10倍楽しむ為の旅no心得

海外・国内問わず、旅は楽しいもの。
人の知らないちょっとしたアイデアや豆知識で
より快適な旅を。

国際電話をかけられますか?

2009年04月20日 | 一般知識
最近は海外携帯電話が普及し、
双方向電話通話ができます。
日本にいる時のように、
旅行者に対し、
自由に何時でも何処にでも
通話できるようになりました。

しかし、
電池が切れたり、圏外だったら、
それにまだまだ国によっては、
海外携帯電話が使用できない所もあります。

そんな時、
あなたは国際電話をかけられますか?

通常、
世界の国々や地域のホテルや公衆電話から
ダイヤル直通で電話することができます。
ホテルや公衆電話からダイヤルする時、
例えば、
東京(03-1234-5678)に電話する場合、
次の手順になります。

(1)国際電話識別番号
(2)日本の国番号(81)
(3)市外局番の0をとった番号(3)
(4)相手の電話番号(1234-5678)
となります。

主な国番号・国際電話識別番号は、
  国名    国番号   国際識別番号
  日本     81     001他
 アメリカ    1      011
 カナダ     1      011
 ハワイ     1      011
 ギリシャ    30     00
 オランダ    31     00
 ベルギー    32     00
 フランス    33     00
 スペイン    34     00
 イタリア    39     00
 イギリス    44     00
スウェーデン   46     00
 ドイツ     49     00
 マレーシア   60     00
オーストラリア  61     0011
 フィリピン   63     00
ニュージーランド 64     00
  タイ     66     001
 大韓民国    82     001,002
  中国     86     00
  香港     852     001
  台湾     556     002
などとなっています。

これを元にアメリカから日本にかける場合は、
011-81-3-1234-5678となり、
フランスからだと
00-81-3-1234-5678となります。

ついでに、
世界の国々や地域から封書やはがきを送付するときは、
日本語で宛名を書き、
赤字で目立つように「Air Mail to JAPAN」と
付け加えればOKです。
発送するときは、
ホテルのフロントに頼む事は止め、
フロントで切手(Stamp)を買って
自分で投函するのが確実です。
ホテルのフロントに頼んだにも拘らず
配達されなかったことをよく耳にします。

こんなの携帯電話があれば関係ないとか、
メールを送るから大丈夫なんて思っていると、
思わぬ所で困った事になります。
新しいものはおおいに利用し、
いざという時の為に基本を覚えておきましょう。

目的・用途に合わせた旅行を!

2009年04月06日 | 海外旅行
少し寒の戻りがありましたが、
春らしい小春日和になってきました。

高速道路の割引も順調で、
土日に出かける人も多いようです。
ただ、土日限定、乗用車のみ、2年間だけという
制約にはちょっと疑問を感じます。

海外旅行も円高の今は絶好のチャンスで、
近場の韓国などがブームとなっているようです。

海外旅行に行こうと思って、
パンフレットなどを見るとあまりの種類の多さに
どれを選んでいいのか迷ってしまうのは
私だけでしょうか?

よくパンフレットを見ると、
いくつかの種類がある事に気づきます。
「募集型企画旅行」「受注型企画旅行」「手配旅行」の
3つに分類されています。
これは旅行業法および旅行業約款に基づいて分類され、
「募集型企画旅行」および「受注型企画旅行」には、
事故トラブルに伴う死亡保障金を支払う「特別補償」と
旅行内容変更に伴う補償金を支払う「旅程補償」などの
賠償責任補償があることが特徴です。

では、「募集型企画旅行」とはどういうものかというと、
旅行会社があらかじめ独自に企画、
コースや日程や行程および旅行代金などを表示して
広く公に海外ツアーへの参加者を募集する旅行のことです。
海外パッケージツアーや海外フリーツアーなどが
この範疇に入ります。

「受注型企画旅行」とは、
旅行会社がユーザーの依頼により個別に企画、
コースや日程や行程および旅行代金を決定する旅行のことです。
個人旅行や修学旅行がこの範疇に入ります。

「手配旅行」とは、
旅行会社がユーザーの依頼により、
航空券や鉄道およびホテルなどを手配する旅行のことです。
個人旅行やビジネス出張などの
チケットやホテルの予約・手配がこの範疇に入ります。

これら旅行の目的や用途によって使い分けていきます。

一般にみなさんが行かれる海外ツアーは、
「募集型企画旅行」がほとんどだと思います。

ところが、この「募集型企画旅行」は、
旅行社の人に言わせるとあまりお勧めはできないようです。
本当は、のんびりゆったりと企画したいようですが、
観光地や見どころをぎっしり詰めないと納得しないし、
日程が長いと休みが取れないし、
料金が高いとこれまたお客が来ない、
という事情から、
短い日程でスケジュールを詰め込み、
安くする為にタイアップを図る努力をしているのです。

だから、
パリ旅行でルーブル美術館へ行っても、
モナリザしか見ていないとか、
へたすると何処に行ったかも分からないしまつです。

通常、旅行とは日頃の疲れを癒すもので、
2日で1都市ぐらいがちょうどで、
しかも午前観光、午後自由行動、
若しくは初日観光、2日目は自由行動だと
疲れず観光できます。

今のツアーだと、
早朝出発、深夜到着、
しかもその忙しいスケジュールを縫って、
行かなくてもいい土産物屋に寄らなければなりません。
これは日本人の考え方が、
せっかく行ったのだからより多く、
すばやく見ればいいという、
私に言わせれば写真を撮ればいいという、
行った証拠さえ残せればいいという、
浅はかな発想のように思えてなりません。

何処の町でも素晴らしいものはあります。
しかし通りすがりでは何も分かりません。
せめて雰囲気だけでも充分に楽しみたいものです。

土産物屋にはツアー中1回行けば充分であり、
ガイドの余計な説明は不要です。
短い旅行中に日本食は要りません。
例えば市場に行ったら、
この場所に何時に集合、それまで自由行動。
美術館も遺跡も国立公園もビーチも
それでいいのです。
ガイドは目的地に行くまでの案内役であればいいし、
目的地に着けば、
あとは皆さんでどうぞ、
お好きなように過ごしてくださいって、
そうすれば自分で考え行動し、
記憶にも残るし、貴重な体験もできます。
そんなふうに思いませんか?
私はそんなツアーが出来る事を期待しています。