10倍楽しむ為の旅no心得

海外・国内問わず、旅は楽しいもの。
人の知らないちょっとしたアイデアや豆知識で
より快適な旅を。

また上がるのオイルサーチャージ!

2008年06月30日 | 海外旅行
また、航空機のオイルサーチャージ(燃油)が
上がりますね。
去年の2倍位になると言われていますから、
旅行料金プラス南米で7万円位が必要になります。
これではいくら格安航空券を買っても、
結局は高い物になってしまいます。
原油が上がっているから仕方ないと言えばそれまでですが、
それを理由に値上げばかりしていると、
結局は損をすることが分からないのですかねえ?

平成15年以来の夏休みの海外旅行者の減少と
言われていますが、
単純計算でハワイへ1人20万円として、
オイルサーチャージが2万(片道)だったら、
家族四人で80万円で行けたものが、
88万円かかります。往復で96万円。
もっと人数が多くなったり、遠方へ行こうとしたら、
余分に15~20万円覚悟しなければなりません。

だから、今年は止めとこうということになります。

原油価格が下がることは当分望めそうにありません。
という事は、
まだ上がるという事です。
当然、オイルサーチャージも。

以前にも書きましたが、
2005年のJALの公式サイトで、
JALグループでは、昨今の世界的な航空燃油価格の高騰を受け、
2005年2月1日発券分より「燃油特別付加運賃」を設定し、
ご利用者の皆様にもその一部のご負担をお願いしております。
なお、燃油価格の変動により、
「燃油特別付加運賃」を改定、あるいは廃止します、
という告示が行われていますが、
これは解釈すると、
原油が上がる限り、付加運賃を頂戴しますよという、
告知に相違ありません。

現在の世界経済の動向から言って、
上がることはあっても、下がることはありません。
つまり、航空運賃の付加運賃が廃止されることは
不可能ということです。

それなら付加運賃という暫定的なものを止めて、
運賃として値上げすればいいようなものですが、
これだと値上げのニュースになって騒がれるし、
最初から運賃が高いと購買層が引いてしまいます。

だから、
航空運賃は安いんだよって見せといて、
でもね、原油が上がったから
乗る人の割当分だけ払ってねって
後で請求するんです。

普通はまあしょうがないかって払いますけど、
これって航空機会社の巧妙なワナですよ。

だってそうでしょう。
ハワイへ付加運賃が2万円かかったとして、
ジャンボに300人乗れば、600万円。
なんと往復で1200万円。
燃料費の高騰分にこんなにはいらないでしょう。
もとの運賃にも燃料代は含まれているのですから…。

じゃあ、何処が儲けているのか。
旅行代理店は安いツアーを出しています。
これは薄利多売の自転車操業です。
格安チケット屋も同じです。

この付加燃料費というのは、
旅行社や代理店に払うものではなく、
航空機会社に払うのですから。

つまり安い値段で航空券を旅行社に出して、
原油高騰を理由に
航空機会社が暴利をむさぼっているのです。

とは言っても、
旅行には行きたいし、
運賃が高いからと言って歩いていく訳にも行かないし、
ほんと困った世の中になりましたねえ。

まあ、見合った所へのんびりと
行くに限りますね。

格安ツアーって本当に安いの!

2008年06月16日 | 海外旅行
最近のツアーは安さだけが売りのものが多いですね。
例えば、
グアム3日間が39800円とか
バリ5日間が59800円とか…。

でも本当に安いの…疑問。

このような格安ツアーの共通点は、
午後便出発の午前便帰国が一般的です。

何故かと言えば、航空機会社が
利用客の少ない時間帯を安く売るからです。
その結果、グアム3日間で言えば、
近いとは言え、
1日目は夕方着いて3日目は午前中に帰国です。
せっかくの海外旅行が実質中1日です。
しかも、食事は付いていません。
これでも旅行社が儲かるということは、
実質原価は2万円といったところでしょうか?

これだったら、
国内の温泉にでも泊まっておいしい物を食べ、
ゆっくり温泉にでも浸かっているほうが
よっぽど良いと思いませんか?

だからと言って、
午前便出発の午後帰国、食事付なんて頼むと、
料金が倍以上、しかも来なくていい添乗員がついてくる。
おまけに行きたくもない土産物屋に連れて行かれるし、
団体行動でありきたりの所ばかりの観光、
深夜ホテルに着いて、早朝出発もざらですね。
これはもう旅行というより、強制移送ですね。

以前、パリのルーブル美術館に行った時、
私は個人なので自由に閲覧していたのですが、
館内に早足で歩く一団がやってきました。
ちらっと見て日本人観光客だなとわかりました。

どうするのかなと観察していると、
先頭のガイドさんについて、
モナリザのほほえみの部屋に入っていきます。
10分もするとまたガイドさんを
先頭に他の場所を目指して急ぎ足で去っていきました。

何が言いたいかというと、
日本のツアーは観光するんじゃなくて、
その場所へ行ったことが重要なんじゃないかと
疑いたくなるようなスケジュールで行動しています。

だってそうでしょう、
ルーブル美術館だって全部見るには最低3日かかると
言われているのに1時間くらいで
有名なものだけ見て帰るのですよ。
外国人が日本人ツアーをバカにしたのも
分かるような気がします。

こんな事を考える私みたいな人用?にあるのが、
ツアーを旅行社にオーダーするシステム。

どこの旅行社でもやってると思いますが、
行きたい所が決まっている人だったら、
旅専加盟の旅行社がお勧めですよ。

「旅専」というのは、
得意の地域や国を専門に扱う旅行社の連合会です。
行きたい国に合わせて旅行社を選べば、
その国の最新情報や旅のアドバイスなど
親切に教えてくれます。

でも、自分で計画するのは難しいのではと
考えている方、簡単ですよ。

ガイドブックで行きたい所をピックアップして、
総日数と予算、航空機会社が決まっていれば
指定すればいいだけです。

あとは、旅行社でスケジュールを組んでくれます。
ホテルランクも一応選んでくれます。
それをもとにあーでもないこーでもないと
詰めていけばいいのです。

もちろん、
現地での空港からホテルへの送迎もしてくれます。

ただし、出国・入国の手続きは自分でしなければなりません。

基本的に現地では自由行動ですが、
不安な人は半日ガイドとか
ホテルのオプションなんかを使うと便利です。

また、送迎の時にレストランは何処がいいかとか、
観光名所への行き方とか
基本情報を仕入れとけば、
自由行動も楽しいものになります。

自分で計画し、行きたい所だけを好きなだけ行く、
計画の段階からわくわくし、
旅を終えた時の達成感は格別です。
気の合う仲間がいればもっと最高ですよ。

世界三大瀑布は本物!

2008年06月02日 | 一般知識
前回、世界三大何とかって変じゃないっていいましたよね。

でも、納得できるものもあるんです。
世界三大瀑布ってご存知ですよね。

そう、言わずとも知れた、
ナイアガラの滝、イグアスに滝、そしてビクトリアの滝です。

実際に見てみないとその迫力は実感でいませんが、
世の中には何故か滝が好きな人がいます。

私もその一人ですが、
水が醸し出す圧倒的な迫力は、
体感から来る嗜好なんだと思います。

写真で見て、あああれかと思った方、
実際に見たことありませんね。

その規模、水量は想像を絶します。

ちなみに、
ナイアガラの滝は、
五大湖のエリー湖からオンタリオ湖に流れる
ナイアガラ川の途中にあります。
流れ落ちる水量は世界最大です。
カナダ滝とアメリカ滝の2つの滝からなる
ナイアガラの滝ですが、
とりわけカナダ滝は、高さ54m、幅670mの巨大な滝で
アメリカ滝の約10倍の水量を誇ります。

次に、イグアスの滝は
ブラジルとアルゼンチンとの国境をなす
イグアス川最下流部にかかる滝です。
最大落差約80m、滝幅4kmの中に
275の大小様々な滝が連なる大瀑布。

最後に、ビクトリアの滝は、
アフリカ南部を流れるザンベジ川の中流、
ザンビアとジンバブエの国境に位置します。
水量が多い雨季には、
一分間に5億リットルの水が落下します。
幅1700メートル、落差110メートル。
ビクトリアの滝の特徴は、
何十万年、何千年もの歳月をかけて上流に移動しており、
今なお徐々に移動していることです。

そして最後に、
世界の秘境ギアナ高地から流れ落ちる
エンジェル・フォールです。
ギアナ高地とは、ベネズエラ、ブラジル、ガイアナの
3国国境地帯に形成されたテーブルマウンテンで、
1000mにもおよぶ絶壁と数百メートルの亀裂で構成された
20億年前に形成された世界最古の地層です。
そのテーブルマウンテンに降った雨が、
絶壁から一気に噴き出し数百の滝を作ります。
落差979m、世界最長の落差を持つ
エンジェル・フォールもその一つです。
流れ落ちる滝は、地面に届く前に霧状になってしまう為、
滝壺はありません。

これらは正真正銘の世界三大瀑布、
いや世界四大瀑布です。

旅の目的に加えてみてはいかがですか。
ほんとうに凄いですよ。