晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

一日中…三昧?

2012年02月27日 22時46分52秒 | 天文ネタ

224kanbou少し前の話を・・・、24日の日は朝から雲の切れ間が多く、太陽の観察を少しすることが出来た。 初めは家の中(ガラス窓越し)からフィールドスコープにて太陽面を観たり、コンデジでのコリメートを試みたりしていたが、家の中からでは埒があかないので(何の埒かは知らないが・・・)、外へと飛び出す。 機材は初披露となるカートン製60E屈折経緯台(口径60ミリ焦点距離700ミリ)である。 このフォーク式経緯台30年以上もこの趣味を続けている者にとっては、入門機としては最も馴染み深い形式のものと思う。(メーカーによってはヨーク式とも呼ぶところもあった) 私はもう一台同タイプのケプラー製6センチ屈経も所有しているが、『仕上げ及び作りも圧倒的にこのカートン製が上だ!』とは言っても優れた機材でもないが・・・。 その他、V社の古い6センチ、ペンタックス65EDフィールドスコープも出し機材だけは随分と賑やかに揃えて観望をした。 しかし、気流の状態は悪く、目立つ黒点数個は確認出来るが細部云々と云った状態ではなかった。と此処までが午前中。 さて午後からは鳥見に隣町迄出掛け、夕方までオオワシやらオジロワシ等の観察をした。夕方からは雲が殆ど消え去り少しガスがかっている空であったが、昼間の勢いを駆って夜も星見へと出動。 最初は画像の中央にあるフィールドスコープ(ニコンED82+ズーム接眼20~75倍)にて金星(今シーズン初)から木星、それに東天未だ低いが火星を観る。 しかし、フィールドスコープでは倍率を稼ぐことが出来ず、途中から昼間に使ったカートン6センチ屈経と交代し、尚又、追尾が面倒になり、このところの愛用機カートン製6センチ屈赤に換えて、2時間程の観望をする。殆ど、先に挙げた3つの惑星がメインであったが、二重星オリオン座ζ星(何とか分離)トラペジウムおおぐま座ミザールを見る。 暫く振りに見る欠けた金星が何となく新鮮に感じた。その他、木星(口径的に光量不足を酷く感じた)、火星は余に久しぶりなので表面仔細全く判らず・・・。 内容は兎も角、こんな感じで星、鳥見三昧の一日であった。