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世界196カ国制覇<10>

2016年01月18日 | 一般知識

世界にはいくつの国があるかご存知ですか?

正解は195カ国です。

ただし、日本が国家として承認している国の数です。

北朝鮮など日本が国家として承認していない国は含まれていません。

ですので、実際にはもっと多くの国が存在しているのだと思います。

また、国連加盟国は193カ国で日本が承認している国と合致しているわけではありません。

日本が国家承認しているバチカンや南スーダン、クック諸島は国連未加盟ですが、

北朝鮮はれっきとした国連加盟国なんです。

そう考えてみるとまだまだ知らない国が存在しているのかもしれません。

 

今回からあいうえお順に世界の国々を紹介していきます。

ほんのさわりですので詳しく知りたい人はご自分でどうぞ。

 

 

イタリア共和国<Italy, 39>

 

 

イタリアは、ヨーロッパにおける単一議会制共和国です。

総面積は301,338平方キロで、

イタリアではlo Stivale(ブーツ)と称される国の形により、

大部分は温帯に属しています。

人口は6100万人でヨーロッパ第5位です。

イタリアは非常に高度な先進国であり、ユーロ圏では第3位、

世界で第8位の経済大国です。

現在のイタリアに相当する地域には、

エトルリア人、マグナ・グラエキア人およびその他の文化が栄え、

何世紀にも渡って西洋文明の主要な政治および宗教の中心地、

すなわちローマ帝国及びキリスト教の首都であり続けた

古代ローマにより併合されたのです。

暗黒時代、イタリア半島は未開民族による悲惨な侵略に直面しましたが、

11世紀初頭頃、多数のイタリア都市国家が海運業、

商業、銀行業で大いに繁栄を得ました。

現在の資本主義は中世イタリアを起源としているのです。

特にルネッサンス期、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ガリレオ、

ミケランジェロ、マキャンヴェッリのような学者、

芸術家、博学者を生み出しイタリア文化は繁栄しました。

マルコ・ポーロ、コロンブス、ヴェスプッチ、ヴェラッツァーノのような探検家は、

極東及び新世界への新航路を発見し、

ヨーロッパの大航海時代における先導に一役を買いました。

しかし、中世後半にはイタリアは多くの戦争国家に分裂し、

後にフランス、スペイン、オーストリアのようなヨーロッパ列強の犠牲になったのです。

 

第2次及び第3次イタリア独立戦争により、

1859年から1866年までの間に現在のイタリアの大部分の統一がもたらされました。

19世紀後半から20世紀前半まで新たなイタリア王国は急速に工業化し、

植民地帝国を獲得して列強になったのです。

しかし、イタリア南部及び農村部の大部分が工業化から除外され

大規模かつ影響力の大きな離散を巻き起こしました。

第一次世界大戦の勝利にもかかわらず、

1922年のファシスト独裁の設立に好都合な経済危機及び

社会的混乱に突入していくのです。

後の第二次世界大戦への枢軸国側での参加は、軍事的敗北、

経済的破壊、内戦に終わりました。

その後の数年間で君主制を撤廃し、民主主義を回復し、

長期の及ぶ好景気を享受したことにより、

1990年までに世界で最も発展を遂げた国のひとつになり、

世界第5位の経済大国となったのです。

 

イタリアは世界的な軍事、文化、外交において大きな役割を果たし、

主要な地域大国であると考えられています。

欧州連合の原加盟国及び指導国であり、

国連、NATO、OECD、OSCE、DAC、WTO、G4、G6、G7、G8、G10、G20、

地中海連合、ラテン連合、欧州評議会、中欧イニシアティブ、アジア欧州会合、

コンセンサス連合を含む多くの国際機関の加盟国です。

 

 

 面積:301,338㎢

 人口:6,080,000人

 首都:ローマ

 言語:イタリア語

 通貨:ユーロ(EUR)

 時間帯:UTC+1

 共和制移行:1946年6月2日

 政体:共和制

 大統領:セルジョ・マッタレッラ

 世界遺産:ヴァルカモニカの岩絵群(1979)

       

      ローマ歴史地区、

        教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂(1980)

       

      レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がある

        サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院(1980)

       

      フィレンツェ歴史地区(1982)

       

      ヴェネツィアとその潟(1987)

       

      ピサのドゥオモ広場(1987)

       

      サン・ジミニャーノ歴史地区(1990)

       

      マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園(1993)

       

      ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオのヴィッラ(1994)

       

      シエーナ歴史地区(1995)

       

      ナポリ歴史地区(1995)

       

      クレスピ・ダッダ(1995)

       

      フェラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯(1995)

       

      デル・モンテ城(1996)

       

      アルベロベッロのトゥルッリ(1996)

       

      ラヴェンナの初期キリスト教建築物群(1996)

       

 

知っているようで知らない国がいっぱいあります。

どんなところか想像するだけで楽しくなってきます。

興味がわいたら休みを取って旅行してみるのもいいかもしれません。

何も知らないで団体ツアーに参加するよりも、

興味を持った国に行ってみる方が何倍も楽しいと思います。

しかも、パックツアーはもうみんな知っていることばかりです。

自分だけの特別な旅をしてみたいと思いませんか?