前橋市は17日から、市の借金である市債残高の増減を秒刻みで表示する「借金時計」を市のホームページに公開しました。本年度当初と本年度末の市債残高の増減見込み額を基に、一般会計と全会計(特別会計などを含む)残高の増減を1秒ごとに更新し、銭単位まで表示しています。
国の財政状況は悪化の一途をたどっていますが、地方自治体も同様に状況にあります。今回の前橋市の「借金時計」公開は少しでも市財政状況を多くの市民に認識してもらうという目的なのだと思います。
ホームページには次のようなことが書かれています。引用です。
市民の皆さんが、ローンを組んで家を建てたり、車を購入するように、市も公共施設を整備する際に、「市債」という長期のローンを組んで施設の整備を行っています。毎年、ローンを返済していくことにより残高は減っていきますが、その一方で、新たな公共施設整備を行う際には、新たに借金をしています。この借金の額を毎年の返済額以内に抑制することで、借金残高を縮減するよう努力を続けています。この状況を皆さんへお知らせするものが、この借金時計です。
なお、平成23年度末の市全体(関連団体を含む)の借金残高は、約2,326億円です。
借金残高高は、2種類の表示ができます。
以上ですが、この2種類は、専門的で2つの違いを理解できる人がどれほどいるのでしょうか。企画はいいのですが、専門的な内容をもう少しわかりやすく解説してもらえればと思います。
というわけで、作家井上やすしの小説などを書く時のモットーを思い出しました。
「むずかしいものをやさしく、やさしいものをおもしろく、おもしろいものを深く」→間違った記憶かもしれませんが。