晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

お天気は下り坂

2019年09月07日 22時10分46秒 | 天文ネタ

5日の夜のお天気予報は曇りであったが、風呂上りに空を見上げると晴れている。 急いで身支度をしてPODへと向かう。 直ぐにPODの屋根を開放してパソコンを立ち上げ、その数分後には観望開始である。 温度順応もヘッタクレも無くヘルクレス座α星(夏空では第一級の重星)、ρ星(等光に近く、伴星の水色が綺麗)κ星(変な表現だが重星らしいバランスを持っている)と立て続けに観望。 雲の到来が間近に迫っているのは間違い無いので慌ただしい。 そんな中、秋祭りのお囃子練習から帰って来た妻と次女が星を観たいとPODにやって来たので土星を入れて観せたが、又、土星かとブツブツ言いながら、でも凄いねと云って直ぐに帰ってゆく。(他を見せてもインパクトが・・・)

その後、いて座54番星(普通の重星)、時間的に高度が低くなり過ぎたBU245(大気状態が悪く、雲を通してなので伴星は未確認)を観るが、只、入れただけと云った内容。 転じて、アンドロメダ座γ星(全天でも一、ニの重星)π星59番星と観る。ここで、何時もの記念撮影をするが、今回は久々のSAMYANG 14mm f2.8を使用。

この頃になると、西空は可也雲に覆われ始めており、お開きにしようかとも思ったが、その前におひつじ座にいる天王星と水がめ座にいる海王星を久方振りに観る。天王星は入れた瞬間に面積体と分かるが、海王星は若干判りづらいが青緑色が目立つので見過ごすことは無い。おひつじ座に望遠鏡を向けたので、序に第一級の重星γ星ε星(この夜のシーイングでは微妙な見え方)と観るが、この頃では略、全天に雲が拡がっており、これを以てお開きとした。 20時10分から22時45分の星見。 使用アイピースは前回に続き今回もpentax XO2.5を対象天体全てで使用した。 購入してから十数年経ているが、XO5は随分と使用したが、此方は殆ど使ったことが無かった。ここ2回程使用してみたが、倍率の点で難しい場合も有るが、全然イケているというのが感想である。判別し辛い近接重星等ではコントラストの有る観え味が効果を発揮するようだ。 その他、使用アイピースはナグラーズーム3-6pentax XW3.5 nikon nav57.pentax XW10(導入用)である。