってきます。
興味がわいたら休みを取って旅行してみるのもいいかもしれません。
何も知らないで団体ツアーに参加するよりも、
興味を持った国に行ってみる方が何倍も楽しいと思います。
しかも、パックツアーはもうみんな知っていることばかりです。
自分だけの特別な旅をしてみたいと思いませんか?