日本経済新聞が主要30業種を対象にまとめた2012年7~9月期の産業天気図予測は、4~6月期と比較して「薄日」が1つ増え9業種となりました。
その業種は、「ネットサービス」、「旅行・ホテル」、「アミューズメント」、「通信」、「食品・飲料」、繊維・アパレル」、「自動車」、「産業・工作機械」、「コンビニエンスストア」です。
この業種を見ると、非製造業が景気を牽引していることがわかります。円高基調の中で当然といえば当然の結果かも知れません。
民間エコノミストの多くは2012年後半にも海外経済が落ち着きを取り戻し、日本の輸出は回復に向かうと見ています。内需産業が堅調のうちに、輸出産業が完全できることがキーとなると見ています。
産業天気図の業種動向は、実感として納得するデータだと思います。