富士重工業(東京都新宿区、吉永泰之社長)は25日、2012年1~6月の全世界での自動車生産台数が37万7745台となり、過去最多となったと発表しました。昨年全面改良した新型インプレッサや、トヨタ自動車と共同開発した小型スポーツ車の販売が好調で生産台数を押し上げました。
国内生産は、登録車が26万1120台(昨年同期14万8049台)、軽自動車が1万8361台(同2万3159台)で、計27万9481台(同17万1208台)。震災の影響で低迷した昨年同期から63・2%の増産で、登録車の生産は過去最多となりました。海外生産も過去最多の9万8264台(同7万7409台)でした。
やはり、日本産業にとって自動車産業はまだまだリーディング産業ということなのでしょうか。家電産業との明暗が出てきてしまったという印象です。