10倍楽しむ為の旅no心得

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盗難・紛失にあったらどうしますか?

2010年01月25日 | 一般知識
海外旅行中に盗難や紛失のあったら
あなたは適切な対応ができますか?

たいした物でなければ、
あきらめれば済むことですが、
もし、パスポートだったり、
現金・トラベラーズチェック・クレジットカード・航空券だったら
大変ですよね。

こんな時、どうすればいいかを知っていないと、
無一文で日本にも帰れないってことになるかもしれません。

まあ、そんなことはないですけどね(笑)

まずは日本と同じですね。
地域の警察(ツーリストポリス)に届けでます。
そこでパスポートのの再発給や
海外旅行保険の保険金請求の時に必要となる
「盗難・紛失届出証明書」や「ポリスレポート」を申請します。

また、クレジットカードの不正使用を回避するために、
速やかにカード会社に対しカードの無効手続きをします。

これらのことを単独で行うというのは、
慣れない外国でもあり不可能に近いでしょう。
ホテルでの盗難や紛失であれば、
ホテルのフロントにあるツアーデスクに相談するか、
日本大使館または領事館に連絡すると
まず何をすべきか、どこへ行けばいいか教えてくれます。

盗難・紛失にあった場合の対応策をまとめておきます。

パスポートの場合
日本大使館か領事館に連絡し、パスポートの再発給の申請をし受領する。
また帰国のための渡航書の申請と受領も合わせてします。
事前の対応策としては写真2枚と旅券のコピーを用意しておくと、
盗難パスポートの再発給が円滑にできます。
帰国の為の渡航書も同じことが言えます。

トラベラーズチェックの場合
トラベラーズチェック会社に連絡し再発行申請と受領をします。
事前対応策として、ホルダーズサインを励行しておくと
盗難トラベラーズチェックの悪用防止になり、
使用済番号をメモしておくことによって、
再発行がスムーズに行えます。

クレジットカードの場合
クレジットカード会社に連絡し無効手続きと再発行申請をし受領します。
事前の対応策としては、番号・有効期限をメモしておくことで、
無効手続きと再発行がスムーズに行えます。

航空券の場合
航空会社に連絡し、航空券の再発行申請または再購入をします。
事前の対応策としては、航空券のコピーや購入先をメモしておくことで
航空券の再発行がスムーズに行えます。

携行品の場合
ホテル・駅・美術館など訪れたところに連絡してみる。
ない場合は警察で盗難・紛失証明書の発行申請をし受領する。
事前の対応策としては、海外旅行保険に加入しておくことで、
携行品損害金の補償が受けられます。

現金の場合
現金の場合は基本的にあきらめるしかないでしょう。
まず戻ってこないと思うべきです。
盗難とか紛失にあった場合に被害を少なくする方法として、
多くの現金を持っていかないことと分散所持することで、
現金の盗難からのリスクが少なくなります。

以上のように対応すれば最悪の事態は免れられます。
とはいえ、言葉の違う外国。
良いたいことが半分も言えるだろうかと不安のあなた、
大丈夫ですよ、
大使館も領事館もクレジット会社も航空会社も、
日本語に対応したスタッフをおいていますから、
日本語でお願いしますっていう言葉だけ覚えておきましょう。

もし早く日本へ帰りたい場合は、
日本大使館や領事館で「帰国の為の渡航書」を申請・取得すれば、
パスポートを申請するよりも早く帰国ができます。
この帰国の為の渡航書といのは、
日本への入国を特別に認める公文書なのです。
その発給を受けた国を出国して日本への入国するまでの途中、
第3国に入国することはできませんが、
航空便の経由乗継ぎは可能なのです。

まあ、どこの国でもお役所仕事はイライラするほど、
のんびりしていますが、
発展途上国に行けば行く程顕著に現れてきます。
たとえ日本の出張機関であっても
郷に入れば郷に従えとばかりに
あきれる程時間がかかります。
余裕のある方はいいのですが、
ない方は「帰国の為の渡航書」を覚えておいたほうがいいですよ。

海外での病気やけがはどうしますか?

2010年01月11日 | お役立ち
みなさん明けましておめでとうございます。
2010年最初の情報のお年玉ですよ。

海外旅行中に病気やけがをしたらあなたはどうしますか?
パッケージツアーなら添乗員が対応してくれますが、
個人旅行やフリーツアーの場合、
困ってしまいますよね。

まして言葉が堪能であればなんとかなるかもしれませんが、
カタコトの英語しかしゃべれなければどうしますか?
まだ英語圏ならいいのですが、
他の言葉だったらと思うとぞっとしますよね。

しかも欧米の医療費ってめちゃくちゃ高いって知ってますか?
日本の医療費って世界から見て
ものすごく安いんですよ。
だから病気でもない人が病院にいっぱい来ています。
そんでもって入院しなくてもいいような人が
いっぱい入院しています。
だから日本はベット数がたりないんですよ。

それに比べて特に欧米は医療費が高いから、
本当に必要な人しか来ません。
そのかわり病院では最高の治療を受けられます。

そんなことはおいといて、
ここからはパッケージツアーじゃない人が対象ですよ。
病気やけがをした時は、
まずホテルのスタッフに相談してみます。
病気やけがの状態によっては、
ホテルが契約している医師に診察してもらうことができます。
動けない程の場合は、救急車を呼んでもらいます。
ただし救急車も有料ですからそのつもりで。

もしホテルで対応してくれない場合は、
その国の日本大使館か総領事館に連絡します。
ここでは医療機関の情報や緊急移送のアドバイスをしてくれます。
海外に行った時は、
何かのトラブルが起こったら
まず大使館か総領事館に相談するといいですよ。
だから事前に連絡先を確認することを忘れずに。

まあ、ちょっとした病気やけがであれば、
その日のスケジュールをキャンセルして、
ホテルで安静にしていることをお勧めします。
無理をすると取り返しのつかない事になりますよ。

話は戻りますが、
欧米の医療費は高いといいましたが、
いつも無駄に払っているように思う
海外旅行保険がこの時ばかりは役に立つんですよ。

例えばですが、
病気や事故、テロとかに巻き込まれて死んだとしたら、
遺体を日本に運ぶのに幾らくらいかかるか知ってますか?
国が運んでくれる訳じゃないんですよ。
自費で数百万かかるそうです。
でも、保険に加入していると払ってくれるし、
入院費や治療費も後で請求すると戻ってくるんですよ。

海外では、というより日本でも、
絶対に何もないという保証はないですよね。
数千円で何かの時の保証をかけるか、
何かあったらしょうがないと思うか、
それは個人の自由ですけどね。

最後に海外旅行中の健康管理の心得
ひとつ、生ものは食べない。
ふたつ、生水は飲まない。
みっつ、飲みすぎない食べすぎない。
よっつ、体温調整を怠らない。
いつつ、無理な行動をしない。