10倍楽しむ為の旅no心得

海外・国内問わず、旅は楽しいもの。
人の知らないちょっとしたアイデアや豆知識で
より快適な旅を。

日本の100名城!~関東地方1~

2011年06月20日 | 国内旅行

日本100名城とは、財団法人日本城郭教会が2007年(平成19年)に迎える

設立40周年の記念事業の一環として、

2005年(平成17年)に日本国内の名城と呼ばれる城郭を公募したもので、

歴史や建築の専門家などにより、

観光地としての知名度や文化財や歴史上の重要性、

復元の正確性などを基準に審査の上選定、

2006年(平成18年)2月13日に発表したものです。

 

ちなみに、認定は4月6日「城の日」に行われました。

 

関東地方(14番~23番)

 

14番 水戸城

 

 水戸城

 

水戸城は、水戸市の中心部、

水戸駅の北側に隣接する丘陵に築城された連郭式平山城です。

北部を流れる那珂川と南部に広がっていた千波湖を天然に堰としていました。

本丸の西側に二の丸が配され、さらに西に三の丸が配され、

それぞれが空堀で仕切られていました。

また、城郭には石垣がなく、全て土塁と空堀で構成されていました。

徳川御三家の一つ「水戸徳川家」の居城であったにもかかわらず、

尾張藩の名古屋城、紀伊藩の和歌山城に比べるとかなり質素で、

防衛上の重要性がなかったためか城郭というよりは

むしろ政庁としての性格が強かったようです。

 

江戸時代の櫓は、二の丸に現在の茨城県立水戸第三高等学校と

茨城大学教育学部附属小学校・附属幼稚園にまたがる形で存在しました。

三の丸には藩校などがあり、本丸は主に倉庫として使用されていました。

本丸を中心として使用していたのは江戸氏の頃のようです。

天守は建造されず、3重5階建ての御三階櫓がありました。

 

御三階櫓は明治の解体を免れたが、太平洋戦争時の空襲で焼失し、

以後再建されていません。

城跡は二の丸・三の丸付近が整備され、土塁・空堀が現存しています。

また、三の丸には水戸藩藩校であった弘道館が現存しています。

また、薬医門は銅板葺に変更されたものの現存しており、

現在は旧本丸にある茨城県立水戸第一高等学校に移築されています。

 

現在の城跡は文教地区となっており、水戸一高の他、水戸三高、

水戸市立水戸第二中学校、水戸市立三の丸小学校、茨城大附属小.

幼稚園が建っています。

三の丸小学校は校門や塀、校舎の多くをレトロ調にしています。

 

本丸と二の丸、三の丸の間には堀があり橋が架けられていましたが、

明治期に二の丸と三の丸の間の堀は道路として、

本丸と二の丸の間の堀は鉄道として転用されました。

 

[所在地]

茨城県水戸市三の丸

 

[交通アクセス]

鉄道:JR常磐線「水戸」駅から徒歩約8分。

 

15番 足利氏館

 

 足利氏館

 

鑁阿寺(ばんなじ)は、栃木県足利市家富町にある真言宗大日派の本山です。

「足利氏宅跡(鑁阿寺)」として国の史跡に指定されています。

 

寺号は詳しくは「金剛山仁王院法華坊鑁阿寺」といいます。

鑁阿寺はもともと足利氏の館であり、

現在でも、四方に門を設け、寺の境内の周りには土塁と堀が巡っており、

鎌倉時代前後の武士の館の面影が残されています。

 

[所在地]

栃木県足利市家富町2220

 

[交通アクセス]

鉄道:JR両毛線「足利」駅から徒歩約10分。

   東武鉄道伊勢崎線「足利市」駅から徒歩約15分。

 

16番 箕輪城

 

 箕輪城

 

箕輪城は榛名白川によって削られた河岸段丘に

梯郭式に曲輪が配された平山城です。

城の西には榛名白川、南には榛名湖があり、両者が天然の堀を形成していました。城地は東西約500メートル、南北約1100メートル、

面積約47ヘクタールにおよぶ広大なものでした。

現在に残る遺構として、石垣・土塁・空堀の跡が認められます。

 

[所在地]

群馬県高崎市箕郷町西明屋ほか。

 

[交通アクセス]

鉄道:JR高崎線・上越新幹線「高崎」駅から群馬バス「箕郷」行きで約30分

   「箕郷本町」下車、徒歩約20分。

   高崎駅から群馬バス「伊香保温泉」行きで約30分

   「城山入口」下車、徒歩約5分。

 

17番 新田金山城

 

 新田金山城

 

新田金山城は、群馬県太田市のほぼ中央にそびえる標高235.8メートルの独立峰、

全山アカマツに覆われた金山に築かれた山城です。

別名「大田金山城」「金山城」。

 

現在は、本丸跡とされている地点に新田神社があります。

背後の斜面には石垣の一部が現存しており、往時の様子を現在に伝えています。

関東平野を一望に収めることができ、

西方は一段低くなっており「日ノ池」「月ノ池」があります。

西南には二の丸跡、三の丸跡と呼ばれる曲輪が残り、

これら曲輪につながる尾根群には堀切が設けられています。

また南曲輪には中島飛行機の創設者である中島知久平の胸像が建てられています。

 

[所在地]

群馬県太田市金山町40−98・長手町・東金井町。

 

[交通アクセス]

鉄道:東武伊勢崎線「大田」駅から徒歩約50分。

 

梅雨の鬱陶しい日が続きますが、

雨によって埃が抑えられ、梅雨の合間の晴れた日は清々しいものです。

そんな時、目的を持って出かけられることは大いなる楽しみになります。

全国に散在する名城旧跡を訪ねてみるのも一興かと思います。


日本の100名城!~東北地方3~

2011年06月07日 | 国内旅行

 

日本100名城とは、財団法人日本城郭教会が2007年(平成19年)に迎える

設立40周年の記念事業の一環として、

2005年(平成17年)に日本国内の名城と呼ばれる城郭を公募したもので、

歴史や建築の専門家などにより、

観光地としての知名度や文化財や歴史上の重要性、

復元の正確性などを基準に審査の上選定、

2006年(平成18年)2月13日に発表したものです。

 

ちなみに、認定は4月6日「城の日」に行われました。

 

今、巷でお城ブームが起こりつつあります。

そこで、今回から数回に渡って全国のお城をご紹介していきます。

 

今回は、

東北地方(4番~13番)の10番から13番までです。

 

10番 山形城

 

 山形城

 

山形城は山形県山形市霞城町にあった城です。

別名で霞城、霞ヶ城と呼ばれる。

 

おおよその基礎は、最上義光の時代に造られ、

鳥居忠政の時代に現在の形に整えられました。

江戸時代には山形藩の政庁が置かれました。

 

現在は、そのほとんどが失われ二の丸跡が霞城公園として残されています。

建造物では、大手南門が市内の万松寺山門として移築され現存しています。

また、市内八日町宝光院の本堂は御殿の建物を移築したものと言われています。

 

山形市は、本丸一文字門の枡形および高麗門、本丸土塀を復元する計画です。

しかしながら、本丸一文字門の写真資料、設計資料ともに残っていませんが、

本丸北不明門の設計資料は山形市内に現存しています。

 

[所在地]

山形県山形市霞城町3ほか

 

[交通アクセス]

鉄道:JR奥羽本線・山形新幹線「山形」駅西口から南門まで徒歩約8分。

   または東口から東大手門まで徒歩約12分。

 

11番 二本松城

 

 二本松城

 

二本松城は、福島県二本松市郭内にある平山城です。

別名、霞ヶ城・白旗城と呼ばれています。

 

二本松城は二本松市街地の北に位置し、麓の居館と

標高345mの「白旗が峰」に築かれた城郭からなる梯郭式の平山城です。

江戸時代は二本松藩主丹羽氏の居城となりました。

 

現在は「霞が城公園」として整備されており石垣と再建された箕輪門があります。

山上の本丸には天守台、石垣が近年になって再構築されました。

また、城の入口には二本松藩7代藩主・丹羽高寛が、

家臣で儒学者の岩井田昨非の献策により、

一夜のうちに自然石に藩政改革と綱紀粛正の指針を刻ませた「戒石銘碑」があり、

1935年に「旧二本松藩戒石銘碑」として国の史跡に指定されました。

 

城郭由来の建造物として、県指定文化財の茶亭「洗心亭」が、

明治時代城内に再移築され現存しています。

 

[所在地]

福島県二本松市郭内3丁目・4丁目

 

[交通アクセス]

鉄道:JR東北本線「二本松」駅から徒歩約20分で内城入口、

   入口から本丸まで徒歩約15分。

 

12番 会津若松城

 

 会津若松城

 

若松城は旧市街地の南端に位置し、郭内(武家屋敷)と町屋敷が外堀で隔てられ、

さらに郭内の内側に内濠を有する梯郭式の平山城です。

城跡は都市公園鶴ヶ城公園となっていて、

そのほとんどが国の史跡に指定されています。

史跡外の三の丸跡には陸上競技場、市営プールおよび福島県立博物館があります。

また、再建された天守は若松城天守閣郷土博物館として利用されています。

 

この若松城は、地元では一般的に鶴ヶ城といい、

地元以外では会津若松城と呼ばれることが多いそうです。

文献史上では黒川城、会津城とされることもあります。

国の史跡としては、若松城跡の名称で指定されています。

 

[所在地]

福島県会津若松市追手町1−1

 

[交通アクセス]

鉄道:JR会津若松駅より路線バス鶴ヶ城・飯盛山に乗車し「鶴ヶ城北口」下車。

   または、まちなか周遊バス「ハイカラさん」または「あかべえ」に乗車し、

   「鶴ヶ城北口」または「鶴ヶ城三の丸口」下車、徒歩約5分。

高速バス:仙台・福島・郡山・いわき・新潟・野沢の各線の

     起終点「鶴ヶ城・合同庁舎前」で下車、徒歩約10分。

 

13番 白河小峰城

 

 白河小峰城

 

白河小峰城は、福島県白河市にあった城です。

単に白河城とも小峰城ともいいます。

 

阿武隈川と谷津田川の間に位置する、小峰ヶ岡という丘陵にあった平山城です。

東北では珍しい総石垣造りの城で、

盛岡城、若松城とともに東北三名城のひとつに数えられています。

周辺は城山公園として整備され、

公園内には、結城氏や阿部氏に関する資料を展示した「白河集古苑」や

「白河バラ園」があります。

 

[所在地]

福島県白河市郭内

 

[交通アクセス]

鉄道:JR東北本線白河駅から徒歩約10分。

   JR東北新幹線、東北本線新白河駅から徒歩約40分。

 

これから暖かくなって出かける機会も多くなります。

そんな時、目的を持って出かけられることは大いなる楽しみになります。

全国に散在する名城旧跡を訪ねてみるのも一興かと思います。

 

============================

現代の私たちは複雑で多様化し過ぎた情報に翻弄され、

本当に必要なことや大切なことを見失いがちです。

 

健全な生活を送るにしてもあまりにも誤った情報が飛び交っています。

健康を手に入れるためにもっと知識を増やしませんか?

健康に興味のある方は

  「身体に良いことってなあんだ!」

 ⇒ http://kenkouhuman.seesaa.net/

 

日常の生活習慣病の対処法やサプリメント情報、話題の

ダイエットまで体の健康を考えたブロクです。