10倍楽しむ為の旅no心得

海外・国内問わず、旅は楽しいもの。
人の知らないちょっとしたアイデアや豆知識で
より快適な旅を。

行き帰りの機内の過ごし方?

2009年02月23日 | お役立ち
海外旅行は楽しいものです。
でも、行き帰りの飛行機の中は退屈なものです。
あなたはどのように過ごしていますか?

近場であれば、
3~4時間ですむのでしょうが、
ヨーロッパなら10時間、
南米なら20時間を越えます。

ファーストやビジネスなら、
足も伸ばせるし、隣を気にすることもありません。
ですが、
ほとんどの旅行者はエコノミーです。
足も充分に伸ばせず、
閉鎖された空間にじっと耐えなければなりません。

こんな状況を如何に快適に過ごすかを考え、
私は三種の神器なるものを持参します。
それは、アイマスク、携帯用スリッパ、文庫本です。

ファーストやビジネスだったら、
アイマスクや携帯用スリッパは用意されていますので、
別に持っていく必要は無いのですが…。

アイマスクは言うまでもなく、
寝る時に便利です。
機内では、実に様々な光源があります。
普通に目を閉じてる程度では、
神経質な人でなくとも熟睡はかないません。

次に座席に何時間も腰掛けていると、
血液が下に下がり足がむくんできます。
特に革靴などを履いていると、
足が痛くなってくる程です。
靴を脱いで裸足でもいいのですが、
あまり綺麗とはいえませんので、
こんな時こそ、
携帯用のスリッパは便利です。

最後の文庫本は、
まあ退屈しのぎのアイテムですね。

先日もアメリカン航空に乗ったのですが、
昔は話題になった映画なんかをやっていて
結構楽しめたのですが、
今の飛行機は座席にそれぞれモニターがあり、
プログラムされている番組を選択して
見るようになっています。
もちろんゲームなんかもあるんですが、
そのつまらないことっていったら
よく乗客のみなさんが我慢していると思います。
こんな時のために文庫本は必要なんですね。

三種の神器プラス1として、
耳栓なんかも重宝しますよ。

あと、機内では必ず毛布を貰いましょう。
それと意外と楽なのが、
小さなまくらというかクッションが座席においてありますが、
これを腰に当てて座る方法です。
どうしても機内では腰が伸ばせないので、
体が固まって痛くなってきます。
腰に当てることによって
少しでも腰が伸ばせるんですね。

これらのことは、
私の勝手な旅行術ですが、
みなさんも独自に工夫をしてみると
より快適な旅行が出来るんじゃないですか。

パスポートの有効期間は大丈夫?

2009年02月09日 | 一般知識
円高の日々が続きますが、
我々海外旅行を趣味とする者にとって
非常にいい時期ですね。
不況で喘いでいらっしゃる企業の方に申し訳ないですが…。

こんな時期だから海外旅行へとお考えの方、
忘れがちなのがパスポートの有効期間です。
最近では10年という長期のものがあり、
いざ行こうとしたら、
期限切れとかあと数ヶ月しか無いということが
よくあります。
みなさんのパスポートは大丈夫ですか?

国によっては6ヵ月以上の有効期間がないと
ビザが降りない場合があります。

そこで今回はパスポートの取得及び更新の
手順と必要書類についておさらいをします。

まず申請場所は、
国内の場合は各都道府県の申請窓口、
国外の場合は各在外公館ですが、
今回は国内についてだけお教えします。

〔新規発給の場合〕
これは、始めての方、有効期間が切れた方、
紛失・盗難・焼失した方で
紛失届けと同時に申請されなかった方を言います。

この場合は、
1.一般旅券発給申請書1通
2.戸籍謄本又は抄本1通
3.住民票写し1通(ただし住民基本台帳ネットシステムの
運用を開始した都道府県の申請窓口で申請される方は原則不要)
4.写真(45ミリ×35ミリ)1葉
5.身元確認書類(運転免許証など)
6.未使用の郵便はがき1枚
※他には印鑑が必要な場合があるので用意してください。

〔切替発給の場合〕
残存有効期間が1年未満となった方です。
1.一般旅券発給申請書1通
2.住民票写し1通
3.写真(45ミリ×35ミリ)1葉
4.未使用の郵便はがき1枚
5.有効旅券(返却し失効処理をされます。残存有効期間は
新しい旅券の有効期間に加算されません)
6.戸籍謄本又は抄本1通
※他には印鑑が必要な場合があるので用意してください。

他に姓名や本籍の都道府県に変更があった場合や、
査証欄の余白がなくなった場合の増補などの
手続きがありますが、これは省略します。

次に申請手順は、
パスポート申請窓口で入手した一般旅券発給申請書に
必要事項を記入し、
前述した書類を添付し窓口に提出してください。

通常、申請から受領まで土日休日を除いて1週間程度かかります。
目安は申請時に提出した未使用の郵便はがきが
自宅に送られてきたら受け取り可能と判断してかまいません。

パスポートを受け取るときは、
本人が必ず交付(申請)窓口に行く事が条件です。
その時に以下の物が必要になります。

1.申請の時に渡された受理票(受領証)
2.手数料(必要額の収入印紙を受領票に添付する)
※収入印紙は交付窓口のある建物の中にあります)
※金額は、10年間有効な旅券の場合、16,000円
     5年間有効の旅券の場合、11,000円
     12歳未満で5年間有効の場合、6,000円
※20歳未満は5年間有効の旅券しか取得できません。
3.申請時に提出し、自宅に送られてきたはがき
以上でパスポートはあなたのものとなります。

ついでにあると便利な国際免許の取得方法もお教えします。

まず国際免許とは、日本が加盟しているジュネーブ条約に基づいて
各都道府県の公安委員会が発効するもので、条約の加盟国が
それぞれの国で発行された国際免許証を認め合うものです。

有効期間は1年間です。

国際免許証を取得するには、
各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センター、
運転免許試験場で国際免許の申請を行います。

申請にかかる費用は都道府県ごとに異なります。
ちなみに東京都の場合は2,650円です。

申請に必要なものは、
運転免許証、写真(縦5cm×横4cm)、パスポートなど
渡航を証明するもの。

免許センターや試験場の場合は即日発行が可能です。
ただし、警察署で発行を受ける場合は2週間程度かかる場合があります。

国際免許は簡単に取得できるのですが、
最初に書いたようにジュネーブ条約に加盟してる国でしか
使用できないということを覚えておいてください。

詳しくは書きませんが、
アジアは、韓国、タイ、シンガポールなど10ヵ国です。
ちなみに中国は入っていません。
中近東はトルコ、シリアなど7ヵ国。
大洋州はオーストラリア、ニュージーランドなど4ヵ国。
アフリカはエジプト、アルジェリアなど24ヵ国。
ヨーロッパはイギリス、フランス、ロシアなど33ヵ国。
※ドイツやスイスは入っていません。
北・中・南アメリカは、アメリカ、カナダ、ペルーなど15ヵ国。
※ブラジルやメキシコは入っていません。

以上のように使える国と使えない国がありますので、
取得する前に使えるかどうか確認が必要です。

どうですか分かりましたか。
旅行の形態によっても必要な場合とそうでない場合があります。
海外に行く前になって慌てないように、
下調べをし、たまにはパスポートの確認をしましょう!