10倍楽しむ為の旅no心得

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人の知らないちょっとしたアイデアや豆知識で
より快適な旅を。

リオのカーニバル最新情報

2007年10月24日 | お役立ち
鼓膜が破れんばかりの強烈なサンバのリズム、
目も眩むようなきらびやかな衣装、
趣向をこらした山車、
踊り狂う美女たち…。

人が揺れ、
町が揺れ、
大地が揺れると形容されるリオのカーニバルの語源は、
謝肉祭の肉を意味するCARNE.

もとはカトリックのお祭りからきていて、
今では夏の祭典として
4日間行われるブラジル最大のイベントです。

市内のサンバ学校「エスコーラ・デ・サンバ」の
舞踏チーム(1チーム3000~5000人)の中から選ばれ、
構成された18チームによって
マルケス・ジ・サプカイ通りの
サンボードロモ・カーニバル会場で競い合われます。

この際、
チームごとに
テーマ、衣装、振り付け、演出、音楽、隊列など
10の部門で審査が行われ、
栄誉を勝ち取った上位6チームが、
1週間後にまた同じ会場で優勝パレードを行います。

今回のパレードは、
2008年2月4日。

カーニバルのパレードに先立ち、
前日に
グロリアホテルの特設会場で
衣装コンテストが行われます。

豪華絢爛の衣装を着けた
チーム代表の踊り子たち男女20名が
大勢の審査員の前を1人づつ進むたびに、
会場からはどよめきと溜息がもれます。

1963年頃から始まったこの審査光景は、
生中継されています。

この会場となるグロリアホテル、
リオでは超有名で、
五つ星ホテルというのはもちろん、
VIPが利用するホテルです。
関係者以外で
衣装コンテストが見物できるのは
このホテルの宿泊者だけです。

このカーニバルの時期、
当然ながらリオの町は観光客で数十倍に膨れ上がります。

グロリアホテルはもちろん
他のホテルも予約を入れるのは至難の業です。

それでも行ってみたいという方、
ブラジル旅行社で
グロリアホテルホテルに泊まって
特別観覧席でカーニバルを見物できるツアーを
扱っています。

しかも、
ちょっと滑稽ですが、
希望者には衣装を着てカーニバルに参加できるという
特典までついています。

詳しくはコチラ
 http://www.brasil.co.jp

まだ、ホームページには掲載されていないかもしれませんが
8日間で460,000円だそうです。

まあ、一度は行ってみると分かりますが、
リオの町中が
裏の路地の隅っこ人までが
その時ばかりは
サンバを踊り狂っています。

特に夕方から朝にかけて
町中大騒ぎ、
午前中は静かです。
みんな眠っていますから。

こんな町を挙げてのばか騒ぎを
私は心から敬愛し、
こんな事にエネルギーを使い果たす国民が
大好きなのです。

ブラジルに行こう!その1

2007年10月15日 | 海外旅行
ブラジルは時間が止まっている国。
ここでは、人々は何が起ころうと決して走らないし、
あわてることもなく、
のんびり暮らしをエンジョイしています。
今日できなければ明日…
このおおらかさに
なんとも言えないすばらしい魅力があるのです。

ブラジルに何度も行く人は決して急がないし、
あわてません。
イライラ腹を立てていては、
ブラジルの旅は満喫できません。

リオやサンパウロは、
四季の区別があまりはっきりせず、
6月から8月が冬、
12月から2月にかけてが夏です。
サンパウロの冬はカーディガン、
夏は半袖が適当でしょう。
アマゾン地方は年中半袖、
南部の冬は秋物のコートが必要です。

<勝手に選ぶお勧めスポット>
リオに行ったら、
ツアーでも必ず寄る
コルコバードの丘とポン・ジ・アスーカルは
はずせないでしょう。
標高700メートルのチジュカ山頂の展望台からの眺めは、
リオの街が一望のもとに広がります。

その他には、
カリオカ水道橋、カテドラル。
サッカーファンなら、
世界最大の収容人員13万人を誇る
マラカナン・サッカー場もはずせないところでしょう。

ビーチを満喫するなら、
コパカバーナ海岸と「イパネマの娘」で有名なイパネマ海岸。
超ビキニに身を包んだカリオカたちの肢体から
目が離せなくなること請け合いですよ。

ナイトライフを満喫するなら、
リオのカーニバル気分を気軽に味わえる
サンバショーでしょう。
派手な衣装に身を包んでサンバのリズムに合わせて踊る
まさにVIVA CARANABAL!

男性諸君には、
ナイトライフの楽しい方というのがあるのですが、
これはまたいつかということで。
ただし、
ブラジルのパブやバーに、
恋人や夫婦で行くと悲惨な結果を招く恐れがありますので
くれぐれもご注意を!

ここまでは、
ごく普通の観光ガイドですが、
本当のお勧めはここから。

☆ちょっと立ち寄ってみたいレストラン
「GAROTO IPANEMA」
イパネマ海岸の裏通りにある
古いレストラン「ガロータ・イパネマ」は、
かつて日本でもヒットしたボサノバの曲
「イパネマの娘」が生まれた店です。
作曲者はレストランのテーブルに座り、
道行くカリオカ(リオっ子)たちを眺めながら
作曲したと言われています。
店内には、
当時を偲ぶ品々や写真があります。
楽譜の一部をプリントしたオリジナルTシャツも売っています。
コパカバーナ海岸からタクシーで5分くらいです。

☆金色の猿ゴールデン・ライオン・タマリン
リオの街から車で2時間。
そこは熱帯雨林で、
黄金の猿と言われる、
ゴールデン・ライオン・タマリンが
生息する保護区と資料館があります。
世界でここブラジル南西部にしか生息していない
珍しい動物で、
稀少動物として保護されています。
体長30センチ前後、
高い木などに止まっているのが見られます。

☆是非食べたい料理とお酒
ブラジルの代表料理といえば
「シュラスコ」
豪快な焼き肉料理で、
10種類くらいの肉を
お客の目の前で好みどおりに切ってくれます。
サラダバーは種類の多いのにびっくりするでしょう。
お酒は、
「カイピリンニャ」
佐藤キビから作られる地酒のカクテルで
シュラスコにはよく合います。
ショッピという生ビールもあります。

まだまだ紹介できないくらい大量の情報はありますが、
今回はこの辺で。
次回は北の街サルバドール、マナウスを紹介。

大河アマゾンの不思議な現象

2007年10月01日 | 一般知識
全長6400kmにも達する大河アマゾン、
この川で有名なのは、
ピラニアにアナコンダ。

この広大な流域面積を持った川には
不思議がいっぱいあります。

そもそも、大河アマゾンの源流は、
ペルーアンデスのミスミ山5567m、
場所はクスコの南西200kmのコポラケようです。

南米大陸を南北に貫くアンデス山脈の東斜面に降った大量の雨水は、
アプリマック川やウカヤ川となって北に流れ、
イキトス付近でアマゾン川の支流ソリモンエス川になります。
そして河口から1400kmのマナウス付近で
ベネズエラやコロンビアから流れてきたネグロ川と合流し
大河アマゾンとなるのです。

マナウスの合流地点では土砂を多く含んだ黄土色のソリモンエス川と
酸性度の強い黒色のネグロ川が
混じり合うことなく延々10kmにもわたって流れているのが見られます。

この合流地点流域を、
見学するオプションもありあす。
マナウスに行ったら、
港から出ている遊覧船か
チャーター便で見に行く事をお勧めします。