今回は、高橋P2(80年製)の初期のものです。セット鏡筒はセミアポ65ミリF7.7で、架台との塗装色を合わせていない最初期のものです。数年前に中古にて購入し、その後、工具レスにすべくP2用のグレードアップパーツに取替え、モータードライブは社外で福岡県の方が製作したものを取り付けております。
小さくともガッチリとした架台なので、鏡筒は10cmの反射、屈折等を取り付けての使用も多いです。 只、使い勝手に関しては小さすぎる所為か、極望も覗き辛く、又、各部のハンドル操作も決して快適では有りません。しかし、鏡筒をセットした状態でも持ち運びが容易なので、仕事の多忙な時期等(疲れておりますので)は随分と重宝しております。因みにモータードライブのコントローラーはV社製MD-6です。(2倍速、16倍速が使え、純正モーター装置より便利です)
桜材の綺麗な木目の三脚や、私たちの年代にはホッとするようなデザインと精密で頑丈な架台として、今後も長く使い続けたいお気に入りの架台です。 尚、鏡筒の方ですが、短焦点ながらアクロマート長焦点鏡と較べても収差補正等は凌ぐ程で、流石、セミアポだなと感心します。 短筒で軽量な為、他の6センチクラスの所有鏡筒と較べ使用頻度は高いです。
画像の自作ロングフードは観望時、必ず装着しております。