10倍楽しむ為の旅no心得

海外・国内問わず、旅は楽しいもの。
人の知らないちょっとしたアイデアや豆知識で
より快適な旅を。

トイレを探したことがありますか?

2009年08月24日 | お役立ち
海外旅行中、
トイレ探しで悩んだことはありませんか?
お腹がすいたとかのどが乾いたというのは我慢できます。
でも、トイレだけは我慢できません。
ましてや下痢にでもなった目も当てられません。

公園や駅の公衆トイレは、
汚くて治安が良くないのは世界の常識です。
ニューヨークなどでは、
治安や安全のために公衆トイレは減少の傾向にあるそうです。
従って、
市街地の公衆トイレの絶対数が少なく、
汚くて怖いことからも公衆トイレを
探し求めることは得策ではありません。

外国でのトイレ探しは、
高級ホテル、レストラン、カフェ、デパート、
ドライブインですると心得ましょう。
特にダウンタウンでは、
高級ホテルやカフェのトイレを利用することが基本です。

カフェでは、
コーヒーブレイクかミネラルウォーターなどを
買いながら利用すると恥ずかしくないですよ。
あせらない一番の方法は
早めにトイレは済ませていくことです。

また、トイレ利用はパートナーを伴って
行くことをお勧めします。
何かの時に防犯にもなるし、
ドアをコインで開けるトイレや、
カフェで鍵を借りるトイレなど分かりにくいものがあるからです。

外国では呼び名や性別表示も日本と違います。
英語圏では男性用はMenとかGentlemen、
女性用はWomenもしくはLadiesとなっています。

ところがフランス語圏では、
男性=Hommes/Messieurs、女性=Femmes/Damess
イタリア語圏
男性=Uomini/Signori、女性=Donne/Signore
ドイツ語圏
男性=Herren、女性=Damen
スペイン語圏
男性=Hombres/Caballeros、女性=Mujeres/Damas
こんな具合です。みなさんご存知でしたか。

日本人はトイレは無料だと思っていますが、
外国ではチップを必要とする有料トイレをよく見かけます。
トイレ管理をするチップ係のおばさんがいるトイレ、
チップの受け皿だけ置いてあるトイレ、
コインでドアが自動開閉するトイレなどがあります。

こんな時のために、外国で外出する時は、
トイレチップの小銭を持って外出することが不可欠です。
概ね、英語圏で1ドル、
ユーロ圏では25~50ユーロセントが目安です。
また、管理人のいる有料トイレでは釣銭を貰うことも可能です。

有料トイレでこんな経験もあります。
ペルーのマチュピチュの入口にある有料トイレでは、
親切にも?何も言わなくても領収書をくれます。
世界中を探しても領収書をくれるトイレはここだけではないでしょうか。
でも、貰うのはいいのですが、
一体何に使うのでしょうね?

他にも面白いトイレがあります。
パリの凱旋門を臨むシャンゼリゼ通りを中心にある
ボックス型の公衆トイレ「Sanisette」通称エスカルゴは
入って15分経過すると
トイレの内面のノズルから水洗水が噴射され、
ボックス全体を洗浄します。
あまり長居をすると全身が水浸しになりますので注意してください。
でも、清潔で安全なトイレではありますからお勧めです。

海外への食べ物の持ち込み大丈夫ですか?

2009年08月10日 | 一般知識
旅行に行くとき、
日本人って結構食べ物を持っていくんですよね。
昔は腹痛をおこした時の為に梅干しとか、
朝はやっぱりみそ汁だってんで
インスタントみそ汁を持っていったり、
最近の人だとカップラーメンとかするめとか多いんですよ。

笑い話があります。
外国のホテルで日本人が朝食にテーブルにつくと
ウエイターがやってきてホットウォータープリーズって
言うんです。
コーヒーなら分かりますがお湯じゃあねえ…。
お湯をどうするのって聞くと、
日本人は朝食の時、みんなお湯をくれって言うから…って
気を利かせてくれたんですね。
つまり、いかに多くの日本人が朝食にみそ汁を飲むか、
みそ汁なるものを知らない外国人にも
日本人はお湯だけ頼んで変なものを飲むって分かっているんですね。

まあ、そんな日本人ですから、
海外に行く時はいろんなものを持っていきます。
ただ海外に食べ物を持っていく場合、
申告なしで持ち込みがバレると結構面倒になります。

例えば、アメリカへ行く場合、
税関申告書の「食品を持ち込んでいますか?」の質問に対して、
「いいえ」(No)にチェックして申告した場合、
食品持ち込みが発覚すると一品目につき$500の罰金が課せられます。
「はい」(Yes)にしておけば
検査対象になりますが課税されることはありません。

「はい」(Yes)にチェックし、
検査され持込禁止品として指摘された場合、
その食品は没収されますが罰金が課されることはありません。
また、調味料など成分が分かりにくいものは、
英語の成分表を用意しておくといいでしょう。
スーツケースに隠し持っていても
検疫物探知犬により発覚することもあります。

アメリカにおける持込禁止食品は
1)生肉・肉製品の缶詰類
2)乾燥肉製品類
3)牛肉エキスを含んだ製品類
     …カップラーメン・スープ・ポテトチップスなど
4)生の動植物類
5)種子やナッツ類
6)生の果物や野菜類

なお、果物の缶詰、
魚などの海産物(海草・干物・乾物・練物・ソーセージなど)
および米(精米)は対象外で持ち込み可能です。

オーストラリアどうでしょう。
「いいえ」(No)で申告した場合、
発覚すると一品目につき$200の罰金が課せられます。
あとはアメリカと似たようなものです。

ちなみにオーストラリアの持込禁止食品は…、
1)卵および卵製品類
 (マヨネーズ・親子丼・中華丼・エッグヌードル・スープなど)
2)乳製品を10%以上含む製品類
 (スープ・マカロニ・ヨーグルト・カルピス・チーズなど)
3)動物の肉製品類
 (生・乾燥・冷凍・薫製・塩漬け・サラミ・ソーセージなど)
4)肉エキスを含んだ製品類
 (チャーハンの素・ソーセージ・ラード・即席麺など)
5)生の植物類・種子・ナッツ類
6)生の果物や野菜類

なお、同伴乳幼児用の粉ミルクやニュージーランド産の乳製品は
持ち込みを許可されています。