晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

完全に鳥撮りに移行かな・・

2020年12月09日 15時57分46秒 | 野鳥

星見への意欲はもう既に失せてしまい(午後9時頃には略就寝なので無理)今は天候などの様子を見ながらちょこちょこと範囲を町内に限っての鳥撮り。 以前のシステムでは防振機能が付いていないので歩留まりが悪く、思い切って防振装置の付いた軽量な300mm望遠(Nikon AF-S 300mm f/4E PF)を新品購入した。 このレンズは非常に軽量コンパクトで以前の300mmと較べて半分程の重量でサイズも二回り程小さく、神経痛で病んでいる我が老いた右腕には有難い。(カメラと合わせて1.7キロ弱である)

今後も長く続けるつもりなので、レンズの選定には少々迷ったが、自分の身体を鑑みてこれ以上のサイズ重量のものは以前の経験からして、使わなくなることは間違い無いので、決定には其れ程迷わなかった。

 

その以前の経験とは、今から三十年以上も前だが、時は当にフィルム時代の真っ只中。 野鳥写真に興味を持っていた私は、揃えるのに数年掛ったが当時エライ散財をして、300/2.8500/4800/5.6ジッツオ4型及び5型の三脚を車に積み込み、道内はもとより本州方面へ出掛けて撮影をしていた時期があった。(途中から神社仏閣へ興味が移行) 

此れだけを聞けば可成りのレベルに達しているベテランではと思われるやもしれないが、私の性格は先ず始めに道具有りきのタイプで、写真のセンスは全くのゼロ(これは私の写真を見た者は皆思っていたようだ)一応、弁解もさせてもらうが、当時はフィルム時代で今のように撮った場で直ぐに確認等出来る訳でもなく、私の常用していたフィルムはコダクローム(KR及びKL)で現像方法が外式なので道外依頼。撮影の結果(現像上がり)は一週間以上も経ってのことで、データーを取るにも面倒臭がりの自分には無理で、蓄積が出来辛く只々闇雲にシャッターを押していたので、大量のゴミ箱行きのフィルムを消費していた。KRなどはISO64なので、三脚を使わない状況では一脚を使用していてもブレブレの写真ばかりであった。(当時は略、一脚乃至三脚使用が基本であった) 

そんな中でも300/2.8に1.4倍のテレコンは軽快なことも有り歩留まりが良かった。 500/4は焦点距離から云っても野鳥撮影には丁度良く、フィルムをコダクローム64からプロビア100に換えてから歩留まりが徐々に良くなり、この3本のレンズの中で一番長く使った?(持っていた)レンズで、使用していた印象では悪くない感触であったが、やっぱり自分にはオーバーサイズと感じていた。今回の選定でも2年ほど前に出ている軽量な500/5.6pfと迷ったが、少しでも軽くコンパクトで持ち出しに億劫にならないだろうと云う事で300mmf/4pfに決めた。(焦点距離はテレコンで対応)

あと、800/5.6に関してだが、購入当初10回位使っただろうか、その後2年ほど所有していたが、重過ぎデカ過ぎで車のトランクの重しとして持ち歩くも、将来的にも使うことは無いと判断し、カメラ中古店で買い取って貰った。 今後、体力、筋力は落ちる一方なので、バズーカ砲レベル(概ね2キロ超)のレンズは絶対に手にすることは無いだろうし無理だと思う。 但し、Nikonで軽量な600/5.6pfを出したら如何だろう・・・(手を出しそうな気がする1.4倍のテレコンで840mmf8が手軽に使えるので)とこれは冗談。

300㍉は手軽だが、野鳥にはやはり焦点距離は如何しても不足。 そこで、テレコンにて光学的に伸ばすしかないと所有の1.4倍に+して1.7倍と2倍を中古で購入。 今のところどのテレコンも先ず先ず使えると判断している。私はパソコンモニター(32型)での鳥の色々な姿を鑑賞するのが最終形態なので、画質等は余り重視しておらずテレコンでの引き延ばしやトリミングでの画質低下にも寛容である。  テレコンでの作例は記事が長くなったので次回に。